唐揚げに添えたり、お酒に入れたりといろいろな用途で楽しめるレモン。果汁をムダなく絞りきろうと思っても、なかなか難しいのが悩みどころですよね。そこで今回は、クラシルの管理栄養士(樺沢風音さん)がおすすめするレモンの果汁がたっぷり絞れる方法を検証してみます!レモンと相性抜群な唐揚げレシピもご紹介するので、ぜひ最後までご覧くださいね。
レモンの果汁がたっぷり絞れる裏ワザとは?専門家に聞いた簡単テクを検証!

さっそく検証スタート!
今回は、以下の3つの方法でレモンを絞って、1個のレモンから絞れた果汁の量を比較してみます。
①8等分のくし切りにして絞る
②横向きにしてX字に包丁を入れ、4等分にして絞る
③電子レンジで加熱してから絞る
さっそく1つずつ見ていきましょう!
①8等分のくし切りにして絞る
まずは、くし形に切るオーソドックスな方法を試します。
8等分のくし切りにしたレモンは小さいため絞りにくく、一度にたくさんの果汁を絞りたいときにはあまり向かなそうです。
②横向きにしてX字に包丁を入れ、4等分にして絞る
つづいてはレモンをX字に切る方法です。
レモンを横に倒したら、4等分になるようにX字に切ります。
そうすると、このような形の4等分になりました。あまり見慣れない形ですが、絞りやすさはどうなのでしょうか?
実際に絞ってみると、くし形のレモンよりもギュッと一気に絞れている感覚がありました。X字に切るとレモンの薄皮に対して斜めに切り込みが入るので、薄皮が邪魔にならずにしっかりと果汁が絞れるようです。
③電子レンジで加熱してから絞る
最後は電子レンジで加熱してから絞るという方法です。
レモンを丸ごと耐熱皿の上にのせて、500Wの電子レンジで30秒ほど加熱します。
加熱したあと、レモンを半分に切って絞り器で絞ります。すると、加熱せずに絞るときよりも弱い力で絞ることができました!残ったレモンの皮を見ても、果肉はほとんど残っていませんでした。
左から①②③の順で絞った果汁を並べてみると、レモン1個分でも絞り方によって果汁の量が違うのが一目で分かりますね。
用途によって使い分けがおすすめ!
実際に試してみると、③の電子レンジを利用する方法が一番多くの果汁を絞ることができました!1回分の量が少量でいいときはくし切り、もう少し多めの量をギュッと絞りたいときはX字切り、お菓子作りや料理などまとまった量が必要なときは電子レンジで加熱して絞る方法といったように、用途によって使い分けるのが便利そうです。ぜひ参考にしてみてくださいね。
レモンにぴったりなレシピをご紹介!
料理にレモンをかけるとさっぱりとした味わいになっておいしいですよね。そこで今回は、レモンと相性抜群な鶏の唐揚げレシピをご紹介します!ぜひチェックしてみてくださいね。
カリッとジューシー!鶏の唐揚げ
定番の人気レシピ!鶏の唐揚げはいかがでしょうか。生姜やニンニクの風味が効いた味つけに鶏もも肉のジューシーな味わいが絶品で、リピート間違いなしのおいしさ!衣には片栗粉を使っているので、カリッとした食感に仕上がります。レモンをかけると酸味が加わり、さっぱりと召し上がれますよ。お酒のおつまみにもおすすめなので、ぜひ作ってみてくださいね。
材料(2人前)
- 鶏もも肉・・・300g
-----下味-----
- 料理酒・・・大さじ1
- しょうゆ・・・大さじ1
- ごま油・・・小さじ2
- すりおろし生姜・・・小さじ2
- すりおろしニンニク・・・小さじ2
- 鶏ガラスープの素・・・小さじ1/2
- 塩・・・小さじ1/2
- 黒こしょう・・・小さじ1/2
- 片栗粉・・・大さじ3
- 揚げ油・・・適量
-----添え物-----
- レモン (くし切り)・・・1切れ
- ミニトマト・・・2個
作り方
1.鶏もも肉は余分な脂を取り除き、フォークで数ヶ所を刺し、一口大に切ります。
2.ボウルに1、下味の材料を入れ、よく揉みこみ、ラップをかけて冷蔵庫で30分ほど漬けます。
3.汁気を切り、全体に片栗粉をまぶします。
4.鍋底から4cmほどの揚げ油を注ぎ、180℃に熱し、3を入れて4分ほど揚げます。衣がカリッとして、中に火が通ったら油を切ります。
5.お皿に4、レモン、ミニトマトを盛り付けて完成です。
レモンを料理に活用しよう!
いかがでしたか?今回は管理栄養士監修のレモン果汁を多く絞る方法と、おすすめの唐揚げレシピをご紹介しました。効率のいい絞り方を覚えておけば、もっと手軽にレモンを料理に取り入れられること間違いなし!ぜひこの記事を参考にしていただき、レモンを毎日の料理に活用してみてくださいね。
※20歳未満の飲酒はやめましょう。
監修:クラシル 管理栄養士 樺沢風音