様々な効能があり、日々の食事に取り入れたい「酒粕」。
さらにしっとりやわらかで、BONIQとの相性は抜群!
豚ロース肉(厚さ1.5cm×2枚)
240g
サラダ油
小さじ1
酒粕
50g
味噌
50g
水
大さじ2
三温糖
大さじ1/2
- 豚ロースの下ごしらえ
- 豚ロースの赤身と脂身の間に数ヶ所切り込みを入れ、筋切りをする。
- 酒粕をペースト状にする
- 酒粕を細かくちぎり、調味料のすべてと合わせて耐熱容器に入れ、塗りやすい固さになるまでレンジで加熱する。
- 加熱後そのまま2分程置き、あら熱が取れたら混ぜ合わせる。
- 味をなじませる
- 豚ロースの両面に②を塗り込み、袋に入れる。
- 空気を抜いて口を閉じ、冷蔵庫で1日寝かせる。
- BONIQをセット
- 食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
- 63℃ 1:05(1時間5分)に設定する。
- フリーザーバッグに投入
- 冷蔵庫から豚ロースを取り出し、両面に塗った酒粕をゴムベラなどでぬぐう。
- 豚ロースをフリーザーバッグに入れる(この時、肉同士が重ならないようにする)。
- BONIQに投入
- BONIQが設定温度に達したらフリーザーバッグを湯せんに入れながら、バッグ内に気泡が残らないようにしっかり空気を抜いて密封し、低温調理をする。
- この時、バッグを完全に沈めて食材全体が湯せんに浸かるようにする。
- (気泡が残っていたり食材全体が完全に浸かっていないと、熱が適切に伝わらず、加熱ムラが生じる。)
- ※フリーザーバッグの密封方法:https://youtu.be/N-t1ox7mox0
- 両面に焼き色をつける
- BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったらフリーザーバッグを取り出す。
- フライパンにサラダ油を熱し、豚ロースの表面両面に焼き色をつける。
- 仕上げ
- 豚ロースを皿に盛り付けて出来上がり。
投稿者からのコメント
《作る際のポイント》
時間があれば2〜3日味噌粕に漬けることで、更に味が深くなります。
最後にフライパンで両面焼き付けますが、中心部まで火が入っていますので強火でサッとで大丈夫です。バーナーで炙るのでも良いでしょう。
《BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス》
味噌粕漬けに使用した酒粕には、板粕や練り粕など様々な種類があります。選ぶポイントは、何も添加されていない原材料が「酒粕」のみのもの、また加熱処理がされていない生の酒粕を使用すると良いです。
酒粕は、日本酒を醸造する過程で最後に固形物とお酒を分けた際に残った固形物です。つまり、日本酒は米と米こうじで醸造されることから、もともと酒粕は米から出来ていると言えます。
しかし不思議なことに、酒粕には米には少ししか含まれていないビタミンB6や葉酸、たんぱく質が豊富に含まれているのです。これが、発酵のパワーなのです。
選ぶポイントとして、非加熱の酒粕をおすすめしたのには理由があります。生の酒粕の中には、お米を分解し日本酒にする過程で活躍していた酵素がまだ残っており、その酵素が豚肉の旨味をアップさせたり肉を柔らかくしたりする働きを持つからです。酒粕は栄養素もたっぷりで、肉を柔らかく美味しくする力をもつスーパー食材です。使い切れなかった場合は冷凍保存も可能ですよ。
《注意》
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細は下記URLから参照下さいませ。
【低温調理のルール〜6つのポイント〜】
https://boniq.jp/recipe/?p=19886
(「低温調理 ルール」で検索もOK)
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
【食中毒に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防】
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/index.html
※みやすさのために書式を一部改変しています。