【休日に作りたい】クリスマスの定番菓子!ジンジャーブレッドとは?歴史や基本レシピを解説

【休日に作りたい】クリスマスの定番菓子!ジンジャーブレッドとは?歴史や基本レシピを解説

クリスマスの定番のお菓子の一つ「ジンジャーブレッド」をご存じですか?生姜の風味が豊かなクッキーですが、由来などは意外と知られていないことも多いようです。この記事では、ジンジャーブレッドの特徴やクリスマスに食べる理由などを解説します。ジンジャーブレッドのおすすめレシピもご紹介するので、ぜひ最後までご覧くださいね。

  • 目次
  • ジンジャーブレッドとは?
  • クッキータイプとケーキタイプがある
  • クリスマスに食べる・飾る理由
  • ジンジャーブレッドの歴史
  • ジンジャーブレッドマンクッキーにもタイプがある
  • ジンジャーブレッドのレシピをご紹介
  • クリスマスにジンジャーブレッドを作ってみよう!

ジンジャーブレッドとは?

クリスマスが近づくと見かける機会が多くなる「ジンジャーブレッド」。ジンジャーブレッドとはその名前の通り、生姜(ジンジャー)を使った焼き菓子のことです。

生姜のほかにもシナモンやカルダモン、ナツメグなどのスパイスに、モラセス(糖蜜)、はちみつ、砂糖を加えて作られており、スパイシーでコクのある味わいが特徴となっています。

クッキータイプとケーキタイプがある

ジンジャーブレッドといっても、実はひとつの形だけではありません。見た目も食感も異なる、クッキータイプとケーキタイプの2種類があるんです。

クッキータイプは、ジンジャーブレッドマンとも呼ばれる人型のクッキーがよく知られています。ケーキタイプは、パウンドケーキの形をしたジンジャーブレッドケーキ。どちらも生姜やスパイスの効いた味わいです。

ジンジャーブレッドケーキはイギリスではティータイムに食べられることも多いのですが、フランスで親しまれている「パン・デピス(pain d'épices)」にもよく似ています。ちなみにパン・デピスにはフランス語で「スパイスを使ったパン」という意味があるんですよ。

クリスマスに食べる・飾る理由

ジンジャーブレッドがどんなお菓子かわかりましたが、なぜクリスマスに飾ったり食べたりするのでしょうか。理由には諸説あるので、以下で代表的な例をご説明します。

①無病息災を願って食べられていた

ジンジャーブレッドに使われる生姜は、古くから寒い季節に好まれてきたスパイスのひとつです。そこで、一年の中でも寒い時期にあたるクリスマスに、体をいたわる意味もこめてジンジャーブレッドを食べるようになったと言われています。

さらに、生姜やシナモンのような強い香りのスパイスには魔除けの意味があるとされていることも関係するのだとか。

こうした背景によって、ジンジャーブレッドがクリスマスに食べられるようになったと考えられています。

②オーナメントとして使われた

日本ではあまり見かけませんが、ヨーロッパではクリスマスツリーのオーナメントとしてジンジャーブレッドクッキーを飾ることも多いんですよ。

スパイスや砂糖を多く使ったジンジャーブレッドクッキーは、日持ちしやすいとされており、飾りとして用いられる理由のひとつとなっています。

③『ヘンゼルとグレーテル』のお菓子の家から

クリスマスによく見かけるお菓子の一つに「ヘクセンハウス」があります。ヘクセンハウスとは、グリム童話『ヘンゼルとグレーテル』に登場するお菓子の家がモチーフになっていて、伝統的なものはジンジャーブレッドで作られるのです。

このことから、ジンジャーブレッドとクリスマスのイメージが結びついたと考えられます。

ジンジャーブレッドの歴史

続いて、ジンジャーブレッドの歴史について見ていきましょう。ジンジャーブレッドの起源や人型に成型するようになった理由などを解説します。

ジンジャーブレッドの起源

ジンジャーブレッドが生まれたのは紀元前2400年、ギリシャのロドス島にあるパン屋さんが焼いたものが起源といわれています。

その後、11世紀の十字軍の遠征によってヨーロッパ中に生姜が広まるとともに、ジンジャーブレッドも広まっていったようです。

生姜はもともとは食品というよりは薬のように扱われていて、中世ヨーロッパでは1ポンド(約450g)の生姜が牛一頭と同じ値段だったといわれています。生姜がいかに貴重だったかがうかがえますよね。

人型クッキー「ジンジャーブレッドマン」の由来

ジンジャーブレッドが人型に成型されるようになったのは、16世紀のこと。エリザベス女王1世が宮廷を訪れた客をもてなすために人型のジンジャーブレッドをお菓子職人に作らせたのが始まりでした。

人型に似せて作りもてなすことで、外交において円滑な関係を築くためだったとされています。

また、この頃イギリスでは「ペスト」が流行し、14世紀のロンドンでは市民の3分の1が亡くなったともいわれています。王であったヘンリー8世がペスト対策として生姜を食べることを推奨したことから、国王に見立てて人型に作った生姜入りクッキーを焼くようになったという説もあるんですよ。

ジンジャーブレッドマンクッキーにもタイプがある

ジンジャーブレッドマンクッキーには、ヨーロッパ風とアメリカ風という大きく異なる2つのタイプがあるんです。以下でそれぞれの特徴を見てみましょう。

項目 ヨーロッパ  アメリカ
使われる食材  

ジンジャー、シナモンやアニスなどのスパイス、ブラウンシュガーほか

ジンジャー、シナモン、クローブなどのスパイス、モラセス(糖蜜)、ブラウンシュガー

形状

薄型

厚みがあり、表面がひび割れている

食感

サクサク、パリッとした食感

しっとりやわらかめで噛みごたえがある

呼び方

スウェーデンでは「ジンジャーシン」と呼ばれる

ジンジャースナップクッキーとも呼ばれる

特徴

アイシングで絵を描くのも定番

キャラメルやクリームが入っているものもある

ヨーロッパ

イギリス、ドイツ、スイス、スウェーデンといったヨーロッパの国々のジンジャーブレッドマンは、生姜やスパイスの効いた生地を薄く伸ばしてから型抜きして焼きあげます。そのため、サクサクでパリッとした食感が特徴です。

スウェーデンでは「ジンジャーシン」とも呼ばれ、「シン(thin)」には「薄い」という意味があります。

アメリカ

アメリカのジンジャーブレッドクッキーはヨーロッパのものとは異なり、厚みがあり表面がひび割れているのが特徴です。

アメリカでお菓子作りによく使われるモラセスという液状の糖蜜を加えるのも特徴で、しっとりとした食感に仕上がります。キャラメルやクリームが入っているものもあるんですよ。

アメリカでもジンジャーブレッドクッキーをクリスマスツリーに飾ることもあり、キャンディケーンと呼ばれる杖のような形をした赤と白のキャンディとセットにするのが定番です。

ジンジャーブレッドのレシピをご紹介

さてここからは、ジンジャーブレッドのおすすめレシピをご紹介します。アイシングのデコレーションがとてもかわいいジンジャーブレッドマンクッキーや、紅茶やコーヒーのお供にぴったりのジンジャーブレッドなど、絶品レシピをピックアップしました。ぜひチェックしてみてくださいね。

ジンジャーブレッドマンクッキー

サクサク食感のジンジャーブレッドマンクッキーを作ってみましょう。スパイスの華やかな香りがクセになるおいしさ!カラフルなアイシングでデコレーションするのも楽しいですよ。ぜひ作ってみてくださいね。

ジンジャーブレッド

ティータイムにぴったりの、ジンジャーブレッドはいかがでしょうか。しっとりふんわりとした食感の生地をひと口ほおばると、スパイスの豊かな香りが口の中に広がり、幸せな気分になれる一品です。ぜひお試しくださいね。

黒蜜でお手軽ジンジャーブレッド

おやつやデザートに作りたくなる、ジンジャーブレッドをご紹介します。黒蜜のコクとスパイスの甘い香りがマッチして、とてもおいしいですよ。生地は材料を順番に混ぜ合わせていくだけで作れるので、お菓子作り初心者の方にもおすすめです。

クリスマスにジンジャーブレッドを作ってみよう!

今回は、ジンジャーブレッドの特徴や種類、歴史などについて解説するとともに、おすすめレシピをご紹介しました。クリスマスらしい華やかな香りが魅力のジンジャーブレッド。クッキータイプとケーキタイプの食べ比べをしてみるのも楽しいですよ。ご紹介したレシピも参考に、ぜひおうちでジンジャーブレッドを作ってみてくださいね。

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