最終更新日 2024.10.9

うまく剥けないゆで卵…あの薄い膜のせい?スルッと剥ける裏技とは?

うまく剥けないゆで卵…あの薄い膜のせい?スルッと剥ける裏技とは?

ゆで卵をむくとき、「なかなかスルッとむけない…」ということ、ありますよね。殻がむけてもその内側の薄皮がなかなか取れないと、きれいにむけずにボロボロになってしまうことも…。そこで今回は、ゆで卵がうまくむけない理由と、むきやすいコツを徹底解説します!後半では、ゆで卵で作るおすすめレシピもご紹介するので、ぜひ最後までご覧くださいね。

ゆで卵がうまくむけない理由は…これ!

ゆで卵がうまくむけない理由のひとつに挙げられるのが、「卵の殻と白身の間にある薄い膜」。あの薄い膜は「卵殻膜」といい、卵に対する外からのさまざまな刺激から卵の中身を守る役割があります。昔、けがをしたときにこの卵殻膜を傷口に貼っていたという逸話が残っており、今ではサプリメントや化粧品にも活用されているですよ。

それでは、なぜゆで卵をむくときにこの「卵殻膜」がはがれないことがあるのでしょうか?それは、卵をゆでた際に白身に含まれていた炭酸ガスが膨張し、白身全体が内側から卵殻膜や殻に押しつけられるから。その結果、白身と卵殻膜、殻がぴったりとくっついてしまうことがあるんですね。

ゆで卵をむきやすくする裏技があった!

ゆで卵をむきやすくするには、ゆでたときに白身から発生する「炭酸ガス」が抜ける場所を作っておくのがポイント!次の2つの方法をご紹介します。

■スプーンで叩いて殻にヒビを入れる

卵の尖っていない方をスプーンでたたき、ほんの少しヒビを入れてからゆでます。ヒビが大きいとゆでているときに白身が出てきてしまうので、気をつけてくださいね。

■画びょうで殻に穴をあける

画びょうを卵の尖っていない方に刺して、穴をあけてからゆでます。画鋲の先はあらかじめ消毒し、清潔な状態にしておきましょう。

どちらの方法も、ゆでているときに白身内で膨張する炭酸ガスを逃がすというメカニズムです。こうすることで白身が卵殻膜にくっつくのを防ぎ、つるんとむきやすくなりますよ。

麺類やサラダのトッピングなどにも大活躍の「ゆで卵」。きれいに作っておいしく食べたいですね!

ゆで卵を使った絶品レシピをご紹介!

さて、ここからはきれいにつるんとむけたゆで卵を使って作るおすすめレシピをご紹介します。千切りキャベツとともに塩昆布マヨで和えたサラダや、白身を器に見立てたツナマヨチーズ入りおつまみなどをピックアップしました。ぜひチェックしてみてくださいね。

1.材料4つで ゆで卵とキャベツの塩昆布マヨサラダ

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副菜に迷ったときにもうってつけの、ゆで卵とキャベツの塩昆布マヨサラダのご紹介です。塩昆布の旨味が、ゆで卵のコクと相性抜群!コンビニなどで手軽に用意できる材料で作れるのもうれしいポイントですね。忙しい毎日の食事作りの強い味方なので、ぜひレパートリーに加えてみてください!

材料(2人前)

  • ゆで卵・・・2個
  • キャベツ (千切り)・・・150g
  • 塩昆布 (10g)・・・大さじ2
  • マヨネーズ・・・大さじ2

作り方

1.ゆで卵は4等分に切ります。
2.ボウルにキャベツ、塩昆布を入れて混ぜ合わせ、5分ほどおきます。キャベツがしんなりしたら1、マヨネーズを加えて混ぜ合わせます。
3.器に盛り付け完成です。

2.ツナマヨチーズ入り ゆでたまごのおつまみ

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パクッと食べやすい、ツナマヨチーズが入ったゆでたまごのおつまみはいかがでしょうか。ツナの旨味とまろやかな卵の風味が相まって、箸が止まらなくなるおいしさですよ。チーズを加えると味に深みが出て、よりおいしく仕上がります。晩酌のお供にぴったりなので、覚えておくと重宝しますよ。

材料(2人前)

  • 卵 (Mサイズ)・・・2個
  • お湯 (ゆで用)・・・適量
  • ツナ油漬け (正味量)・・・30g
  • ベビーチーズ (計30g)・・・2個
  • マヨネーズ・・・大さじ1
  • バジル (葉・生)・・・適量
  • 粗挽き黒こしょう・・・適量

作り方

1.鍋にお湯を沸かし沸騰したら中火にし卵を入れ、12分ゆで流水にさらし、殻をむきます。
2.半分に切り、黄身と白身に分けます。
3.ベビーチーズは1cm角に切ります。
4.ボウルに2の黄身、3、ツナ油漬け、マヨネーズを入れ混ぜ合わせます。
5.2の白身に4を入れ、粗挽き黒こしょうを散らしバジルを添えたら出来上がりです。

3.ゆで卵入り 明太ポテトサラダ

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やみつき必至のおいしさ!ゆで卵入り明太ポテトサラダを作ってみましょう。ピリッと辛く、プチプチとした食感が楽しい明太子が、じゃがいもの甘みとよく合いますよ。味つけはマヨネーズのみでとっても簡単です。ゆで卵を加えると食べごたえがアップしますよ。今晩の献立に、ぜひ取り入れてみてくださいね。

材料(2人前)

  • じゃがいも (計300g)・・・2個
  • 卵 (Mサイズ)・・・2個
  • お湯 (ゆでる用)・・・1000ml
  • 塩 (ゆでる用)・・・小さじ2
  • 水 (さます用)・・・適量
  • 明太子・・・40g
  • マヨネーズ・・・大さじ3
  • パセリ (生)・・・適量

作り方

準備.じゃがいもは皮をむき、芽を取り除いておきます。 明太子は薄皮を取り除き、身をほぐしておきます。 パセリはみじん切りにしておきます。
1.じゃがいもは一口大に切ります。
2.耐熱ボウルに入れて、ふんわりラップをかけ、やわらかくなるまで600Wの電子レンジで5分程加熱し、熱いうちにフォークでつぶします。
3.鍋にお湯を沸騰させ、塩、卵を入れ、再度沸騰してから10分程ゆでます。水を張ったボウルに入れて冷まし、殻をむき、4等分のくし切りにします。
4.2にマヨネーズ、明太子を入れ、全体がなじむまで混ぜ合わせます。
5.3を入れ、さっくりと混ぜ合わせます。
6.器に盛り付け、パセリを散らして完成です。

※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。様子を確認しながら加熱時間を調整してください。必要に応じて食材に完全に火が通るまで加熱してください。

ゆで卵でコクたっぷりの一品を作ろう!

いかがでしたか?ゆで卵がスルッとむきやすくなる方法と、ゆで卵のコクが効いたレシピをご紹介しました。ゆで卵をいつもの料理に混ぜるだけで、あっという間にコクたっぷりのおいしいおかずが作れますよ。ぜひゆで卵で絶品おかずを作ってみてくださいね。

※ご高齢の方や、2才以下の乳幼児、妊娠中の女性、免疫機能が低下している方は卵の生食を避け、仕上がりが半熟状態になる場合はしっかりと加熱してお召し上がりください。

※20歳未満の飲酒はやめましょう。

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