節分に食べる「恵方巻」。恵方を向いて食べたり、まるごと1本を無言で食べきるといった食べ方の決まりがありますが、実はその具材にも特徴があることをご存知でしたか?今回は恵方巻の食べ方や具材にまつわる豆知識をご紹介します。海鮮をたっぷり使った恵方巻のレシピも必見ですよ。ぜひ最後までご覧くださいね。
「恵方巻きの具材にルールはある?!」食べ方や具材の決まりを解説!
恵方巻の食べ方の決まりとは?
恵方巻は、「恵方に向かって食べる」「まるごと1本を無言で食べきる」といった決まりがあります。ここでは、それぞれの食べ方に込められた意味をご紹介しますよ。
恵方に向かって食べる
恵方とは、その年の福をつかさどる「歳徳神」がいる方向のこと。これはその年の最も縁起のよい方角とされるため、恵方巻もその方向に向かって食べるようになりました。
気になる今年の恵方は、「南南東やや南」!
恵方は毎年変わりますが、実は「東北東やや東」「西南西やや西」「南南東やや南」「北北西やや北」の4パターンしかありません。暦を構成する十干によって、毎年4つのうちどの方角になるかが決まる、という仕組みになっています。
まるごと1本を無言で食べきる
恵方巻は、一度食べ始めたら無言でもくもくと食べ進めるイメージがありますよね。言葉を発さないかわりに、願い事を心に思い浮かべながら食べるとよいそうですよ。
また、切り分けたりせずに丸ごと食べるのは「縁を切らない」という縁起をかついだものです。丸かじりすることから、「丸かぶり寿司」といった呼び名もあるんですよ。
具材はなんでもOK!
恵方巻には、七福神にちなみ7種類の具材を入れるとよいとされていますが、使用する食材の決まりはありません。
あなごやうなぎ、えび、しいたけ、かんぴょう、きゅうり、桜でんぶ、だし巻き卵などが定番ですが、マグロやサーモンなどの海鮮を組み合わせたり、肉と野菜を入れるなど、お好みでアレンジするのもおすすめです。
恵方巻レシピをご紹介!
恵方巻の食べ方や具材の決まりがわかったところで、ここからはおすすめのレシピをご紹介します。おうちで贅沢な気分が味わえるレシピをピックアップしましたので、ぜひチェックしてみてくださいね。
海鮮たっぷり恵方巻き
食べ応え抜群!人気の海鮮が入った贅沢な恵方巻です。煮あなごやエビ、卵焼きなどの定番食材に、カニのむき身やマグロを加えた、見た目も味も大満足な一品。今回使用した具材のほかに、カニカマやうなぎ、かんぴょうなどを使ってもおいしく仕上がりますよ。おうちで作る恵方巻は、お好みの具材を組み合わせて作れるのがうれしいですね!
材料(2人前)
- ごはん (温かい)・・・400g
- 寿司酢・・・大さじ2
具材
- カニ (むき身)・・・100g
- エビ (ボイル・むきエビ)・・・100g
- マグロ (刺身用・柵)・・・100g
- 煮あなご・・・100g
- 卵焼き・・・80g
- きゅうり・・・1/2本
- 大葉・・・4枚
- のり (全型)・・・2枚
作り方
準備.エビは背わたを取っておきます。 きゅうりはヘタを切り落としておきます。 大葉は軸を取っておきます。 カニはほぐしておきます。
1.カニ、エビ、大葉以外の、具材の材料は1cm幅に切ります。
2.ボウルに、ごはん、寿司酢を入れ、しゃもじで切るように混ぜ粗熱をとります。
3.巻きすの上に、のり、2の半量、具材を半量ずつのせます。
4.手前から巻きすごと持ち上げ、軽く押さえながら奥までしっかりと巻き、両手で軽く握って形を整えます。同じものをもう1本作ります。
5.巻きすを外し、器に盛り付けたら完成です。
とっておきの恵方巻を作ろう!
いかがでしたか?今回は恵方巻の食べ方や具材の決まりと、おすすめレシピをご紹介しました。恵方巻は、7つの具材が入っていればその種類はなんでもOK!ぜひ今年は、お好みの具材を7つ選んでとっておきの恵方巻を作ってみてくださいね。