BONIQの低温調理で離乳食作り。
離乳食後期からおすすめのオールインワンメニュー◎
低温調理でやわらかくしたしらすと野菜入りのおかゆ。
BONIQなら、簡単・火を使わない・ほったらかしの自動調理・素材の栄養も逃さない!
多種類の離乳食メニューを一気に同時調理することも可能なBONIQは、ママやパパの強い味方。
※離乳食のポイントを解説しています。ぜひ「BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス」もご覧ください。
いずれの食材(離乳食)も赤ちゃんの様子や離乳食の進み具合を見ながら、少量ずつ取り入れていきます。
初めて食べる食材は1日1種類にし、必ず耳かき1杯程度から、平日の午前中に食べさせるようにしましょう。(アレルギーが何かを見定めたり、万が一何かあった場合に、すぐに病院に駆けつけられるようにするため。)
材料
白米
大さじ2
水
120~135ml(大さじ8~9)
しらす
大さじ1
にんじん
10g
玉ねぎ
10g
ブロッコリー
10g
料理を安全に楽しむための注意事項 -
材料を準備する~バッグに投入する
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米は洗う。
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しらすは食塩を使っているものであればさっと水で洗い、塩分を流す。
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にんじん、玉ねぎ、ブロッコリーはみじん切りにする。
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低温調理用バッグに米、しらす、野菜、水を入れる。
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BONIQをセット~バッグを投入する
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高温・長時間調理による水の蒸発で水位が下がり、BONIQの稼働停止や食材の加熱ムラの発生を防ぐため、下限水位から大きく余裕を持たせた水量をセットする。
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95℃ 0:30(30分)に設定する。
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BONIQを設定したらすぐ、温度が上がる前にバッグを投入する。
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バッグを湯せんに入れながら、バッグ内に気泡が残らないようにしっかり空気を抜いて密封し、低温調理をする。
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この時、バッグを完全に沈めて食材全体が湯せんに浸かるようにする。
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(気泡が残っていたり食材全体が完全に浸かっていないと、熱が適切に伝わらず、加熱ムラが生じる。)
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コンテナを使用する場合は保温ルーフで、鍋の場合はラップやアルミ箔で湯せんにカバーをして水位減少を防ぐ。
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仕上げ
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BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったらバッグを取り出し、すり鉢ですりつぶすか、ミキサーにかけてペースト状にする。
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皿に盛り付けて出来上がり。
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すぐに食べない場合はバッグごと氷水に浸けて急冷し、必要に応じて小分けにしてラップで包み、冷蔵・冷凍庫へ。
投稿者からのコメント
《作る際のポイント》
本レシピでは、5倍がゆのやわらかさになるように調理しており、離乳食後期(9~11ヶ月)の赤ちゃん向けの硬さです。
離乳食初期後半(6ヶ月)の赤ちゃんには材料の水の量を2倍に増やし、中期(7~8ヶ月)の赤ちゃんには1.5倍に増やして作ってみることをおすすめします。
味付けについて、食塩は赤ちゃんの腎臓に負担をかけるため、離乳食中期の2回食あたりでは味付けは不要です。
離乳食後期の3回食から調味料を使った料理を食べさせ始めますが、調味料での1日の食塩摂取量は1gまでが目安です。
しらすはカルシウムが豊富なタンパク源です。海由来の塩分が含まれているため、調味料がなくても美味しく感じます。食塩を使っているしらすであれば、さっと水で洗い流してから使用しましょう。
一緒に合わせる副菜は、やわらかく茹でた野菜や、火を通した絹ごし豆腐などがおすすめです。
まだ卵を食べ進められていない場合は、卵を追加しても良いです。
固ゆでにした卵黄の中心部分のみを使い、出来上がったおかゆに混ぜてあげましょう。
《作った感想》
おかゆにしらすを加えることで、だしや塩分が適度に入り、大人が食べても美味しい離乳食になりました。
野菜と一緒におかゆに入れることで、一品で様々な栄養素を摂ることができます。
離乳食を毎日作っていると味のレパートリーが同じになり、マンネリ化してしまうことがあります。
本レシピではおかゆに入れる食材の組み合わせを変えるだけでレパートリーが増え、マンネリ化が防止できます!
しらすの他にも卵黄と野菜、豆腐と野菜、肉と野菜など、タンパク質の食材と野菜の組み合わせを変えることで、おかゆのレパートリーが広がります。
様々な食材をきれいにお皿に並べた離乳食も素敵ですが、本レシピのようにおかゆに数種類の食材を入れて一緒に食べられるオールインワンメニューは、忙しい時に助かるのでおすすめです◎
《BONIQ栄養士による栄養アドバイス》
本レシピは離乳食初期(5〜6ヶ月)から後期(9〜11ヶ月)の広い月齢でおすすめなメニューです。
しらすは離乳食初期から食べられるため、離乳食に使いやすいお魚です。
栄養価も優れており、カルシウムやタンパク質が多く、一年中スーパーで手に入りお手頃なのも嬉しい点です。
ただし、食塩が添加されているしらすもあるため、食品表示に食塩が入っていたり、大人がつまんでみて塩味を感じる場合は、さっと水で洗い流すか、一度茹でてから使用しましょう。
そうすることで、赤ちゃんの腎臓への負担を減らすことができます。
赤ちゃんの胃の大きさは、1歳まで約200mlです。
食べ過ぎると吐き戻してしまうため、1回の食事量の目安として、離乳食と、ミルクや母乳で200ml程度になるようにしましょう。
離乳食を食べることで、胃は消化する練習ができ、消化する力が増えていきます。
また、タンパク質を摂りすぎるとたくさんの老廃物が出てしまうため、腎臓に負担がかかります。
離乳食後期であれば、魚や肉などのタンパク質が多い食材は1回15gまでを目安にしましょう。豆腐はその倍量(30g)まで与えられます。
《注意》
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細は下記URLから参照下さいませ。
※みやすさのために書式を一部改変しています。