材料(4~5人分)
クグロフ型 (直径約16cm) 1個分
強力粉 280g
スキムミルク 大さじ2
グラニュー糖 30g
無塩バター 40g
塩 5g
卵 50g
水 120g
インスタントドライイースト(耐糖) 5g
ドライレーズン 60g
ドライクランベリー 60g
レモンピール 60g
ラム酒 (漬け込み用) 大さじ2
アーモンド ホウル (成形用) 14粒
溶けにくいタイプの粉砂糖 (仕上げ用) 大さじ1
作り方
[1] ドライクランベリーとドライレーズンはぬるま湯で丁寧に洗い、コーティングオイルを落とす。水切り後、ペーパータオルで水分をふきとる。レモンピールと合わせる。
[2] ①をラム酒に漬ける。できれば2~3日くらい漬け込むと風味が増して美味しいです。私は冷蔵庫で3日間漬けこみました。
[3] ラム酒に漬けたドライフルーツ類は使用する30分前に冷蔵庫から出し、ペーパータオルで包み、水分をしっかり取り除いておく。
[4] ホームベーカリーのパンケースに強力粉、薄力粉、スキムミルク、グラニュー糖、塩、イースト、バター、水と卵を入れ、生地作りコースでパン生地を捏ねる。
[5] ホームベーカリーの「捏ね」の工程から「発酵」に入った直後にパンケースから生地を取り出し、生地を手で押し広げ、ドライフルーツを生地全体に広げ、ムラなく混ぜ込む。
[6] 混ぜ込む際はフルーツを潰さないように気をつけてください。何度かたたき捏ねを加えるとまとまりやすくなります。生地に具材が均等に混ざったら、生地を張らせながら丸める。
[7] 耐熱ボウルに生地を入れる。ラップをふんわりかけ、オーブンで一次発酵させる。(目安:40℃で1時間前後)
[8] 一次発酵完了の見極めは生地の大きさが約1.5~2倍くらいに膨らんでいたらOKです。一次発酵をじゅうぶんにとることが成功の秘訣です。しっかりと発酵させてください。
[9] 一次発酵の見極め方はフィンガーテストをします。人差し指の第二関節まで強力粉(分量外)をつけ、生地にそっと指を差し込み状態を確認する。穴が戻らなければ発酵完了です。
[10] フィンガーテストをして、穴がふさがった場合は、発酵不足なので もう一度、オーブンにもどし、5分位ずつ発酵を延長して様子をみる。
[11] 生地が出来上がったら、生地を手のひらで軽く押さえて、ガスを抜き、張らせながら丸める。生地に かたくしぼったぬれ布巾をかけ、10分間、ベンチタイムをとる。
[12] ベンチタイム中にクグロフ型に無塩バター(分量外)を刷毛でぬり、アーモンドを型の底に並べる。
[13] ベンチタイム終了後、生地のとじめを下にして、作業台の上でまんべんなくガスを抜き、丸め直す。生地がベタつき作業がしにくい時は手粉(強力粉・分量外)をつけてください。
[14] 生地の中心に人差し指を刺し込み穴を開ける。下まで貫通させて、指をまわしながら穴を少し広げる。生地がベタつくので、人差し指に強力粉(分量外)をつけておくと作業しやすいです。
[15] 生地を少し持ち上げ、生地の下からも指を入れてクグロフ型の筒の大きさまで穴を広げる。
[16] 生地のとじめを下にしてクグロフ型に入れ、手で軽く押さえて表面を平らにする。
[17] 型の上にふんわりとラップをかけ、オーブンの発酵機能を使い、二次発酵させる。(目安:40℃で30分前後)
[18] 二次発酵完了の目安は、生地が型の高さ9分目に達していればOK。オーブンの予熱中にも発酵が進みます。最終的に型の高さギリギリか1cm位上に達してればOKです。
[19] 200℃で予熱しておいたオーブンで25分焼成。焼成後、すぐに型から出し、ケーキクーラーに移す。
[20] 粗熱をとり、温もりがあるうちに粉砂糖を茶こしを通してふりかける。
[21] 切り分けるのは生地が完全冷めてからの方がキレイに切れます。今回はクリスマス用に飾りを付けました。
[22] オーブンの種類・使用年数により、焼き具合は若干異なる為、火力が強いようなら、焼き色がついたらアルミホイルをかけて残り時間を焼いてください。
[23] 使用した型はカイザー(KAISER)クーゲルホフ型 直径約16cm、高さ約9cmです。
[24] 模様が複雑な型を使用する際は、バター等の油脂を型の内側にしっかりぬってから、生地を入れると焼成後はキレイに型から生地が外れます。
きっかけ
クリスマスプレゼント用に前もって試作しました。
おいしくなるコツ
揃える材料も作業工程も多いですが、出来上がった時の達成感はすごいです♪年に一度のクリスマスにがんばって作ってください。ドライフルーツは家にあるものやお好みのもので代用してもOKです。