大根を丸ごと1本消費するには？【冷蔵・冷凍】の使い分け保存がおすすめ！

冬に旬を迎える「大根」はおでんや煮物などの定番食材ですよね。これからの季節に買う機会が増えるのではないでしょうか？ところが、1本まるごと買うと使い切れず余ってしまうことも…。そこで今回は、大根のおいしさをキープする保存方法をご紹介します。部位別の使い方や、おすすめレシピも必見ですよ。ぜひチェックしてみてくださいね。

細長い形の大根。部位によって味わいやかたさが違うことはご存知ですか？それぞれに合った食べ方を覚えておくと、もっとおいしく大根を味わうことができますよ。

■葉元部分
葉に近く、皮がうっすらと緑色になっている部分。ここは水分が多くみずみずしいのが特徴です。甘味が強いので、加熱せずにサラダや大根おろしにするのがおすすめです。

■中間部分
中間部分はやわらかく、甘味と辛味がバランスよく味わえます。ふろふき大根やおでんなど煮物料理と相性抜群です。

■先端部分
先端は水分が少なく、辛味が強い部分です。じっくりと加熱する汁物や煮物に使うと辛味がやわらいでおいしく食べられますよ。辛味が好きな方は大根おろしもおすすめです。

ここからは大根の保存方法をみていきましょう！

フレッシュな味わいを楽しむなら「冷蔵保存」、パパッと手軽に料理に使うなら「冷凍保存」が向いています。葉の保存方法やおすすめの調理法もご紹介しますよ。

冷蔵保存するときは部位ごとに切り分け、乾燥しないようキッチンペーパーとポリ袋で包んでおきましょう。

1.葉の部分を切り落とし、３つに切り分けます。

2.ひとつずつキッチンペーパーで包み、ポリ袋や保存袋に入れます。

3.冷蔵庫の野菜室で保存します。

キッチンぺーパーは湿ってきたら取り替えるようにしてくださいね。

すぐに食べきれない量の大根があるときは、使いやすいサイズにカットして冷凍しておくのがおすすめ。料理にササッと使えてとても便利です。

1.使いやすいサイズに大根をカットします。

煮物に使いやすい中間部分は輪切り、よく加熱すると食べやすい先端はいちょう切りや短冊切りなど、部位によって切り方を変えておくと使いやすいです。

2.キッチンペーパーで水気を拭き取り、なるべく重ならないように冷凍用保存袋に入れます。

3.冷凍庫で保存します。

冷凍保存した大根は、必ず加熱してから食べてくださいね。

葉つきの大根が手に入ったら、上手に保存して葉までおいしく食べきりましょう！大根の葉はほろ苦い味わいが特徴です。油との相性がよいので、刻んで炒めものなどに加えるのがおすすめですよ。

■冷蔵保存
1.葉元ぎりぎりのところで葉を切り落とします。
2.切り口に湿らせたキッチンペーパーを巻き、ポリ袋などに入れます。
3.冷蔵庫の野菜室に立てた状態で保存します。

■冷凍保存
1.かためにゆで、細かく刻みます。
2.キッチンペーパーで水気を拭き取り、小分けにしてラップで包みます。
3.冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で保存します。

ここからは、大根を使った絶品おかずレシピをご紹介します。今回は、みそとバターの風味がたまらない、大根と豚バラ肉の煮物レシピをピックアップしました！大根の保存方法と合わせて、ぜひお試しくださいね。

ごはんがモリモリ進む、大根と豚バラのみそバター煮を作ってみませんか。切った具材をさっと炒めて、めんつゆやみそなどを加えてじっくり煮込みました。コクのあるみそバターの風味が具材にしっかりと染み込み、やみつきになる味わいですよ。ホクホクの大根もおいしく、寒い日にぴったりの一品です。

材料(2人前)

• 大根・・・200g
• 豚バラ肉 (スライス)・・・100g
• 生姜・・・1片
• 水・・・150ml
• (A)めんつゆ (2倍濃縮)・・・大さじ1.5
• (A)みそ・・・大さじ1
• (A)砂糖・・・大さじ1
• サラダ油・・・小さじ2
• 有塩バター・・・10g

トッピング

• 小ねぎ (小口切り)・・・適量

作り方

準備.生姜は皮をむいておきます。 大根は皮をむいておきます。
1.大根は乱切りにします。
2.生姜は千切りにします。
3.豚バラ肉は一口大に切ります。
4.フライパンにサラダ油をひき、中火で熱し、2を入れて炒めます。
5.生姜の香りが立ったら3を入れて中火で炒めます。
6.豚バラ肉に火が通ったら1を入れて、中火のまま炒めます。
7.大根に焼き色が付いたら水、(A)を入れ、落とし蓋と蓋をして中火で煮ます。
8.煮汁が少なくなるまで煮詰めたら蓋と落とし蓋を外し、有塩バターを入れて中火で絡めます。
9.全体に有塩バターがなじんだら火をから下ろします。器に盛り付け、小ねぎをのせて完成です。

※ガス火で調理する場合は、クッキングシートが蓋からはみ出ていると引火する恐れがあります。フライパンからはみ出ないように切ってご使用ください。

いかがでしたか？今回は大根の保存方法と、おすすめのおかずレシピをご紹介しました。保存方法を覚えておけば、大きな大根も余すことなくおいしく食べられます。ぜひレシピも参考にして、大根を使ったおいしいおかずを作ってみてくださいね。