寒い時季に旬を迎えるさつまいも。スーパーなどで見かけるとつい買いたくなりますよね。そこで今回は、さつまいものおいしさをキープする保存方法をご紹介します。この方法を知っていれば、一度にたくさん買っても大丈夫!さつまいもを使ったおすすめレシピもご紹介しますよ。ぜひ最後までご覧くださいね。
”さつまいも”は保存の仕方でおいしさ変わる!?簡単なポイントとは...「知れて良かった!」

さつまいも保存のポイントは…?
秋から冬が旬のさつまいも。でも実は、寒さに弱い食材なんです。5℃以下の環境に置いておくと「低温障害」を起こし、黒く変色して苦味がでてしまいます。
そんなさつまいもを上手に保存するポイントは、温度と湿度!
保存する環境や季節にあわせて、低温障害が起こらないよう保存方法を工夫することが大切です。
季節にあわせた保存方法を解説!
おいしく保存するためのポイントがわかったところで、ここからは詳しい保存方法を見ていきましょう!
今回は「夏場以外」「夏場」「冷凍保存」の3つの方法をご紹介しますよ。
夏場以外は常温保存がベスト!
さつまいもを保存するうえでの適温は10〜15℃ほどなので、夏場以外は常温での保存がおすすめです。また、冬場は暖房に当たらないよう冷暗所で保存してくださいね。
①さつまいもは洗わずに、1本ずつ新聞紙で包みます。
②紙袋や麻袋、段ボールなどに入れて、風通しがよく直射日光が当たらない場所で保存します。
夏場は野菜室で保存!
さつまいもは20℃を超えると発芽するといわれているため、夏場は冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
①さつまいもは洗わずに、1本ずつ新聞紙で包みます。
②ポリ袋に入れて袋の口をゆるく結び、野菜室で保存します。
蒸れたり乾燥したりするのを防ぐため、袋の口はゆるめに結んでおくのがおすすめです。
料理に使うなら冷凍保存が便利!
さつまいもは冷凍保存も可能です!下処理をして冷凍しておけば、料理にササッと使えてとても便利ですよ。
①さつまいもを洗い、皮つきのままお好みの大きさにカットします。
②10分ほど水にさらしてアクを抜いた後、水気を切ります。
③電子レンジで加熱、もしくは鍋でゆでて火を入れます。
④水気を拭き取り、ジッパー付き保存袋に重ならないように並べて冷凍します。
用途にあわせて使い分けもおすすめ!
ご紹介した常温、冷蔵、冷凍の3つの保存方法をうまく使い分ければ、1年を通しておいしいさつまいもを味わうことができますよ。焼き芋やふかし芋にしたいときは常温か冷蔵、料理に使いたいときは冷凍など、用途によって使い分けることもできます。ぜひみなさんも試してみてくださいね。

おすすめレシピをご紹介!
ここからは、さつまいもを使った絶品レシピをご紹介します。今回は、ごはんのおかずにもおやつにもぴったりな、さつまいもの甘煮をピックアップ!おいしく保存したさつまいもでも、ぜひ試してみてくださいね。
レンジで簡単 さつまいもの甘煮
ホクホク食感がたまらない、さつまいもの甘煮を作ってみませんか。さつまいもをカットして水に10分ほどさらしたら、砂糖、みりん、レモン汁を合わせて電子レンジで加熱するだけ!さつまいもの自然な甘みにレモン汁の酸味が効いた甘酸っぱい味つけがよく合います。ところどころ残した皮の食感がアクセントになり、あとひくおいしさですよ。自然な甘みで、お子さまのおやつにもぴったりです。加熱後は、少し時間を置くと味がより染みておいしくなりますよ。
材料(2人前)
- さつまいも・・・250g
- 水 (さらす用)・・・適量
- (A)砂糖・・・大さじ2
- (A)みりん・・・大さじ2
- (A)レモン汁・・・小さじ1
作り方
準備.さつまいもはよく洗っておきます。
1.さつまいもの皮をピーラーで所々剥き、8mm幅の輪切りにします。
2.1をボウルに入れ水にさらし、10分ほど置き、水気を切ります。
3.耐熱容器に2と(A)を入れよく混ぜ合わせます。ラップをし、600Wのレンジで3分加熱をします。
4.3をよく混ぜ合わせてからもう一度ラップをし、600Wのレンジで3分、さつまいもが柔らかくなるまで加熱します。
5.バットなどに4を並べ、上から煮汁をまんべんなくかけ、粗熱をとったら器に盛り付けて完成です。
※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。
上手に保存しておいしさキープ!
いかがでしたか?今回はさつまいもの保存方法と、おすすめのレシピをご紹介しました。正しい保存方法を覚えておけば、たくさん買って余ったさつまいももおいしく食べきることができますよ。ぜひご紹介したレシピも参考にして、おいしいさつまいも料理を作ってみてくださいね。