大人気レシピ「85℃ 健康・美容効果◎無水トマトチキンカレー」に続く、ビーフカレーレシピ。
低温調理でじっくり火入れをした究極の絶品カレー!
《材料》
☆4人分☆
・牛ばら肉 370g
・玉ねぎ(中サイズ) 3/4個(可食部150g)
・にんじん 1/2本(可食部60g。材料写真外)
・オリーブオイル 大さじ2
・塩 適量
・こしょう 適量
・おろししょうが 3g
・おろしにんにく 2g
<A>
・カレーパウダー 25g
・コリアンダー 小さじ1
・クミン 小さじ1
・ターメリック 小さじ1
・ガラムマサラ 小さじ1
・トマトケチャップ 30g
・中濃ソース 15g
・あらごしトマトソース 70g
・はちみつ 大さじ1
・塩麹(液体タイプ) 4g(肉の重量の1%)
・バター 20g
・コンソメスープ 100ml(コンソメ小さじ2、熱湯100ml)
・ローリエ 1枚
<仕上げ>
・お好みで焼き野菜、お新香など
■このレシピに使った製品
低温調理器 BONIQ
※詳しくはプロフィール欄をご覧ください。
※BONIQ 公式製品サイト:https://boniq.store/
(「ボニーク」で検索もOK)
《手順》
1 具材の下ごしらえ
にんじん、玉ねぎはみじん切りにする。牛ばらは一口大にカットする。
フライパンにオリーブオイルを熱し、おろししょうが、おろしにんにくを炒める。
にんにくの香りが立ってきたらにんじん、玉ねぎを入れて炒める。
野菜に火が通ったら牛ばらを入れて塩こしょうをふり、肉の表面に焼き色をつける。(身は焼かない)
2 ルーを作る
①のフライパンを弱火にし、<A>を加えて混ぜ合わせたら火を止める。
3 BONIQをセット
高温・長時間調理による水の蒸発で水位が下がり、BONIQの稼働停止や食材の加熱ムラの発生を防ぐため、上限水位最大の水量を用意する。
90℃ 5:00(5時間)に設定する。
4 フリーザーバッグに投入
フライパンの中身をフリーザーバッグに移し、コンソメスープ、ローリエを加える。
バッグを手で揉んで馴染ませる。
5 BONIQに投入
BONIQが設定温度に達したらフリーザーバッグを湯せんに入れながら、バッグ内に気泡が残らないようにしっかり空気を抜いて密封し、低温調理をする。
この時、バッグを完全に沈めて食材全体が湯せんに浸かるようにする。
(気泡が残っていたり食材全体が完全に浸かっていないと、熱が適切に伝わらず、加熱ムラが生じる。)
コンテナを使用する場合は保温ルーフで、鍋の場合はラップやアルミ箔で湯せんにカバーをして水位減少を防ぐ。
※フリーザーバッグの密封方法:https://youtu.be/N-t1ox7mox0
※BONIQ コンテナ、保温ルーフ、保温ジャケット:https://boniq.store/pages/bulkupcontainer (「ボニーク」で検索もOK)
6 仕上げ
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったらフリーザーバッグを取り出す。
皿にご飯を盛ってカレーをかけ、お好みで焼き野菜やお新香などを添えて、出来上がり。
《作る際のポイント》
牛もも肉やステーキ肉でも代用は可能ですが、部位によって設定温度が異なります。部位が同じ、過去のレシピを参考に設定してください。(BONIQ低温調理レシピサイトのカテゴリで肉の部位別にレシピを検索できます。「低温調理 加熱時間基準表」https://boniq.jp/pdf/ttguide.pdfも合わせてご参照ください。)
辛いのが苦手な方ははみちつの量を増やして辛さを調整してください。
《BONIQ栄養士による栄養アドバイス》
牛バラ肉は牛肉の中でも脂質の多い部位です。
牛バラ肉100gあたり371kcal、脂質が32.9gあるのに対し、牛肩ロース肉の皮下脂肪(脂身の厚い部分)が無い肉は100gあたり237kcal、脂質は17.1g、牛モモ肉は100gあたり132kcal、脂質は4.3gです。
今回使用した部位は牛バラ肉でしたが、よりヘルシーに脂質の摂取量を押さえたい場合は牛肉の他の部位で作ってみると良いです。
また、牛バラ肉でも脂身の少ない個体や、脂身を調理する前に切り落としてしまえば余分な脂質をカットすることができます。
他の栄養素で言うと、牛肉は豚肉や鶏肉に比べて亜鉛が豊富です。
亜鉛は味覚を正常に保つために働いている栄養素です。舌にある「味蕾」という味のセンサーを担っている細胞は、比較的早い周期で細胞が入れ替わります。亜鉛が不足すると、その細胞の入れ替わりが遅くなってしまい味をうまく脳に伝達できなくなってしまうのです。
亜鉛の量は先ほど述べた3部位の中では肩ロースが一番多く100g中5.8mg。二番目にモモ肉の100g中4.1mg、3番目にバラ肉の100g中3.0mgです。
亜鉛は成人男性で1日10mg、女性は8mgの摂取を推奨されているため、牛肉を約200g食べれば1日分の亜鉛を補給することができます。*
*厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」
https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000586553.pdf
《注意》
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細は下記URLから参照下さいませ。
【低温調理のルール〜6つのポイント〜】
https://boniq.jp/recipe/?p=19886
(「低温調理 ルール」で検索もOK)
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
【食中毒に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防】
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/index.html