あさりと菜の花のパエリア

春に旬を迎えるあさりと、同じく春の定番食材菜の花を使ったパエリアのレシピをご紹介します。 あさりの出汁を吸ったご飯と菜の花の香り、食感がベストマッチ。
スペイン人直伝のパエリアの本格的な炊き方もご紹介します。 尚、簡単なあさりの砂抜きの方法についてはこちらをご覧下さい。◆材料(1〜2人前) ・米         1合(150g)
・あさり       200〜300g
・菜の花       1/2パック
・にんにく      中サイズ1かけ
・玉ねぎ       中サイズ1/4個
・トマト缶      大さじ2
・パプリカパウダー  小さじ1
・ターメリック    小さじ1/3(あれば)
・塩         小さじ1/2
・EXVオリーブオイル 大さじ2
・水         450cc 玉ねぎとトマトは入れすぎないのがポイントです。
パプリカパウダーはあまり馴染みがないかもしれませんが、パエリアには必須です。
味は香りとうまみが強い代わりに辛くない唐辛子といった感じ。
このピメントンというスペイン産のスモークされたものは風味も段違いなので、スペイン料理をお好きな方はぜひ。
もちろん、スーパーで売っているS&Bなどのものでも大丈夫ですよ。 また、通常パエリアはサフランで色付けをしますが、非常に高価なので今回はターメリックパウダーで代用をしています。
味にはほとんど影響しないのでなくても構いません。 ◆所要時間 30分 ◆パエリアを美味しく作るポイント パエリアを美味しく作る方法は、我々日本人が常識としている米の炊き方と全く異なります。もちろん人それぞれの好みですが、私の考える美味しいパエリアはベチャッとせずに米の粒が立っていて、スープの味をしっかり吸い込んだもの。香ばしいお焦げも大事ですね。
これを実現するためには、以下の4つのポイントが大切です。 ・米は研がない 米は研ぐ際にたくさんの水を吸収します。
パエリアは水でなくスープを吸わせて炊き上げる料理。出来るだけ多くのスープを吸わせるために洗わずに乾いたまま米を加えましょう。 ・米を炒めない 米を炒めるパエリアのレシピを度々見かけますが、私は米を炒めるのはナシだと思っています。
米は炒めるとひび割れてしまい、必要以上にでんぷん質がスープに溶け出しベチャッとした仕上がりになってしまいます。 ・米を混ぜない これも炒めないと同じ理由です。
なるべく米を傷つけないよう、米を加えたら出来るだけ触らないのがポイントです。 ・蓋をしない 米を炊くのに蓋をしない?と疑問に思う方もいらっしゃると思います。
確かに蓋をして炊くとふっくらと炊きあがりますが、蓋をせずに炊く米が粒だったアルデンテの食感を作りやすいんです。 以上のポイントを踏まえて(ようやく)あさりと菜の花のパエリアを作っていきます。 ◆作り方 1.にんにく1かけ、玉ねぎ1/4個をあらみじん切りにする。 2. 菜の花1/2パックを7mm位の小口切りにする。この時茎の部分は分けておく。 3. 大きめのフライパンにEXVオリーブオイル大さじ2とにんにくを加えて中弱火にかける。 4. にんにくの香りが立ってきたら玉ねぎを加えて炒める。 5. 玉ねぎがしんなりしてきたら、トマト缶大さじ2を加えてトマトを潰しながら中弱火で炒める。 6. 1~2分炒めたら、パプリカパウダー小さじ1、ターメリック小さじ1/3を加え混ぜ合わせる。
 7. あさり200gと水450cc を加え、強火にしあさりの口を開かせる。 8. あさりが開いたら火を止めて、あさりを一度取り出す。
スープの味見をして、この時点で丁度良い塩加減に調整する。 9. 米1合を洗わずに加え、優しく平らにならしたら中弱火で蓋をせずに10分炊く。 10. 10分炊いたら菜の花の茎を加えて中弱火のまま更に5分炊く。 この辺りになると鍋肌の水分が飛んでちりちりと音がしてきます。 11. 計15分炊いたら20〜30秒強火にかけてお焦げを作る。 お焦げはパエリアの命!余談ですが、スペイン語ではソカラット(Socarrat)と呼ぶそうです。 12. 火を止めて残りの菜の花とあさりを手早く散らして蓋をし、5分蒸らしたら完成! ※あさりの汁も必ず戻し入れてください。 いかがでしょうか? 少し長くなっていましました、渾身のパエリアです。 ぜひ試してみてください!