さっぱりとした甘味とみずみずしさがおいしい夏の味覚「スイカ」。パクッと豪快にかぶりつきたいけれど、種が気になるという方も多いのでは?そこで今回はクラシルの管理栄養士(樺沢風音さん)がおすすめする、スイカの種が取りやすくなる裏技を実際に検証してみました!スイカを使ったひんやりおいしいデザートもご紹介するので、ぜひ最後までご覧くださいね。
“スイカの種“が一気に取れる!?管理栄養士が教える切り方に「スゴ技!」「さっそく試したい」

種を取りやすくする裏技とは…?
スイカの種を取りやすくするポイントは「切り方」にあります。
スイカには「維管束」という水分や栄養分を運ぶための束状の組織があり、その先に種が規則的に並んでいます。この裏技では、その種の並びに沿って切ることで種が取り出しやすくなるというわけです。
それではさっそく見ていきましょう!
まずはスイカの縞模様に対して垂直に包丁を入れ、半分に切ります。
次に切った断面の種の位置をよく見て、種の並びに沿うように切り分けていきます。切り分ける大きさは大玉スイカなら12等分、小玉のスイカなら8等分を目安にしてみてくださいね。
まず半分に切ってみると、このように種が並んでいるのが見えます。
同じように種に沿って8等分に切ると、それぞれの断面に種が出てきました!
あとは表面にある種を取り除けば、パクッと豪快に食べられます!実際にひと切れ食べてみると、中にも種が3粒ありましたが、いつもの切り方と比べると種の数が少なくてとても食べやすかったです。
切り方ひとつで断然食べやすくなる!
この裏技を使うと、想像以上に簡単に種を取ることができました。覚えておけば、お子さまが食べるときや、スイーツに使いたいときにも便利でうれしいですよね。ぜひみなさんもやってみてください!
※スイカの品種や大きさにより結果が異なる場合があります。
スイカのおすすめレシピをご紹介!
ここからは暑い夏に食べたくなる、スイカを使ったシャーベットのレシピをご紹介します!少ない材料でとっても簡単に作れるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
保存袋で簡単 すいかのシャーベット
保存袋で作れるお手軽レシピ!シャーベットはいかがでしょうか。果肉、練乳、レモン汁を保存袋で混ぜたら、あとは冷凍庫で冷やすだけ!スイカの爽やかな風味にまろやかな練乳の甘みがあいまって、とってもおいしいですよ。スイカを完全に潰さずに食感を残しても、また違った味わいが楽しめます。消費にもおすすめなので、ぜひ作ってみてくださいね。
材料(2人前)
- すいか・・・800g
- 練乳・・・90g
- レモン汁・・・小さじ1
-----トッピング-----
- ミント・・・適量
作り方
1.すいかは皮をむいて一口大に切り、種を取り除きます。
2.冷凍用ジップ付き保存袋に1、練乳、レモン汁を入れすいかを潰しながら手で揉みます。
3.全体がしっかり混ざったら冷凍庫で固まるまで2時間ほど冷やします。
4.器に盛り付け、ミントを添えてできあがりです。
夏の味覚を存分に味わおう!
いかがでしたか?今回は管理栄養士監修のスイカの種を簡単に取る裏技と、暑い日にぴったりなシャーベットをご紹介しました。ぜひこの記事を参考に、今年の夏もみずみずしいスイカをおいしく味わってくださいね。
監修:クラシル 管理栄養士 樺沢風音