■紹介文
黒わんこカフェで紹介したことのあるフルーツコンポートを使ったタルトとしては、「キラキラ光るオレンジ色がとても綺麗な柿のコンポートのタルト」というのがあります😊
このタルトはたまたま作った時期が柿が美味しい季節だったので柿のコンポートを使いましたが、今回はフルーツコンポートの定番、アップルコンポートを使ったアップルタルトの作り方を紹介したいと思います😉
タルト台にカスタードクリームを使っても美味しいと思いますが、今回はチーズ生地を使ったベイクドチーズタルトに仕上げてから、その上に厚めに切ったりんごで作ったアップルコンポートをたっぷり乗せたアップルタルトになっています。
なので、このレシピは「ベイクドチーズタルト」のレシピとしても使えますし、アップルコンポートを使った「アップルタルト」のレシピとしても使えるので、一つのレシピで二回使える感じにしてみました😆
今回のタルトを作る工程は大きく分け三つつで、
(1)タルト生地を作る
(2)土台になるチーズ生地を作る
(3)1~2を組み合わせてタルトを完成させる
という流れになります。
(1)~(2)はそれぞれ別の記事に書きましたので、材料の分量表にあるリンクからたどって、先に準備してください😉
このレシピは、(3)のタルトを完成させるというところから始めたいと思います😊
■材料(18cmタルト型用)
ータルト生地
無塩バター70g
粉砂糖50g
アーモンドパウダー30g
溶き卵30g
バニラエッセンス1~2滴
薄力粉120g
塩1g
ーコンポート材料
りんご(316g)2個
砂糖60g
水60ml
レモン汁10ml
ーチーズ生地
クリームチーズ200g
グラニュー糖60g
溶き卵50g
生クリーム100ml
レモン汁15ml
薄力粉20g
ーナパージュ(お好みで)
ナパージュミックス10g
水20ml
■作り方の手順
写真付きで👇の「黒わんこカフェ」のサイトに詳しく載せていますので、是非☺️
https://blackdog.tokyo/202204155158
【1】冷蔵庫で冷やしておいたタルト生地を伸ばす作業になります。冷蔵庫から出てきたタルト生地をそのままめん棒でのばすと端っこがひび割れするので、僕は一度軽く握って少し柔らかくしてから、伸ばしています😊伸ばすときに便利なアイテムがあって、アクリルルーラーという厚さ3mmのアクリルの細長い板が売ってるんですね。これを左右においてその間をめん棒でのばしていくと、きっちり厚さ3mmの生地に伸ばせるので、めちゃくちゃ便利ですよ!😆
【2】平べったい状態にしたタルト生地をめん棒でぐいぐいのばしていってもいいんですが、それだと綺麗な円形にはなかなかなりませんよね。そういう時は冷蔵庫から出したタルト生地をボール状に丸めてから、クッキングシートで挟んでその上に薄いまな板のような板を置き、まな板全体に体重をかければものすごく綺麗な円形にのばすことが出来ます😉厚さを3mmにしたいときは、3mmのアクリルルーラーをタルト生地の両端に置いてからまな板を置けば、体重を思いっきりかけてもちゃんと3mmで止まってくれますよっ😆
【3】タルト生地をタルト型に移すときは、クッキングシートを片面だけ剥がして移動させ、タルト型の中央にタルト生地を合わせたら、反対側のクッキングシートを剥がします。こうすれば綺麗な円形のままタルト型の上に、タルト生地を乗せることが出来ます😊中央部分がきちっと型に張り付いていたら、側面を綺麗に張り付かせていきましょう。側面からいきなり張り付かせると、型の下側がちぎれることがあるので、真ん中からから軽く外側に生地を送ってから、側面を張り付かせるといいと思います🙂
【4】タルト型からはみ出た生地は、タルト型の上でめん棒を転がせば綺麗に切断されて下に落ちると思います🙂タルト型がしっかり隠れるようにタルト生地で覆ってから切り落とすと、タルト生地の断面が3mm幅でそろって、見た目にも綺麗なタルトになりますね😉
【5】タルト生地をタルト型にセットしたら、オーブンを余熱しているあいだに底の部分にフォークで沢山穴を開けておきましょう。穴が空いていないと、タルト生地の底に含まれていた空気が、焼いている途中でタルト生地を押し上げて、生地が浮いてしまいます😵
【6】フォークで開ける穴の量は適当ですが、格子状に穴を開けておけば間違いないと思います😉
【7】もしタルトストーンをお持ちでしたら、タルト型に合わせて切れ込みを入れたクッキングシートをタルト生地の上に乗せ、タルトストーンを敷き詰めましょう。重しがあれば、タルト生地が浮くのを完全に防いでくれます☝
【8】タルトストーンはタルト生地の上に満遍なく散らばっていればOKなので、そんなに山盛りに乗せる必要は無いですが、端までちゃんと敷き詰めていないと、タルト生地の側面が上に伸びる部分と、横に伸びる部分が出てきて、仕上がりの形が汚くなるので、タルトストーンはちゃんと端っこまで敷き詰めるようにしましょう🙂
【9】タルトストーンを敷き詰めたら、オーブンに入れて180℃25分で焼き上げましょう。タルトストーンの下の部分もしっかり焼きたいときは、10分ほどタルトストーンを乗せて焼いた後、タルトストーンをどけて残り15分を焼けば、タルト台の真ん中もきつね色に焼くことが出来ます。注意点はタルトストーンをどけて焼くとタルト生地が浮いてくることがあるので、もし浮き始めたらフォークで穴を追加して空気を抜いて焼き上げましょう。今回はタルトストーンはどけていないので、真ん中は焼き色ついていません🤣
【10】タルト台が焼き上がったら、卵黄を塗ってさらに140℃5分(ヘルシオは150℃5分で焼きました)追加で焼き上げます。こうすることでタルト台の中が卵黄でコーティングされ、チーズ生地などを流し込んでもタルト生地がしっとりとせず、サクサクのまま仕上げることが出来ます😊
【11】タルト台が十分冷えたら、準備しておいたチーズ生地をタルト台に流し込みます。紹介しているレシピの量だと少し量が多いので、余ったチーズ生地はプリン型に入れて一緒に焼きました🤔チーズ生地は焼いている途中はそんなに膨らんでいる感じはしないですが、ある瞬間からものすごく膨らんで焼けていくので、あんまりタルト台ギリギリまで流し込まない方が良いと思います🙆♂️
【12】チーズ生地の表面がでこぼこしていても大丈夫です。オーブンで焼くときに、チーズ生地がゆっくりと溶けて平らになるので😉すべてのタルト台にチーズ生地を入れ終わったら、160℃45分で焼き上げましょう。チーズ生地は160℃30分ぐらい焼いてから、途中で温度を150℃に下げて15分ぐらい焼いたものですが、それでもフチの部分は少し割れているので、チーズ生地は膨らんでから思いっきり凹むので、まあ仕方ないですねぇ😵
【13】ベイクドチーズケーキの完成です😋これはこれで冷やしてから食べると、めっちゃ美味しいですよっ😆
【14】今回はアップルコンポートを乗せたアップルタルトに仕上げたかったので、りんご2個分のアップルコンポートをベイクドチーズタルトタルトにすべて盛り付けます。お好みでナパージュを塗ってキラキラさせてもいいと思いますが、アップルコンポートは色が薄いので、あんまりキラキラ感はないですね🤣
【15】タルト台がキザギザになっているのは、タルトストーンを乗せるときにクッキングシートを敷き忘れたからです🤣よい子はちゃんとクッキングシートを敷いてからタルトストーンを乗せるようにしましょうね😵
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アーモンドプードルを使って作るサクサクのタルト生地のレシピはこちら
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【1】タルト生地はバター、粉砂糖、溶き卵、薄力粉で出来ます。材料がとてもシンプルなので、初めてタルト作る人にもオススメ出来るレシピだと思います😉今回は風味と食感を変えるため、アーモンドプードルを加えているのが特徴のレシピになります。
【2】最初に常温で少し緩めたバターをボウルに入れます。バターを冷やしたままミキサーで混ざるという方法もあるみたいですが、僕は冷たくまだ少し固いバターをへらで練って使っています。あんまり緩んでしまうと、最後に手で捏ねる時にめちゃくちゃやりにくいので、僕はバターはある程度冷たいまま使いますね😉
【3】バターがひとまとまりになったら、粉砂糖とアーモンドプードルをふりいながら混ぜていきます。バターとアーモンドプードルが混ざると、ざらっとしたやや茶色っぽいクリーム状になります。粉砂糖の白い感じが残っているときは、完全に混ざっていないと思います。完全に混ざって綺麗なクリーム状にしましょうね🙂
【4】バターと粉砂糖類が混ざったところで、溶き卵を加えてしっかりと混ぜていきます。溶き卵の液体感がなくなるまでしっかり混ぜると、黄色いクリーム状になります。溶き卵のべちょっとした感じがなくなるまで混ぜてくださいね。
【5】タルト生地が黄色いクリーム状になったところで、香り付けにバニラエッセンスを1~2滴垂らして、さらに混ぜていきます。
【6】バニラエッセンスが混ざったところで塩を加え、最後に薄力粉を振るいながら加えましょう。サクッと感を強くしたいときは、あえてふるわずに入れるという方法もあるようですが、タルト生地がサクサクになればなるほど、出来上がったタルトを切り分けるときに割れてボロボロになりやすいです。なので、何でもかんでもサクサクがいいという感じにはしない方がよいとは思います😵
【7】薄力粉とバターが混ざってきて、薄力粉の粉感がなくなれば手で触っても大丈夫ですが、今回のレシピはアーモンドプードルが混ざっているので、手で触ると少しべとっとしていると思うので、ベトつくのが苦手な方は木べらなどでボウルに押しつけるようにしながら捏ねていく感じでもいいと思います🙂
【8】完成したタルト生地はサランラップにくるんで、一時間以上冷やしましょう。四角にしていますが、冷蔵庫から出して使うときは、固くなっているタルト生地を手で軽く捏ねて伸ばしやすくしてから使います。なので、特に四角でなくてもイイと思います😊特に円形にのばしてタルト型にはめるときは、四角よりむしろボール状に丸めた形の方がイイかもしれません🤔
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アップルコンポートは大きめに切ったりんごを砂糖で煮込むだけでOKのレシピはこちら
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【1】今回はリンゴのコンポートを作るので、特別な材料としてはリンゴになります。リンゴはやや硬い目のリンゴを使い、皮を剥いたら1/8カットにしましょう。1/4カットなどでも作ることが出来ますが、あまり分厚いコンポートにすると、今度はパンやお菓子で使うときに使いにくいので、使いやすさを考えれば1/8カットぐらいが丁度良いと思います😉
【2】フライパンに水、レモン水、砂糖をいれ、しっかりと混ぜましょう。砂糖に水が絡まっていればいいので、特に水に砂糖が溶けている必要はありません。この段階ではまだ加熱する必要も無いですね😉
【3】砂糖と水が混ざったら、カットして準備していたリンゴを加え、へらやお好み焼きのコテのような道具をつかって、リンゴ全体に砂糖水が絡まるように軽く混ぜ合わせましょう。
【4】後はひたすら加熱を続け、水分が完全になくなるまでしっかりと煮込みましょう。加熱する温度は量が多いときは中火中、リンゴの量が少ないときは中火弱ぐらいで加熱をすればOKです。水分が飛び始めるとそのままほっとくとフライパンの中で焦げるので、適当ひっくり返したりして焦げないように注意しましょう☝最初のうちはフライパンに蓋をして蒸し焼きみたいな感じで煮込んで行ってもOKです😉水分がなくなってもまだリンゴの中に水分が含まれているので、焦げないようにひっくり返しながらしばらく加熱を続けましょう。
【5】まだ(3)のりんごとそれほど色は変わりませんが、角が少し丸まってきているのが分かるでしょうか?😊この頃にはりんごからも水分が出ているので、結構フライパンの中は水分でひたひたになっています。
【6】コンポートが出来上がってきた時の目安は、かき混ぜている時にリンゴ同士が張り付いて滑らなくなってきた時ですね。リンゴ同士が張り付かず滑るときは、まだ水分を多く含んでいる証拠なので、そのときは加熱を続けましょう。滑らずに張り付くようになるのは、砂糖の糖分ががしっかりとリンゴに中にしみこんで、ベトベトした砂糖漬けになったからですね😉色も白っぽい色から、結構オレンジ色っぽく変わります。
【7】コンポートが出来上がったらコンロの火を止めて、適当な器に移して粗熱が取れるまでおいておきましょう。平べったい器に移してラップをしてから保冷剤を置いて無理矢理粗熱を取る方法もありますが、コンポートの仕上がり具合によっては結構柔らかくなっているので、あまり上からものを置かない方が型崩れしなくてよいと思います😉粗熱が取れたら、使うときまで冷蔵庫で冷やしておくとしっかりと味もしみこんで美味しいコンポートになると思います😋
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チーズ生地のレシピはこちら
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【1】今回はチーズ生地をつくりますので、クリームチーズが特別な材料になります。前回紹介したレシピみたいにマスカルポーネを入れれば濃厚さはあがりますが、色々レシピの分量が変わるので、マスカルポーネを使いたいときは前のレシピを参考にしてください🙂
【2】常温で柔らかくしたクリームチーズをひとまとまりにして練ったら、グラニュー糖を加えてさらに練っていきます。グラニュー糖は最初はザラザラしていますが、バターと一緒に練っているうちに、ザラつきがなくなってひとまとまりのバターのかたまりになります。
【3】チーズ生地に常温に戻しておいた溶き卵を2~3回に分けて加えてしっかりとなじませながら混ぜていきます。クリームチーズには脂質が多く含まれ、卵は水分なので一度に入れると分離してなかなか混ざらないことがあるので、あまり一気に混ぜない方が良いと思います☝
【4】溶き卵とチーズ生地がなじんでトロトロのクリーム状になったところで、常温に戻しておいた生クリームを2~3回に分けてチーズ生地に加えましょう。混ぜては加え、混ぜては加えという作業になりますが、このときあんまりぐるぐる混ぜて気泡だらけにすると、焼く時にそれが割れる原因にもなるので、出来るだけ混ぜるときは優しく気泡が出来ないよう注意しましょう。
【5】生クリームが混ざるととろみの強いクリーム状のチーズ生地が出来るので、常温に戻しておいたレモン水を加えてさらに優しく混ぜていきます。
【6】最後に薄力粉をふるいながら混ぜていきます。薄力粉が焼き上がったベイクドチーズをしっかりとした形に保つ役割をしますが、振るわずに入れると薄力粉がダマになってチーズ生地が綺麗に焼き上がらないので、必ずふるってから入れるようにしてくださいね😉
【7】薄力粉を混ぜるときもかなり気泡が入りやすいので、ゴムへらなどで丁寧に底からすくうようにして混ぜていきましょう。気泡0で混ぜるのは不可能なので、ある程度の気泡が入るのは仕方ないですが、ホイッパーみたいな道具で混ぜると、めちゃくちゃ気泡が出来て収集がつかなくなるので、混ぜるときはゴムへらで混ぜた方がいいと思います☝
【8】チーズ生地はサラサラした液体状で結構素直に流し込むことが出来るので、注ぎ口のあるボウルや鍋などで作れば、タルト台や型に綺麗に流し込めると思います。気泡が気になる人はこの状態で1~2時間置いていけばそれなりに気泡が消えるそうですが、僕はそんな暇は無かったので、ソッコー使いました🤣
■POINT
今回はりんごのコンポートですが、他のフルーツのコンポートをのせても美味しくいただけると思います😉
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詳しいレシピは「黒わんこカフェ」で検索(^^)
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