カスクートとは?意味や語源、おうちで作れる絶品レシピとリベイクのコツ

カスクートとは?意味や語源、おうちで作れる絶品レシピとリベイクのコツ

コンビニやパン屋さんで見かける「カスクート」。フランス生まれの食べ物で、日本ではフランスパン(バゲット)にチーズやハムを挟んだサンドイッチとして定着しています。この記事では、カスクートの語源やおいしいカスクートを作るためのポイント、リベイク方法を解説!記事後半ではレシピもご紹介しているので、ぜひ最後までご覧くださいね。

  • 目次
  • カスクートとは?
  • フランス語で「軽食」を意味する
  • 日本では「バゲットサンド」の代名詞
  • カスクートはパンと具材選びが重要!
  • カスクートのおいしいアレンジ方法をご紹介
  • 劇的においしくなる「リベイク」のコツ
  • カスクートのアレンジレシピをご紹介
  • フランス生まれのカスクートを家でも味わってみよう

カスクートとは?

カスクートは「軽食」という意味をもつフランスの食べ物です。まずはその語源について見てみましょう。

フランス語で「軽食」を意味する

カスクートはフランス語の 「casse-croûte」 が語源で、一般的には「軽食」を意味する言葉として使われています。「casser」は壊す、割る、「croûte」はパンの皮、固いパンといった意味で、固いパンを縦に割って具材を挟んだ簡単な食事、つまり「サンドイッチ」を指すことが多いです。

フランスでは職場に持っていくお弁当としても定番で、駅の売店などでカスクートが売られているのだそうですよ。

具材はとてもシンプルで、バターを塗ったバゲットにハムをたっぷりと挟んだ「ジャンボン・ブール」が定番です。

日本では「バゲットサンド」の代名詞

カスクートは、フランスでは軽食全般を指す言葉ですが、日本のパン屋やコンビニでは「フランスパン(バゲット)などのハード系のパンを使ったサンドイッチ」を指す名称として定着しています。

カスクートはパンと具材選びが重要!

カスクートはとてもシンプルなサンドイッチなので、パンの選び方や具材次第でおいしさが変わります。ここでは、おいしいカスクートを作るためのポイントをチェックしてみましょう!

パン選びが重要!バゲットとバタールの違い

好みのカスクートを作るためには、まずはパンの選び方が重要なポイントです。カスクートで使用するフランスパンは主にバゲットとバタール。

どちらも材料と生地重量は同じですが、長さとクープ(表面の切り込み)の数が異なります。 バゲットは細長い形でクープの数は7本。皮(クラスト)のパリッとした食感と香ばしさが魅力です。バタールはバケットよりも短くて太めの形をしており、クープの数は3本。中身(クラム)がバゲットに比べてやわらかく、モチモチとした食感が楽しめます。

クラストのパリパリ感を楽しみたいなら「バゲット」、クラムのモチモチ感と具材のボリュームを重視するなら「バタール」がおすすめです。

具材は「ジャンボン・ブール(ハムとバター)」が基本

カスクートの具材は「ジャンボン・ブール」が基本です。フランス語でジャンボンは「ハム」、ブールは「バター」を意味します。

バターを塗ったバゲットに質のよいジャンボン(ハム)を挟んだだけのとてもシンプルなカスクートが最も代表的なんですよ。

シンプルながら奥深い味わいを楽しめるのが魅力で、一口噛みしめるほどにパンと具材が調和し、素材のおいしさを堪能できる一品です。フランスで最も愛されている組み合わせで、その名前がついたサンドイッチ店もあるのだそうですよ。

具材は欲張りすぎない

カスクートはパンのおいしさを楽しむためのサンドイッチです。具材の量や種類を欲張りすぎず、パンの味を引き立てるための適量を見極めるのがおいしく作るためのポイントになります。

具材を入れすぎると食べにくく、パンとのバランスが崩れてしまうので気をつけてくださいね。

味の決め手は「塩気と酸味」のバランス

カスクートはシンプルな料理だからこそ、ハムやチーズの塩気と、ピクルスやディジョンマスタードの酸味が味の決め手になります。

塩気や酸味を効かせることで味が単調にならず、飽きのこない味わいに仕上がりますよ。

カスクートのおいしいアレンジ方法をご紹介

カスクートをおいしく作るためのポイントを知ったところで、アレンジ方法をご紹介します。

チーズを入れてワインのおつまみにも

カスクートはハムとバターのみを具材にしたもののほかに、ハムとチーズを挟んだ「ジャンボン・フロマージュ」も定番です。

どんなチーズを使うかで味わいが変化しますが、おすすめはグリュイエールやエメンタール、コンテなどのハード系のチーズ。それ以外だと、カマンベールなどの白カビチーズもよく合います。アクセントに黒こしょうやハチミツをかければまた違った味わいを楽しめるのも魅力です。ワインのお供にもおすすめですよ!

魚介を使って

カスクートはハムの代わりにスモークサーモン、バターの代わりにクリームチーズを使うアレンジもおすすめです。

スライスした玉ねぎ、ケッパーやディルなどのハーブを加えると風味豊かに仕上がりますよ。

BLTでボリュームアップ!

サンドイッチの定番BLT(ベーコン・レタス・トマト)アレンジもおすすめ!カリカリに焼いたベーコンとフレッシュな野菜、パリッとした食感のパンがよく合います。

野菜はしっかりと水切りをしておくことで、時間が経ってもベチャッとせずにおいしく食べられますよ。バターが防水の役割を果たすので、しっかりと塗っておきましょう。

ベトナムのサンドイッチ「バインミー」風にアレンジ

カスクートはバインミー風にアレンジすることもできます。メインの具材は茹でた豚肉や鶏肉、海老、サバ水煮缶などがおすすめ。

たっぷりの野菜と甘酸っぱいなます、パクチーを挟めばボリューム満点の一品に仕上がりますよ。

板チョコを挟んでスイーツ風に

フランスでは板チョコを挟んだカスクートもあり、「バゲット・オ・ショコラ」とも呼ばれ親しまれています。

バゲットに板チョコだけを挟んで食べることが多いようですが、よりリッチに楽しみたいときはスライスしたバターも一緒に挟むのだとか。家庭でも簡単に再現できる、甘いもの好きの方におすすめのアレンジです。

💡ワンポイント豆知識
日本でも人気の「パン・オ・ショコラ(Pain au chocolat)」は、直訳すると「チョコレートのパン」になりますが、おそらくこの名前を聞いて想像するのはクロワッサン生地にチョコレートが入っているものですよね。ですが、実はクロワッサン生地のものが普及する前は、この「バゲットにチョコを挟んだもの」こそが元祖パン・オ・ショコラと呼ばれていたのだとか!そのため、フランスの人々にとってバゲットとチョコの組み合わせは、非常にノスタルジックなものなのだそうです。

劇的においしくなる「リベイク」のコツ

カスクートは時間が経つとパンが固くなりやすいですが、リベイクすることでおいしく食べることができますよ。ここでは、リベイクのコツを見てみましょう。

霧吹きで少し水をかけてトースターで温め直す

食べる直前に温め直すときは、霧吹きで少し水をかけてパンの表面を湿らせることがおいしくリベイクするコツです。水分を補うことで、外はパリッと、中はふっくらとした食感に仕上がりますよ。

霧吹きがない場合は、手を水でぬらし、全面に水を塗る方法でもOK。予熱したトースターで2~5分を目安に、外側がパリッとするまで温めます。加熱しすぎると固くなるので、様子を見ながら時間を調整してくださいね。また、焦げ目をつけたくないときやトースターの火力調整が難しいときなどは、アルミホイルに包んでから焼くのがおすすめです。

具材が入っている場合の注意点

ハムやチーズを使ったカスクートは、そのまま温めても問題ありません。とろりと溶けたチーズがとてもおいしいですよ。

ハムもチーズも冷たい方がお好みであれば取り除いて、温めた後に挟み直すのものよいでしょう。レタスやキュウリなど、熱に弱い生野菜が含まれている場合は一旦取り除いて温めるのがおすすめです。

カスクートのアレンジレシピをご紹介

ここからはカスクートのアレンジレシピをご紹介します。定番のチーズとハムのカスクートをはじめ、ちょっと大人の味わいのパストラミビーフを使ったものや、ボリューム満点のマスタードチキンのカスクートなど、思わず作ってみたくなるようなレシピをピックアップしました。ぜひ気になるレシピをお試しくださいね。

贅沢チーズとハムのカスクート

まずはチーズとハムを使った定番のカスクートをご紹介します。チーズはカマンベールとクリームチーズの2種類を贅沢に使って、リッチな味わいに仕上げました。パリッとしたフランスパンにチーズのまろやかさとハムの塩気、マスタードの酸味が一体となって、シンプルながら奥深い味わいです。

パストラミビーフのカスクート

パストラミビーフのカスクートはいかがでしょうか。小麦の風味が感じられるフランスパンに、ピリッと黒こしょうが効いたパストラミビーフがよく合います。ルッコラの風味とピクルスの酸味もアクセントになって、ついつい手が伸びるおいしさ。ワインのおつまみにもおすすめですよ。

ジューシーマスタードチキンのカスクート

ボリューム満点!マスタードチキンを挟んだカスクートのレシピです。酸味と甘味のバランスが良いソースで味つけした鶏むね肉が食べ応え抜群で、パリッとした食感のフランスパンとよく合います。まろやかなカマンベールチーズとの相性も良く、満足感のある一品ですよ。

フランス生まれのカスクートを家でも味わってみよう

今回はフランスの軽食であるカスクートについて解説しました。おもにフランスパンを使ったサンドイッチを意味することが多く、小麦の風味が香るパンと具材が一体となったシンプルながら奥深い味わいが魅力です。ご家庭でも簡単に再現できますので、ぜひご紹介したレシピも参考にしていただき、お好みの材料で作ってみてくださいね。

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