最終更新日 2023.8.11

レタスの保存方法|長持ちのコツ|水分を保って保存

レタスの保存方法|長持ちのコツ|水分を保って保存

レタスは半分にカットしているものよりも一玉丸ごと購入する方が断然お得ですが、少人数のご家庭では使い切れずに余らせてしまうことが多いのではないでしょうか?

レタスは彩りにあると嬉しい野菜です。毎日のサラダや付け合わせに少しずつ使えると便利!そこで今回は、レタスを新鮮なまま長持ちさせる保存方法をご紹介します。

新鮮なレタスの選び方について知りたい方はこちら!
  • 目次
  • レタスの鮮度を保つ3つのポイント
  • 爪楊枝を使って長持ちさせる
  • 鮮度を保てばおいしさ長持ち!

レタスの鮮度を保つ3つのポイント

レタスは冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。買ってきたらすぐに正しい方法で保存することでより鮮度が長持ちしますよ。

①玉のまま買う
半分にカットされたものは、切り口から酸化して変色したり乾燥していくので、より日持ちが悪くなります。玉のまま購入する方が鮮度を保てるので長持ちします。

②乾燥させないように保存する
レタスは鮮度が命!水分を保つためには乾燥させないように保存することが大切です。買ってきたレタスは、そのまま冷蔵庫にいれるのではなく、ラップできっちり包むか、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室に入れます。その際、芯の部分を下にして保存してくださいね。

③使うときは外側の葉からはがしていく
使うときは、外側の葉から1枚ずつはいで使いましょう。芯を残しておくことで長持ちします。また、包丁で切ると、金属と反応して酸化するので手ではぐようにしましょう。

爪楊枝を使って長持ちさせる

鮮度を保つためには、爪楊枝を使ってひと手間加えるのもおすすめです。新鮮なうちに処理することがポイントですよ。

■成長点を壊すことで長持ちする
レタスの芯の部分には「成長点」という細胞があり、その細胞を適度に破壊することでレタスが長持ちします。

レタスは収穫してからも成長点に養分を集めて成長していきますが、養分を摂られた葉の部分は劣化していくので、成長点に養分が全部集まってしまわないようにしなければなりません。そのためには、芯の部分に爪楊枝を刺すのが最も効果的な手段なんです。

芯の部分に3ヵ所爪楊枝を刺すことで適度に成長点が破壊され、成長が遅くなることによってレタスが長持ちするというわけです。

■芯をくり抜くのはNG
ここまで聞くと芯をくり抜いてしまった方がいいような気がしますが、くり抜いた部分がダメージを受けたせいで劣化していくのでおすすめできません。
つまり、芯は残したまま成長点を程よく壊すのが理想的です。

■爪楊枝の刺しすぎはNG
かと言って、爪楊枝をたくさん刺しすぎると成長点がダメージを受けるので早く傷みます。爪楊枝は3~4本が一番適切だと言えるでしょう。

■爪楊枝を刺して保存する方法
①レタスの芯の部分に等間隔に爪楊枝を3本刺す
②爪楊枝を奥までギュッと差し込む
③キッチンペーパーを2枚つなげたまま、②を包む
④ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で芯を下にして保存する

キッチンペーパーで包むことによって湿度が保てるので、鮮度をキープすることができます。

鮮度を保てばおいしさ長持ち!

レタスは水分量が多い野菜なので、水分を保つように保存することが大切です。すぐ使い切るならラップをきっちり巻いて冷蔵庫の野菜室で保存できますが、日持ちさせたい場合は爪楊枝を芯に刺して「成長点」を程よく破壊して保存することをおすすめします。そうすることで、最後までみずみずしいレタスを楽しむことができますよ。

またクラシルでは、レタスを使ったレシピもたくさんご紹介しています。こちらもぜひ参考にしてみてくださいね。

※食材の状態や気温、冷蔵庫の機種になどにより、保存可能な期間が異なりますため、期間に関してはお答えできかねます。 なるべくお早めに、新鮮な状態のものをお召し上がりいただくことをおすすめします。 風味や色などに少しでも異変を感じたらご使用はおやめください。

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