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トルコ伝統菓子のチョコレート仕立て🍫
チョコミルクのギュルラッチ🌙🇹🇷
《チコラタル ギュルラッチ》
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今回は《ギュルラッチ》という、オスマン帝国時代から愛されているトルコの伝統的なミルク菓子を現代風にチョコレート味にアレンジした一品の紹介です🫶🏻
昔は宮廷料理として食されていたよう🏰
《ギュルラッチ》の ‘ギュル’ とは、トルコ語で薔薇🌹の意味で、その名の通り、伝統的なギュルラッチには薔薇の抽出液であるローズウォーター も加えて作るため、食べながら高貴なバラの香りも楽しむ感じです✨かのヒュッレムも薔薇水入りのギュルラッチを味わったかもしれません🧝🏻♀️💕
最近はローズウォーター無しも一般的。
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写真だけでは味や食感の想像がしづらいかもしれませんが、ギュルラッチは甘いミルクがシミシミに染み込んだ、柔らかいミルフィーユのような感じ…です🫠←伝わりますか⁉️
ミルフィーユ部分に使う生地は、Güllaç yufkası(ギュルラッチ ユフカス)という、写真のような専用の大きなライスペーパーのような極薄の乾燥生地を使います。直径50cmくらいで、コーンスターチと小麦粉と水で出来ています。
大抵のトルコ家庭では、スーパーなどから市販の生地を買ってきて、自宅で牛乳と砂糖を混ぜたミルク液を染み込ませてギュルラッチを作ります👩🏻🍳
さらにクルミやピスタチオなどのナッツを加えたり、いちご、ザクロ、チェリーなどの季節のフルーツを飾ったりします🍓🍒
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宮廷料理だったギュルラッチも、現在ではラマダン(断食月)に食されるスイーツとして人気で、トルコではラマダンが近づいてくると、スーパーの店頭にはギュルラッチの生地が並び始め、ラマダンが始まると、レストランやケーキ屋さんなどでは出来立てのギュルラッチが売り出されたりします🍽🌙
毎年これを楽しみにしているトルコ人も多いです👨🏻🧕🏻👴🏻🧓🏻🧡
消化も良く、トルコ菓子の中では比較的軽くて食べやすいため、ラマダンに好まれるのかもしれません。
作り方はかなり簡単なのですが、専用の生地がトルコ以外の国で手に入るか分からないので、ご紹介がてら作り方を書いておきます。
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《材料》25×25cm容器使用
ギュルラッチユフカ 5枚(約120〜130g)…専用の乾燥生地
牛乳 1L
砂糖 1カップ
ココアパウダー 大1
板チョコ 80g…写真はビター使用
クルミ 1カップ…粗めに砕く
【飾り用】
ピスタチオパウダー…なければクルミパウダーなど
いちご…チェリーやザクロでも◎
《作り方》
鍋に牛乳とココアを入れて(📸写真4枚目)、よく混ぜます。
さらに砂糖と板チョコを割り入れて弱中火にかけ、時々かき混ぜながら温めます。
沸騰させる必要はなく、砂糖と板チョコが溶けたら火を止めて冷ましておきます。
容器に合わせてギュルラッチユフカを適当な大きさにカットして入れ(📸写真5枚目)、一層ずつにチョコミルクをおたまで注いでいきます。
ちょうど層の中間くらいになったら、砕いたクルミをまんべんなく振りかけ(📸写真6枚目)、再び同じようにユフカを乗せて、チョコミルクを注いでいきます。
ユフカを重ね終わったら、最後に全てのチョコミルクを注ぎ(📸写真7枚目)、冷蔵庫で3,4時間ほど冷やします。
冷やしたものの上に(📸写真8枚目)、ピスタチオパウダーやフルーツを飾ったら完成です🙌🏻(📸写真9枚目)
一般的なミルク味と同様にチョコ味も美味で、我が家では子ども達にはコチラの方が人気でした🧒🏻👦🏻🥄
トルコでギュルラッチを見かけましたら、ぜひ召し上がってみてください🤗
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