毎日のごはん作りに欠かせない野菜のひとつ「玉ねぎ」。サラダに炒め物、煮込み料理…となにかと出番の多い野菜ですよね。そんな玉ねぎですが、いったいどこまで皮をむけばいいのか、悩んだことはありませんか?今回はそんなお悩みを解決!簡単に皮をむく裏技や、玉ねぎを使ったおすすめレシピもあわせてご紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
“玉ねぎ”の皮はどこまで剥くべき?緑の部分は食べてはいけない?!ツルンと剥ける裏技とは…

緑色の部分、むくべき…?
玉ねぎの茶色い皮をむいていくと、その下に緑色の部分があることがありますよね。この緑色の部分、むいた方がいいのか悩むところではないでしょうか。
この緑色の部分は、光合成に由来するもの。玉ねぎの可食部分は基本的に土の中にあるので日に当たらず白いままなのですが、土から顔を出している上半分あたりまでは日に当たる機会があり、部分的に葉緑素が作られて緑色になることがあるんです。
この玉ねぎの緑色の部分は、じゃがいもの緑色の部分などとは違い、食べてもまったく問題ありません!ただ食感が固めなので、生で食べるよりも煮こみ料理やスープにして、やわらかく煮こむのがおすすめですよ。
簡単に皮がむける裏技をご紹介!
玉ねぎの皮をむくのが苦手という方もいるのでは?なかなかきれいにむけなくて、ちょっとイライラしてしまうこともありますよね。
玉ねぎは最初に根元の部分を切り落とすときに、5mmくらい残して皮が一部分つながった状態にしてから、根元を引っ張ってむくと簡単に皮がむけます。真横というよりは斜め方向にむいていくと、より簡単ですよ。
それでもうまくむけないという方には、こんな裏技も。
①玉ねぎを丸ごと水に浸け、3分ほど放置する。
②上から下に向かってバナナの皮のようにむいていく。
たったこれだけで、驚くほど簡単に皮がむけます!
ぜひ参考にして、手間なくきれいに皮をむいてみてくださいね。
玉ねぎを使ったおすすめレシピをご紹介!
きれいで簡単な皮のむき方がわかったところで、ここからは玉ねぎを使ったおすすめレシピをご紹介します。玉ねぎを丸ごと使ったコンビーフのチーズ焼きや、濃厚で旨みたっぷりのトマトオニオンスープなど、玉ねぎのおいしさを活かした絶品レシピばかりです。ぜひチェックしてみてくださいね。
1.丸ごと玉ねぎでコンビーフのチーズ焼き
玉ねぎをドーンと丸ごと使って、コンビーフのチーズ焼きを作ってみませんか?電子レンジで加熱した玉ねぎはとってもやわらかく、コンビーフの旨みとチーズの塩味で甘みがぐっと引き立ちます。コクのあるマヨネーズの風味が、いいアクセントになっていますよ。見た目のインパクトもあるので、ぜひお試しくださいね。
材料(2人前)
- 玉ねぎ・・・2個
- コンビーフ・・・50g
- スライスチーズ・・・2枚
- マヨネーズ・・・大さじ1
- 粗挽き黒こしょう・・・少々
- パセリ (生)・・・少々
手順
1.玉ねぎは上部1/2の深さまで十字の切り込みを入れます。
2.耐熱皿に1を入れてふんわりとラップをして、600Wの電子レンジで5分ほど加熱します。
3.やわらかくなったら、コンビーフ、スライスチーズ、マヨネーズをのせてオーブントースターで10分ほど焼きます。
4.こんがりと焼き色がついたら、お皿に盛りつけて粗挽き黒こしょうとパセリをふりかけて完成です。
※お使いのトースター機種によって焼き加減が異なりますので、様子を見ながらご調整ください。今回は1000W200℃で焼いています。トースターは庫内が狭く、食材と熱源の距離が近いため、加熱中の食材の油が落ちたり、油はねなどが原因で発煙、発火の恐れがあります。加熱中は目を離さないでください。
※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。 様子を確認しながら加熱時間を調整してください。必要に応じて食材に完全に火が通るまで加熱してください。
2.オイマヨで簡単 玉ねぎステーキ
いつもと違うちょっと目新しい玉ねぎレシピをお探しなら、オイマヨで簡単に味が決まる玉ねぎステーキがおすすめです。オイスターソースとマヨネーズ、そして焼くときに使ったバターのコクが甘い玉ねぎに絡み、濃厚な味わいに!とろけるチーズとの相性も抜群です。いつもの玉ねぎが、まるでメイン料理並みに大変身!ぜひ一度お試しくださいね。
材料(2人前)
- 玉ねぎ・・・1個
- 白ワイン・・・大さじ1
- ピザ用チーズ (ミックス)・・・50g
- (A)マヨネーズ・・・大さじ1
- (A)オイスターソース・・・大さじ1
- 有塩バター・・・15g
トッピング
- パセリ (乾燥)・・・適量
添え物
- パセリ (生)・・・適量
手順
1.玉ねぎは1cm幅に切ります。
2.ボウルに(A)を入れて混ぜ合わせます。
3.中火で熱したフライパンに有塩バターを入れて溶かし、1を入れます。焼き色がついたら裏返し、弱火にして白ワインを加えて蓋をします。玉ねぎが透き通るまで10分程加熱します。
4.蓋を外し、2を加えて中火のまま絡め、ピザ用チーズをのせて再び蓋をします。チーズが溶けるまで3分程加熱し、火から下ろします。
5.お皿に添え物、4を盛り付け、トッピングを散らして完成です。
3.濃厚 トマトオニオンスープ
気温が下がってきて温かい汁ものが恋しくなったら、こちらのトマトオニオンスープはいかがでしょうか。じっくりアメ色になるまで炒めた玉ねぎは甘みが引き立ち、コクのあるバターの風味と相まって、さっぱりとしがちなトマトスープを濃厚な味わいにしてくれますよ。朝ごはんにも晩ごはんにもおすすめなので、ぜひ作ってみてくださいね。
材料(2人前)
- 玉ねぎ・・・1個
- トマト・・・1個
- お湯・・・300ml
- コンソメ顆粒・・・大さじ1/2
- 砂糖・・・小さじ1
- 黒こしょう・・・少々
- EVオリーブオイル・・・小さじ1
- 有塩バター・・・20g
- パセリ (乾燥)・・・少々
手順
準備.トマトのヘタを取っておきます。
1.玉ねぎは薄切りにします。
2.トマトは1cmの角切りにします。
3.中火で熱した鍋にバターを溶かし、1をアメ色になるまで炒めたらお湯を入れて弱火で10分程煮詰めます。
4.コンソメ顆粒と2、黒こしょうを入れてひと煮立ちしたら砂糖とEVオリーブオイルを入れて混ぜ合わせ、火から下ろします。器に盛ってパセリをかけたら完成です。
玉ねぎの新しいレパートリーを開拓しよう!
いかがでしたか?今回は玉ねぎの皮にまつわる疑問と皮むきの裏技、そして玉ねぎを使ったおすすめレシピをご紹介しました。玉ねぎは生のままだと辛みを感じますが、加熱するとグッと甘みが引き立ちます。料理にコクと旨みをプラスしてくれるので、ぜひご紹介したレシピをレパートリーに加えてみてくださいね。