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甘さほんのり 黒豆の赤ワイン煮

甘さほんのり 黒豆の赤ワイン煮

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■保存期間 冷蔵5日/冷凍1か月 ■紹介文 今回は、黒豆を赤ワインで煮た、甘さ控えめでつやつやに仕上がるレシピをご紹介します。 砂糖を少し控えめに、しょうゆではなく赤ワインで黒豆を炊くとほんのりとした甘さで、そして香り良く黒豆をいただくことが出来ます。 寒天やゼラチンと固めて冷やしたり、クリームチーズやヨーグルト、アイスクリームなどと和えると贅沢なデザートとしても活用できます。 鉄釘も重曹も使いませんが、とても色よくつやつやに、ふっくらと仕上がります。黒豆料理は作るのも味も苦手という方も、お試しくださいませ。 ■材料(4~5人分) 黒豆 150g ■下ごしらえ用 水(圧力鍋の場合) 600ml 水(普通のお鍋の場合) 900ml ■煮込み用調味料 グラニュー糖 大さじ4 (または、上白糖か三温糖) 大さじ5+小さじ2 塩 ひとつまみ(親指・人さし指・中指の3本の指先でつまんだ量) ■仕上げ 赤ワイン(安価なもので充分です。料理用ワインが香り良くおいしく仕上がります) 100ml
■作り方 【1】黒豆を計ります。150gは約1カップです。 【2】黒豆を分量の水に1晩(9~12時間目安)漬けます。室温で構いません。 お鍋に漬けても良いのですが、その間、他の調理(当日の食事の準備など)が出来ませんので、ジップロックコンテナーを使って漬けています。 【3】9~12時間経つと黒豆がふっくらとし、水にきれいな赤色が出ています。 この時点で、皮が破れているものが見受けられますが、気にしなくて構いません。 この赤い水で炊き上げること、最後に赤ワインを入れますので、きれいに仕上がります。 【4】黒豆を漬け汁ごと煮込み用の鍋に入れます。 この漬け汁は最後まで大活躍しますので、この後の手順でも、うっかり捨てそうになる手順があったりしますが、決して捨てないようにしましょう。 鉄釘よりも重曹よりも、漬け汁が大切です。これは魔法の水です。 【5】煮込みます。圧力鍋、普通のお鍋と2種類の方法をご説明します。 【圧力鍋の場合】高圧に設定して加熱します。圧力がかかったら、弱火にして、1分後、火を止めます。その後、圧力が完全に抜けるまで、そのまま放置しておきます。 【普通のお鍋の場合】中ぶた(落としぶた)と、外ぶたをして、中火にかけます。これは、豆料理は、空気に触れるとシワが寄るため、豆が踊って煮汁から飛び出ないようにする中ぶたと、ゆっくりとかつ効率良く火を通すための外ぶたを使用する、というわけです。中ぶたがない場合は、クッキングペーパーでも構いません。 沸騰したら、2つのふたを外して、アクを取ります。その後、ふたを戻して、1時間ほど、弱火で煮込みます。 煮込み中は、弱火で焦げないように、また、まんべんなく火が通るように、お鍋の中央にコンロの火があるように気を配りましょう。 普通のお鍋で炊いた場合の、黒豆の柔らかさを確認するには、豆を縦に持って、簡単につぶせるかどうかです。 【6】圧力鍋の場合は圧力が抜けたら、普通のお鍋の場合は黒豆が煮えたら、ゆで汁を捨てないようにボウルなどを敷いてざるで豆を受けます。 ゆで汁は捨てません。捨ててしまわないように注意しましょう。 【7】鍋に黒豆と、4~5人分なら200ml(1カップ)、6~7人分なら320mlのゆで汁を鍋に入れます。 【8】砂糖と塩を加え、ざっと全体を混ぜたらふたをしないで中火にかけます。 ふたはしません。ふたをすると、吹きこぼれることがあります。 【9】砂糖が溶けて全体に馴染んだら弱火にして、赤ワインを加えてざっと全体を混ぜます。 【10】沸騰直前で火を止めます。鍋のふちが白くふつふつとなったら沸騰直前です。これ以上加熱すると赤ワインの香りが飛んでしまうため、この状態で火を止めましょう。 ここで、味をみます。味見は黒豆ではなく、煮汁で味見をします。まだ黒豆には味が染みていないためです。煮汁の味が、時間が経つと黒豆に移ります。 私のレシピは甘味をかなり控えています。冷めてからいただくと、甘味はさらに抑えられますので、味見をして、もし甘味が足りないようでしたら、加熱せず、グラニュー糖または砂糖を小さじ1ずつ足して、ざっと全体を混ぜて、砂糖が溶けて全体がなじんだら、味見をして、ちょうど良い甘味加減にすると良いですよ。4~5人分で+大さじ1(小さじ3)まで、6~7人分で+大さじ1.5(小さじ約5杯弱)までが、甘ったるくなく仕上がる限界の分量です。 【11】このまま一昼夜以上(24時間以上)漬け置いて味を馴染ませましょう。とても旨味と甘味が出て、まろやかに仕上がります。 お鍋のままでも良いのですが、その間、他の調理が出来ませんので、保存容器に移し替えて保存しています。 しっかり粗熱を取ってから、充分に消毒した保存容器に入れて、冷蔵庫で保存しましょう。 ■作り置きのコツ・ポイント 黒豆は水に9~12時間浸水させてから調理しましょう。圧力鍋で炊いてもうまく戻らないことがあるためです。 漬け汁(ゆで汁)をうまく使うことで黒豆をつやつやにふっくらと仕上げます。特に手順6ではくれぐれもゆで汁を捨てないようにしましょう。 赤ワインを加えたら香りが飛ばないよう、沸騰させないうちに火を止めましょう。 ■アレンジのヒント 和えておいしい:クリームチーズ/無糖ヨーグルト/アイスクリーム(バニラ/抹茶) 寒天で固めて、ぷるぷるのデザートとしてもいただけます。水400ml、粉寒天2g(各寒天なら1/2本をちぎって分量外の水で戻したもの)を加熱して沸騰後1分加熱して寒天を溶かした後、グラニュー糖大さじ3を振り入れて混ぜて1分加熱で砂糖を溶かして火を止め、汁気を切った黒豆大さじ5~6を加え、型に流して30分以上冷蔵庫で冷やし、お好みの形に切って出来上がりです。 水200ml+人肌程度に温めた牛乳でも美味しくいただけます。温めた牛乳は、黒豆と同じタイミングで加えます。 パウンドケーキの具材にも。 中途半端に余った乾燥黒豆は、ぜひ最強飯のご活用をおすすめします。色鮮やかで栄養満点の主食が出来上がります。 https://mayukitchen.com/boiled-red-wine-of-black-beans/

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