面倒な下ごしらえは必要なし!
ソースも本格的なのにとっても簡単!
《材料》
☆2人分☆
・メカジキ(冷凍生食用) 100g×2枚
※生食用でないものを使用する場合は、食中毒のリスクを避けるため「魚の加熱時間基準表」を参照。https://boniq.jp/pdf/ttguide.pdf
・塩 適量
・こしょう 適量
・エクストラバージンオリーブオイル 大さじ2
・パセリの茎
<焦がしバターソース>
・バター 20g
・パセリの葉(粗みじん切り) 4本分
・レモン汁 小さじ2
・塩 適量
・こしょう 適量
・オリーブオイル(メカジキソテー用) 適量
・ピンクペッパー(あれば)
■このレシピに使った製品
低温調理器 BONIQ
※詳しくはプロフィール欄をご覧ください。
※BONIQ 公式製品サイト:https://boniq.store/
(「ボニーク」で検索もOK)
《手順》
1 BONIQをセット
食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
50℃ 0:30(30分)に設定する。
2 フリーザーバッグに入れる
メカジキは解凍して水気をペーパーで拭く。
塩こしょうをし、エクストラバージンオリーブオイル、パセリの茎と共にフリーザーバッグに入れる。
3 BONIQに投入
BONIQが設定温度に達したらフリーザーバッグを湯せんに入れながら、バッグ内に気泡が残らないようにしっかり空気を抜いて密封し、低温調理をする。
この時、バッグを完全に沈めて食材全体が湯せんに浸かるようにする。
(気泡が残っていたり食材全体が完全に浸かっていないと、熱が適切に伝わらず、加熱ムラが生じる。)
※フリーザーバッグの密封方法:https://youtu.be/N-t1ox7mox0
4 焦がしバターソースを作る
小鍋にバターを熱し、バターが茶色になるまで焦がす。
火を消してレモン汁、パセリのみじん切りを加え、塩こしょうで味を整える。
5 メカジキを強火でソテーする
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったらフリーザーバッグを取り出す。
フライパンにオリーブオイルを熱し、水気を拭いたメカジキの表面を強火でさっと焼いて、焼き色を付ける。
6 仕上げ
メカジキを皿に盛り付けてソースをかけ、あればピンクペッパーを散らして出来上がり。
《作る際のポイント》
今回のように50℃の低温で調理する場合、メカジキは“生食用”を使用してください。生食用ではないメカジキを使用する場合は食中毒のリスクを避けるため、「魚の加熱時間基準表」https://boniq.jp/pdf/ttguide.pdf に従ってください。
手順④について、ソースのバターを茶色くなるまで焦がすことで、とても香ばしい本格ソースとなります。
手順⑤について、メカジキをソテーする時は、強火でさっと焼き色を付ける必要があります。そうすることでメカジキの内部まで火が通り過ぎず、しっとりと良い状態に仕上がります。
《BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス》
今回使用したメカジキはタンパク質が豊富な割に軟らかい魚で、低温調理によってより軟らかく仕上げることができます。
メカジキの栄養素で注目すべきは、カリウムとDHA・EPAです。
カリウムは体内の塩分を外に出す働きがあり、むくみや筋肉の収縮を緩和する作用があります。しかし、カリウムは水に溶ける性質があることから、煮物にすると水分中にカリウムが流れ出てしまいます。
その点、低温調理だと余分な水分が出ないので余すことなくメカジキの栄養素を摂取することができます。
DHA・EPAは魚の油に含まれる必須脂肪酸の一種で、ヒトの体内では作ることができない栄養素です。血液を健康にし、血栓ができにくくする働きや、血管系の病気を予防する働きがあります。
DHA・EPAが不足すると血液中の脂質が多くなり、血栓ができやすくなって各種の病の発症率が高くなります。肉では摂取することができにくい栄養素なので、魚を積極的に食べてDHA・EPAを体に摂り入れましょう。
また、バターソースに入れたパセリはカルシウムや鉄分、葉酸、ビタミンK、食物繊維などの栄養価が非常に高い野菜です。
《注意》
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細は下記URLから参照下さいませ。
【低温調理のルール〜6つのポイント〜】
https://boniq.jp/recipe/?p=19886
(「低温調理 ルール」で検索もOK)
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
【食中毒に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防】
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/index.html