調理45分(浸水・炊飯を含まない) 【基本のおはぎ(ぼた餅)】
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旬の野菜のおいしい食べかたや
季節の手しごとを投稿しています
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もうすぐ春のお彼岸。春分の日をはさんで前後3日間、計7日間がお彼岸です。
18日(金)彼岸入り
21日(月)春分の日
24日(木)彼岸明け
春のお彼岸といえばぼた餅(こしあん)。秋のお彼岸に食べるおはぎ(粒あん)との違いは、小豆を漉すか漉さないかだけです。小豆が収穫されるのは秋なので、皮がやわらかい秋は粒のまま、皮が固くなった春は漉して食べるようになったと言われています。
こちらの投稿では「基本のおはぎ(ぼた餅)」の作り方を記載します。このひとつ後の投稿では「冷凍ごはんで作る!時短おはぎ(ぼた餅)」の作り方を記載します。少量を手軽に作れるのでおすすです!
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【基本のおはぎ(ぼた餅)】
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■材料:あんこ10個、きなこ5個、黒ごま5個
もち米…2合
水…360ml
塩…小さじ1/2
【あんこ:10個分】
粒あん、または、こしあん…400g
※粒あんの缶詰は水っぽいので鍋で加熱して水分を飛ばす必要があります。水分蒸発量を見越して多めの600gくらい用意しておいたほうがよいです。製菓用の固めの粒あんならそのまま使えます。
【きなこ:5個分】
きなこ…大さじ2
砂糖…大さじ2(甘めが好きなら大さじ2と1/2)
塩…ふたつまみ
【黒ごま:5個分】
黒すりごま…大さじ2
砂糖…大さじ2(甘めが好きなら大さじ2と1/2)
塩…ふたつまみ
【ごはんを成形するとき使う塩水】
塩…小さじ1
水…500ml
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■作り方
【下準備】
・もち米は手早く3回ほど研ぎ水を切る。もち米を炊飯器に入れ、分量の水360mlを加え1時間つけておく。
・あんこが水っぽくごはんを包めなそうな場合は、鍋に入れて加熱し水分を飛ばす。加熱中はゴムべらで混ぜ焦げないようにする。味噌くらいの硬さになったらOK。火からおろし冷ましておく。
【1】もち米を炊く
浸水したもち米に塩小さじ1/2を加え普通炊きする。
熱いうちにもち米の粒をつぶす(半づき、半殺しという)
【2】もち米を分けて成形する
ボウルに塩水を用意する(ごはんを分けたり成形するときは塩水で手を濡らす)
ごはんが炊けたら、目分量でよいので「あんこ用:きなこ黒ごま用=2:3」に分ける。(米を2合炊くとごはんは670gくらいになる。あんこ用が約270g、きなこ&黒ごま用が約400gになるように分ける。)
あんこ用のごはんを1個あたり25−30g×10個に分ける。きなこ用のごはんを1個あたり35−40g×5個、黒ごま用も同様に5個に分ける。
【3】あんこを仕上げる
手に塩水をつけ、あんこを40g×10個に分ける。あんこでごはんを包んで完成。
【4】きなこを仕上げる
ビニール袋に、きなこ大さじ2、砂糖大さじ2、塩ふたつまみを入れ振って混ぜる。ごはんを入れて粉付して完成。
【5】黒ごまを仕上げる
きなこ同様に作って完成。
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■調理のポイント
【普段食べているうるち米ともち米の取り扱いの違い3つ】
・もち米はうるち米に比べ吸水が早いので、米を研ぐときは手早くやるようにします。
・もち米は芯が残りやすいので、浸水は1時間は必要。
・うるち米は米2合なら水450mlくらい必要ですが、もち米は360mlでOK。もち米の場合は、軽量カップで米:水=1:1が基本。水が多いとベタベタになるので注意。
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