日本が“昆布”をいちばん輸出しているのはどこ？3位アメリカ、2位中国、ダントツ1位は…

旨味がたっぷり詰まった「昆布」は、古くから日本で愛され続けるとっても便利な食材です。そんな昆布を、日本はどんな国に輸出しているのでしょうか？今回は、日本が昆布を多く輸出している国を、ランキング形式でご紹介します。後半には昆布を使ったおいしい和食レシピもご紹介するので、ぜひ最後まで楽しんでくださいね。

さっそくランキングの発表です！このランキングは、農林水産省の調査を参考に作成しました。日本の年間乾こんぶ輸出量を比べています。どんな国がランクインしているのでしょうか？

第5位・・・シンガポール　6,743 kg

第4位・・・タイ　　　　　6,850 kg

第3位・・・アメリカ　 　 30,110 kg

第2位・・・中国　　　　104,609 kg

気になる第1位は...。

第1位・・・台湾　　　　288,756 kg

第1位は台湾でした！その輸出量は、第2位の中国の2倍以上！日本から近い台湾では、日本の昆布が愛されているんですね。

さてここからはランキングにちなんで、昆布を使ったおいしい和食レシピをご紹介します。凝縮した旨味を楽しめるタイの昆布締めや、子どもも喜ぶとろろ昆布とチーズの混ぜごはんおにぎりなど、昆布のいろいろな活用方法を知れる絶品レシピを集めました。ぜひチェックしてみてくださいね。

タイのお刺身を買ってきたら、ひと手間かけて昆布締めにしてみませんか？昆布のおかげでタイの旨みがギュッと凝縮し、ねっとりとした食感に仕上がりとてもおいしいですよ。タイは先に切ってから昆布締めにすることで、寝かせる時間を短縮できます。タイ以外にもお好みの白身魚でアレンジできるので、ぜひお試しくださいね。

材料(2人前)

• タイ (刺身用、柵)・・・150g
• 塩・・・少々
• 昆布 (5cm×20cm、4枚)・・・20g
• 料理酒・・・大さじ1/2
• 大葉・・・1枚
• しょうゆ・・・大さじ1
• わさび・・・小さじ1/2

作り方

準備.料理酒は、加熱を行いアルコールを飛ばし粗熱をとっておきます。
1.タイは5mm程の薄切りにし、塩を振って10分置き、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。
2.キッチンペーパーに料理酒を含ませ、昆布の表面をまんべんなく湿らせます。
3.ラップを広げて2を置き、1を並べ、もう1枚で挟み、ラップで包みます。
4.ポリ袋に水を入れた重しを乗せて、冷蔵庫で3時間程寝かせます。
5.お皿に大葉を敷き、4を盛り付け、しょうゆとわさびを添えて完成です。

晩ごはんのおかずにぴったり！切り昆布と豚バラ肉のピリ辛炒めのレシピをご紹介します。ジューシーで旨みたっぷりの豚バラ肉に、歯ごたえのある切り昆布を合わせ、オイスターソースとコチュジャンでコクのあるピリ辛味に炒めました。フライパンひとつで、とっても手軽にお作りいただけますよ。白いごはんとの相性も抜群なので、ぜひお試しくださいね。

材料(2人前)

• 豚バラ肉 (スライス)・・・200g
• 切り昆布・・・100g
• (A)料理酒・・・大さじ1
• (A)オイスターソース・・・大さじ1
• (A)コチュジャン・・・大さじ1
• (A)鶏ガラスープの素・・・小さじ1
• ごま油・・・大さじ1

作り方

1.豚バラ肉は3cm幅に切ります。
2.中火で熱したフライパンにごま油をひき、1を3分ほど炒めます。
3.豚バラ肉に焼き色がつき火が通ってきたら、切り昆布、(A)を入れ、中火のまま味がなじむまで1分ほど炒め、火から下ろします。
4.器に盛り付け完成です。

パパッとできて絶品！とろろ昆布とチーズの混ぜごはんおにぎりはいかがでしょうか？旨みたっぷりのとろろ昆布とコクのあるプロセスチーズが相性抜群で、食べはじめたら止まらなくなるおいしさです。お子さまも好きな味わいなので、あまり時間がない時の朝ごはんにもおすすめです。ぜひ作ってみてくださいね。

材料(1人前)

• ごはん・・・200g
• プロセスチーズ・・・30g
• とろろ昆布・・・20g
• しょうゆ・・・小さじ1

添え物

• 大葉・・・2枚

作り方

準備.とろろ昆布はよくほぐしておきます。
1.プロセスチーズは5mmの角切りにします。
2.ボウルにごはん、とろろ昆布、しょうゆ、1を入れ、しゃもじで混ぜ合わせます。
3.ラップに半量ずつのせて包み、三角形に握ります。ラップを外し、大葉を敷いたお皿に盛り付けて完成です。

いかがでしたか？今回は日本が昆布を多く輸出している国のランキングと、昆布を使ったおいしい和食レシピをご紹介しました。旨みたっぷりの昆布は、じつはいろいろな使い方ができるんです！毎日のごはん作りに、ぜひ昆布の旨みを活用してみてくださいね。