鯛の旨味を存分に活かした一品。
ふっくらほろほろ食感も、BONIQの低温調理ならでは!
《材料》
・真鯛 (生食用、ウロコ・ひれ・ワタ処理済み) 1尾
・あさり 200g
・プチトマト 6個
・ブラックオリーブ 5粒
・パプリカ(黄色) 1/2個
・ローリエ 1枚
・タイム(乾燥) 小さじ1/2
・マジックソルト 小さじ1 ※スパイス・ハーブ・岩塩をブレンドしたエスビーの商品。
・塩 適量
・こしょう 適量
・オリーブオイル 40ml
・にんにく 1片
・白ワイン 大さじ3
・水 75ml
■このレシピに使った製品
低温調理器 BONIQ
※詳しくはプロフィール欄をご覧ください。
※BONIQ 公式製品サイト:https://boniq.store/
(「ボニーク」で検索もOK)
《手順》
1 あさりの砂抜き
ボウルに水 200ml(分量外)と塩 10g(分量外)を入れ、よく混ぜる。
あさりを入れて上から新聞紙やホイルを被せ、冷蔵庫で2~3時間置いておく。
2 鯛の下処理
鯛に十文字の切り込みを入れ、両面にマジックソルトとタイムを擦り込む。
3 あさりを洗う
砂抜きを終えた①のあさりを水洗いし、水気を切る。
4 野菜の下準備
パプリカは1cmの角切り、オリーブはスライス、にんにくは潰しておく。
5 あさりを調理する
フライパンにオリーブオイルを熱し、潰したにんにくを入れる。香りが立ったらあさりを入れる。
白ワインと水を加え、蓋をして中火で5分ほど蒸す。
あさりが開いたら蓋を取って火を消し、あら熱を取る。
6 BONIQをセット
食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
55℃ 0:45(45分)に設定する。
7 フリーザーバッグ〜BONIQに投入
フリーザーバッグに鯛、野菜、⑤のあさりを汁ごと入れる。
BONIQが設定温度に達したらフリーザーバッグを湯せんに入れながら、バッグ内に気泡が残らないようにしっかり空気を抜いて密封し、低温調理をする。
この時、バッグを完全に沈めて食材全体が湯せんに浸かるようにする。
(気泡が残っていたり食材全体が完全に浸かっていないと、熱が適切に伝わらず、加熱ムラが生じる。)
※フリーザーバッグの密封方法:https://youtu.be/N-t1ox7mox0
8 味を整える
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったらフリーザーバッグを取り出し、スープの味をみる。
必要であれば塩・こしょうで味を整える。
9 仕上げ
鯛の頭を左側にして皿に盛り付けて、出来上がり。
《作る際のポイント》
下処理が済んでいない鯛は、ウロコとワタを処理する必要があります。
鯛の身に十字を切り込む事で、中まで味が染み込みます。
あさりの砂抜きは、購入したものは2~3時間、潮干狩りなどで採ったものは1日、時間をかけて砂抜きをします。新聞紙やホイルなどで包んで暗い状態にすることで砂を吐き出しやすくなります。
手順⑤、蒸した時に開かなかったあさりは取り除きましょう。
《BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス》
今回紹介したレシピのアクアパッツアにはタイやあさり、トマトやパプリカを使用していますが、どれも主役級に美味しく、栄養価が高い材料ばかりです。
その中でも、あさりはアクアパッツアの味の決め手になくてはならない食材です。
その理由として、あさりには「コハク酸」という旨味成分であるアミノ酸が含まれています。このコハク酸が、タイやトマトが持つ他の種類の旨味成分と合わさることで、より旨味を強調しグンと美味しいアクアパッツアに仕立ててくれるのです。
また、あさりの魅力は旨味成分だけではありません。あさりには鉄分とビタミンB12が豊富に含まれており、これら二つの栄養素は血液を正常に作り出し貧血の予防・改善を担う栄養素です。鉄分はビタミンCと一緒に摂取すると吸収率がUPします。トマトやパプリカにはビタミンCが多いので理想的な組み合わせです。
アクアパッツアに使う魚はタイの他にタラやスズキなどに代えても良いですが、あさりだけは欠かさずに用意しましょう!
《注意》
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細は下記URLから参照下さいませ。
【低温調理のルール〜6つのポイント〜】
https://boniq.jp/recipe/?p=19886
(「低温調理 ルール」で検索もOK)
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
【食中毒に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防】
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/index.html