食材2つ ⏰調理15分
冬になると食べたくなるさばの味噌煮。
一方で、「上手に作れなかった」という声も、しばしば耳にします。
そのほとんどが「臭くなってしまった」「味噌だれが薄いor濃い」というもの。おいしく作るためのポイントがあるので、解説していきます。
おいしく作るためのポイント5つ /
・下味が付いていない生の真さばを買う
・丁寧に霜降りをする(★いちばん大事)
・酒をたくさん使う
・味噌だれにこだわる
・味噌を2回にわけていれる
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失敗しない
定番!さばの味噌煮
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材料 (2-3人分)
真さば
3-4切れ(300-400g)
しょうが
20g
白髪ねぎ
適量
○砂糖
大さじ2
○みりん
大さじ2
○酒
100ml
○水
200ml
●味噌
大さじ2
●醤油
大さじ1
●酒
大さじ1
料理を安全に楽しむための注意事項 -
【1】下ごしらえ
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しょうがは薄切りにする。さばに十字に切り込みを入れ、霜降りをする(動画参照)。
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【2】甘味調味料で煮る
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フライパンに○の調味料、しょうがを入れ、ひと煮立ちしたら、さばを加え、落しぶたをして中火で5分煮る。
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【3】味噌だれを加えて煮る
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●の調味料を混ぜて味噌だれを作る。2/3を加え、落しぶたをして中火で5分煮る。
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【4】仕上げる
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味噌だれの残り1/3を加え、ふたをせず1-2分加熱して水分を飛ばして完成(動画参照)。
投稿者からのコメント
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■調理のポイント
おいしく作るためのポイント5つ /
・下味が付いていない生の真さばを買う→下味付きは臭みがでたり塩辛くなる
・丁寧に霜降りをする(★いちばん大事)→お湯をかけるだけではなく、血、ぬめり、汚れをとる
・酒をたくさん使う→さばの臭みが残らず風味よく仕上がる
・味噌だれにこだわる→味噌と醤油を併用すると、たれに透明感とツヤがでる。旨味の相乗効果で赤味噌を使ったようなコクもでる。
・味噌を2回にわけていれる→味噌の香りがよくなる。味噌入れた後の味噌汁を加熱しないのと一緒。
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■補足
「さばの味噌煮」で検索すると、たくさんのレシピがでてきますが、大きく2タイプに分けられます。
・じっくり時間をかけて、さばに味をしみこませたタイプ
・短時間で仕上げて、味噌の香りをたのしむタイプ
今回ご紹介したレシピは後者ですが、さばに味をしみこませたい場合は、1日置いてから、少し水を足して再加熱すればOKです。____________________________
※みやすさのために書式を一部改変しています。