バジルをたっぷりと使った、香り高いジェノベーゼソース(ペストジェノベーゼ)のパスタをご紹介します。
工程は材料をブレンダーやミキサーで混ぜ合わせ、茹でたパスタに和えるだけ。
機材さえあれば家でも簡単に作れます。
今回は本格的な仕上がりを目指して細かくポイントを解説していきます。
過去最高のジェノベーゼを約束しますのでぜひご覧ください。
◆材料(2人前)
・バジル 4パック(40g)
・EXVオリーブオイル 40g
・パルミジャーノレッジャーノ 20g
・松の実 40g
・にんにく 小1/2かけ
・塩 小さじ1/3
・リングイネ 180g
・じゃがいも 1個
バジルとEXVオリーブオイルは大体同量に、それに対して松の実とパルミジャーノレッジャーノを半量ずつが目安です。
バジルの香りを活かすため、EXVオリーブオイルはあまり味と香りの強くないものを選んでください。
スーパーで手に入るものでは個人的にBOSCOがおすすめです。
ちなみに本場ジェノバではタジャスカという地産のマイルドでフルーティなEXVオリーブオイルが使われます。本場の味を目指す方はぜひ試してみてください。
チーズはできればブロックのパルミジャーノを使う直前にすりおろすと、より香り高く仕上がります。
ちなみに本場ではパルミジャーノではなくペコリーノを使うそうですが、個人的にはパルミジャーノのほうがバジルの甘い香りに合うと思います。
松の実がない場合は素焼きの胡桃やアーモンドでもOK。
具材はじゃがいもといんげんが定番ですが、いんげんが高かったので省いています。(すみません)
パスタはリングイネの他には太めのスパゲッティやフジッリがおすすめです。
◆所要時間
30分
◆美味しく作るポイント
・ブレンダー(ミキサー)は事前に冷やしておく
・バジルは洗わない
・マイルドなEXVオリーブオイルを使う
・ブロックのパルミジャーノレッジャーノを直前にすりおろす
・バジルとオイルを馴染ませてから撹拌する
・パスタを茹でるお湯は味噌汁と同じくらいの塩っぱさに
・器を事前に温める
◆作り方
1.まずブレンダー(ミキサー)を冷凍庫でよく冷やしておく。
☝️ポイント
・バジルは非常に繊細なハーブです。
熱に弱く、摩擦熱でも色が悪くなってしまうので器具を冷やしておきましょう。
2. 松の実20gを中火で乾煎りし、色づいたら器に移し冷ましておく。(省略可)
3. バジル40gは洗わずに葉と茎に分ける。
※茎は今回使わないので冷凍しておいて、トマトソースなどに加えてください。
4. にんにくは小さめの1かけを半割にして芯を取り除き、1/2だけ使う。
5. パルミジャーノレッジャーノ20gをすりおろす。
6. 冷たい容器にEXVオリーブオイル40g(約大さじ3)、松の実20g、にんにく1/2かけを加えてブレンダーで回す。
7. バジルの葉を半分量加えて、ヘラなどでオイルと馴染ませてから再度撹拌する。
8. ペースト状になったら残りのバジルを加えて、同じ様になじませてから撹拌する。
☝️ポイント
・なめらかさはお好みですが、少し粗い位がおすすめです。
※作り置きする場合はこの時点で瓶に移し、上からEXVオリーブオイルを注いでペストが空気に触れないようにしてください。
冷蔵庫で3~4日は保ちます。
9. 塩小さじ1/3とパルミジャーノレッジャーノ20gを加えて混ぜ合わせたらペストは完成!
パスタを茹でるお湯を沸かしましょう。
10. じゃがいも1個をよく洗い、棒状にカットする。(気になる方は皮を剥いてください)
11. お湯に味噌汁と同じくらいの塩っぱさになるよう塩を加え、じゃがいもとリングイネ180gを一緒に茹でる。
茹で時間は表記時間ジャストでOKです。
☝️ポイント
・パスタを茹でるお湯の塩加減は非常に重要なので必ず味見をしてください。思っているよりも多めの塩が入ります。
・茹で時間が7分以下のパスタを使う場合は、先に3~5分ほどじゃがいもを茹でてください。
12. パスタが茹で上がる直前に茹で汁を50ccほど取り分けておく。器も事前にあたためておく。
13. パスタとじゃがいもが茹で上がったら湯切りをして鍋に戻し、ペストと茹で汁大さじ2を加えて絡める。
☝️ポイント
・バジルは熱に弱いので、火はつけずに余熱だけで和える
・ソースの重さは茹で汁で調整する
14. 温かい器に盛って、お好みでパルミジャーノレッジャーノをすりおろして完成!
いかがでしょうか?
ぜひ一度試してみてください。そんじょそこらのジェノベーゼでは満足できなくなるはずです😚