こんにちは〜本日はペコリ【月間角食部7月】予告投稿です。
ペコリ➡︎⭐︎【月間角食部7月】7月4日(火)8時〜22時まで開催されます。みなさまのご参加お待ちしておりますペコリの投稿写真は以前焼いた食パンですが、こちらの写真は工程変更した食パンです。カクカクカクサンこちらは以前焼いたものです。レシピは同じです。発酵時間や発酵温度、成形も同じです。マヨネーズを入れるタイミングを変えましたそれだけの違いで何が変わるの?これがとても変わるんです
グルテンとは小麦粉の成分でタンパク質の一種二つの相反する性質を持ったものなんです。*縮む。ガス抜きした生地を伸ばすと縮みます。*伸びる。生地にベンチタイムをとると緩んで伸びやすくなります。グルテンはゴム風船みたいなもの詳しい説明➡︎⭐︎グルテンは小麦粉に水と合わせ捏ね力をかけると形成されます。水分とくっつく前に油脂があるとグルテン形成の阻害となります。しかしそれが必ずしも悪いわけではなくパンの歯切れが軽くなりさっくり食べられる。グルテン形成がしっかりされた後で油脂を入れると食べ応えのあるもっちりしたパンとなる。作業性としては●マヨネーズ先入れはそのままホームベーカリーに入れるので楽。しかし油脂を先入れするとグルテンが弱いので生地が切れやすい。荒れやすい。●マヨネーズ後入れは手間が増えますが、グルテン形成された生地(これがグルテンチェックされた生地)に油脂を後入れすると伸縮性の富んだ生地になる。私のレシピは牛乳加水が多いですが、牛乳も生クリームやホイップもまた脂肪分があるので水で捏ねた生地よりも軽めな歯ざわりになります。これはクラスト(パン耳)の食感にも現れます。私の食パンは歯切れの良いクラストに仕上げたいので牛乳加水レシピが多いんです。
材料 (1斤)
強力粉(イーグル)
270g
ドライイースト
4g
三温糖
15g
塩
4g
水あめ
10g
牛乳
190ml
マヨネーズ
30g
料理を安全に楽しむための注意事項 投稿者からのコメント
キューピー人形風お絵描きだんめんずマヨネーズ先入れ⬆︎マヨネーズ後入れ⬇︎天面の目詰まりは釜伸びにより起こる。すだちのキメの細かさが少し違うように思います。マヨネーズ先入れは粗め角の空洞化ありさっくり軽い歯切れのよいパン。マヨネーズ後入れは細かめ過発酵気味もっちり食べ応えのあるパン、これは食感の違いでお好みかと思います。どちらも全く問題なくプレーン食パンのようにマヨネーズの酸味は感じられません。とても美味しかったですただ実験でマヨネーズ後入れも仕上げ発酵を8割でカクカクなので、釜伸びを想定して7割にて発酵終了で良いかと思います。またベストに近づくように焼きまーす
ここからは…私の独り言です。スルーしていただいて構いません。買い物中のたまたま通りかかってちょっとビックリしたこと正直これを載せるか迷いました…。私が日々こだわっている山食パンの山の部分のすだちの均一化こだわればエンドレスな私のマニアな研究。しかし…品質管理を徹底された製パンメーカーの山食パンが…これじゃあ…思わずガン見で!写真撮ってしまった!すいませんお店の方。かなりの大穴これは不良品?出荷チェックするはずですがこの大穴がフチにあるという事はカットした先のパンも大穴だと思う。山食パンの山の部分は型に収まった生地よりも温度が上昇するために発酵が進み、すだちが粗くなるのは仕方ないこれは成形ミス?私もたまに成形が悪い時には大穴が開きますが製パンメーカーは細かく機械管理のはずなので…うーーーーん。気になる。そのまま通り過ぎればよかったが…ってブログに載せちゃってるしあかんやろいろんな葛藤が…これもまた自分のパンの作り方を考える勉強になります。品名メーカーは隠しております。でもこれは売り物これでお客様は購入するんでしょうか?私は自分でパンを作るのでたまたま気になったのでしょうか?私たち消費者が知らず知らずに購入したものが実は品質基準より低いものだったりしたら…悲しいですね。作り手の並々ならぬ努力、こうした一つの小さな事でも失墜する原因になるんです。大きな組織であればあるほど、徹底した品質管理をと願います。変な記事を書いてしまいすいません。私はスーパーでパンを購入することはありませんが、多くの方が食べられているメーカー品の食パンそれがこんなもんか?って食べられているのも寂しいです。製パンメーカーの開発者は日々研究を重ねて美味しいパンをお届けしようと思っているはずですから。私の独り言にお付き合いいただいてすいません。
※みやすさのために書式を一部改変しています。