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丸いフライパンでふわっふわの出汁巻き卵

丸いフライパンでふわっふわの出汁巻き卵

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■保存期間 冷蔵3日/冷凍2週間 ■紹介文 今回は、丸いフライパンでふわっふわの出汁巻き卵が出来るレシピをご紹介します。 出汁巻き卵、とても美味しいですよね。 でも、「うまく巻けない」「ふわふわにならない」「だし汁と卵が分離する」「冷めたらおいしくない」といった難関があります。 また、「そもそも玉子焼き用のフライパンがない」というご家庭もあると思います。 でも大丈夫です。一つひとつ、解消していきましょう。 フライパンで一切巻かず、ラップと巻きすを使うとてもズボラな作り方ですが、きれいかつふわふわに仕上がります。ぜひ、お試しくださいませ。 「玉子焼き用のフライパンを持っているけど、なんかうまく仕上がらない……」という方もご参考にしていただけますと幸いです。 ■材料(卵4個分) 卵(Lサイズ) 4個 だし汁 100cc 小麦粉※ 小さじ2 薄口しょうゆ(なければ濃口しょうゆでも可) 小さじ2 みりん 小さじ1 サラダ油 大さじ1 ※小麦粉アレルギーの方は大さじ1/2の片栗粉で問題なく代用できます。 ※卵3個の場合は、すべての材料を半量でOKです。
■作り方 【1】卵にしょうゆとみりんを混ぜ合わせます。 菜箸をボウルの底に付けるようにして、卵の白身を断ち切るように大きく前後に動かすと良いです。2膳以上使うとやりやすいですよ。 出汁巻き卵を作る際の卵は、混ぜ過ぎるとぼそぼその仕上がりになってしまいます。泡立て器ではなく菜箸を使い、混ぜる時間は25秒〜30秒以内にしましょう。8を3つ数える程度が丁度良いです。 【2】別のボウルに、小麦粉を入れ、その上からだし汁を少しずつ入れながら、よく混ぜ合わせて、ダマにならないように、だし汁に小麦粉を溶かします。 このように、少し小麦粉を加えることにより、だし汁が逃げにくく、卵にだし汁をうまく閉じ込めることが出来ますので、だし汁と卵が分離しづらくなり、よりふわふわの仕上がりになります。また、冷凍保存しても、ぼそぼそ・スカスカになりにくく、美味しくいただけますよ。 【3】手順1と手順2を、ざっと混ぜ合わせます。 ここでも、混ぜ過ぎないようにしましょう。 【4】ざるでこします。 ひと手間かかりますし、洗い物も増えますが、ざるでこすことにより、卵のカラザ(白いひも状のもの)や、溶けなかった小麦粉などが取り除かれ、よりなめらかな口当たりになります。 【5】もし、白身だけたくさん残ってしまったりした場合は、ヘラを使ってなでつけるようにしてこすと良いです。 【6】巻きすの上にラップをひいておきます。 ラップは、巻きすの幅よりも、一回り大き目くらいが良いです。 今回使うラップは、耐熱温度が140℃以上のもの(サランラップやクレラップは、もちろんOKです)巻きすより幅が広いものを使用しましょう。耐熱温度がそれよりも低い場合は、溶けてしまう恐れがあります。 【7】フライパンを中火より少し強めにかけます。 弱火では、火の通りが遅く、結果として固く仕上がること、強火ではもちろん焦げてしまうことから、これくらいの火加減が良いです。 【8】フライパンにサラダ油を入れ、キッチンペーパーで全体を塗るようにまんべんなく伸ばします。 卵液は、結構かさがありますので、横のほうまでしっかり広げて塗っておきましょう。 【9】ここでフライパンに卵液を注ぎ入れるのですが、ここまで、卵液をこしてから、2~3分ほど経ってしまっていると思います。 小麦粉が沈んでいることがありますので、念のため、こした卵液は、ざっと全体を混ぜておきましょう。ざっとでOKです。もちろん、混ぜ過ぎは厳禁です。 【10】卵液をフライパンに全部注ぎ入れます。 【11】卵液をフライパンに全部注ぎ入れて8数えます。 【12】ヘラを使って、大きく全体をかき混ぜます。 【13】かき混ぜながらさらに8数えたら、ここで火を止めます。 余熱で、さらに8数えながら、大きくかきまぜます。 大き目の、完全に固まらない、柔らか目のスクランブルエッグを作るイメージです。 【14】ヘラを使って手早く端に寄せます。 オムレツを作るわけではないので、きれいな形に固める必要はありません。 【15】焼けた卵を巻きすの上、少し手前側に乗せます。 【16】手前から巻いていきます。 【17】端はラップを折って側面の形を整えるようにして巻きましょう。 【18】輪ゴムで2~3か所をとめます。 【19】ラップの側面に竹串で穴を開けます。 【20】余分な汁気と空気を逃がします。 このまま粗熱が取れるまで寝かせて置いておきましょう。これで出来上がりです。 作り置きとして保存する場合は、このまま粗熱が取れたら冷蔵庫に入れましょう。 すぐにいただく場合は、5~6分ほど待つと、形が整います。それから切り分けましょう。 形そのものは、2分ほどで整うのですが、熱いままですと、切る際に崩れることがありますので、5~6分ほど落ち着かせると良いです。 【21】切り分けたものを冷蔵保存する場合はよく消毒した保存容器に入れ、冷蔵庫で保存します。 【22】冷凍保存する際は、切り分けた1つ1つ、もしくは1食分ずつをぴっちりとラップに包み、フリーザーバッグに入れてなるべく空気を抜き、封をぴっちりと締めてから冷凍しましょう。 いただく際は、自然解凍または流水で解凍でOKです。あたためはラップを取り除いてから電子レンジかオーブントースター、袋ごとなら沸騰したお湯で5分ほど温めると良いですよ。 ■菜箸しかなく、作っている途中の見た目がぼそぼそになる場合 【1】手順は、【 基本の作り方】の手順11まで全く同じです。 卵液をフライパンに全部注ぎ入れて、8数えます。 【2】全体を大きくかき混ぜるようにして、炒ります。 【3】かき混ぜながら、さらに8数えたら、ここで火を止めて、余熱で、さらに8数えながら、大きくかきまぜます。 大き目の、完全に固まらない、柔らか目の炒り卵を作るイメージです。 【4】巻きすの上に乗せます。なるべく少し手前側に乗せましょう。 【5】手前から巻いていきます。 このとき、全体を包み込むように巻くと良いですよ。 【6】あとの手順は、【基本の作り方】と同じです。 端はラップを折って、側面の形を整えるようにして、巻きましょう。 【7】輪ゴムで2~3か所をとめます。 【8】ラップの側面に竹串で穴を開けます。 【9】余分な汁気と空気を逃がします。 このまま粗熱が取れるまで、ねかせて置いておきましょう。これで出来上がりです。 作り置きとして保存する場合は、このまま粗熱が取れたら、冷蔵庫に入れましょう。 【10】すぐにいただく場合は、5~6分ほど待つと形が整います。 作っている途中はぼそぼそしていましたが、きれいに仕上がり崩れず切り分けることが出来ますよ。 ■巻きすを滅多に使うことがなく、衛生的に不安がある場合や耐熱ラップが無い場合、巻きすより小さいサイズのラップしかない場合 【1】巻きすの表面をアルコールで消毒します。念のため両面消毒しておいても良いですね。 【2】キッチンペーパーで、端まで全面きれいに拭きます。 巻きすより大きな、耐熱温度140℃以上のラップがある場合は、【基本の作り方】の手順6に戻り、あとは同じ手順で進めます。 耐熱ラップが無い場合や、巻きすより小さいサイズのラップしかない場合は、このまま以下の手順に進みます。 【3】それぞれの手順で、焼いた卵を直接巻きすの手前に乗せます。 【4】巻きすでくるくると巻きます。 【5】巻きすの周りにラップを巻き付けて、形を固定します。 もし固定できない場合は、輪ゴムで2~3か所、とめると良いです。 形を固定したら、いったんそのまま縦に傾けて、余分な汁気と空気を逃がします。 【6】このまま粗熱が取れるまでねかせて置いておきましょう。これで出来上がりです。 作り置きとして保存する場合は、このまま、粗熱が取れたら、冷蔵庫に入れましょう。 すぐにいただく場合は、5~6分ほど待つと、形が整いますので、切り分けていただきます。 ■作り置きのコツ・ポイント 出汁巻き卵を作る際の卵は、混ぜ過ぎるとぼそぼその仕上がりになってしまいます。泡立て器ではなく菜箸を使い、混ぜる時間は25秒〜30秒以内にしましょう。8を3つ数える程度が丁度良いです。 今回使うラップは、耐熱温度が140℃以上のもの、巻きすより幅が広いものを使用しましょう。耐熱温度がそれよりも低い場合は溶けてしまう恐れがあります。耐熱温度が140℃未満、巻きすより幅が狭いものは、別レシピをご参照くださいませ。 中火より少し強めの火加減が良いです。弱火では火の通りが遅く、結果として固く仕上がること、強火ではもちろん焦げてしまうためです。 保存容器にて保存する際は容器をしっかり消毒してから使いましょう。冷凍保存する際は切り分けた1つ1つ、もしくは1食分ずつをぴっちりとラップに包み、フリーザーバッグに入れてなるべく空気を抜き、封をぴっちりと締めてから、冷凍しましょう。 ■アレンジのヒント 色々な具材を混ぜ込んでも美味しく出来ます。ゆでたほうれん草、焼きのり、炒めた鶏ひき肉などがよく合います。もちろん明太子も合いますが、明太子は作り置きには向きませんのでご注意くださいませ。 ひじきたっぷり炒り高野を混ぜ込んでも、とても美味しくいただけます。卵4個あたり、炒り高野大さじ山盛り1目安です。その場合、しょうゆ、みりんは要りません。 冷めても美味しく汁がにじみ出にくいですので、お弁当にもよく合います。粗熱を取ってから詰めましょう。 https://mayukitchen.com/japanese-omelette/

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