最終更新日 2024.1.13

「外側?内側?」白菜は"どこから"食べるのが正解?管理栄養士がおすすめする【最後まで】おいしく食べる方法

「外側?内側?」白菜は"どこから"食べるのが正解?管理栄養士がおすすめする【最後まで】おいしく食べる方法

冬の時期になると鍋や煮物に大活躍する「白菜」。ついつい外側からはがして使ってしまいがちですが、実は内側の葉から食べるとおいしさが長持ちすることをご存じですか?今回は、クラシルの管理栄養士(樺沢風音さん)がおすすめする白菜を最後までおいしくいただける方法と、その理由を徹底解剖!後半では白菜を使った絶品レシピもご紹介しますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

おいしさがキープされる理由とは…?

内側の葉から食べるとおいしさが持続する理由には、実は「栄養」が関係しています。白菜は収穫された後も成長を続けていて、外側の葉から内側の葉へ養分を送っています。半分にカットされた白菜の真ん中部分が盛り上がっていることがあるのは、まだ成長中だからなんですね。

そのため、料理の際は内側の葉から使うようにすると、栄養分を送る必要がなくなった外側の葉に栄養や旨味がとどまり、最後までおいしくいただくことができるんです。白菜を丸ごと買ったときなどは、まずは半分に切って保存することも多いかと思いますが、その際にも内側から食べると最後までおいしさがキープされますよ。

正しい方法でおいしさ長持ち!

サイズが大きく一度で使い切ることが難しい白菜ですが、丸ごと買ったときにも最後までおいしく食べ切ることができたらうれしいですよね。さらにおいしさを長持ちさせたい場合は、株の根元に繊維に沿うように縦に切り込みを入れておくと、鮮度が落ちるのを抑えることができますよ。ぜひご紹介した内容を参考にして、最後まで白菜のおいしさを楽しんでくださいね。

白菜を使ったレシピをご紹介

白菜のおいしい食べ方を確認したところで、ここからはみずみずしい白菜を使った簡単レシピをご紹介します。今回は旨味とコクたっぷりの「白菜と豚肉のうま煮」のレシピをピックアップしました。一口食べるだけでほっとする、冬にぴったりのレシピです!ぜひチェックしてみてくださいね。

白菜と豚肉のうま煮

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ごはんと相性ピッタリの、白菜と豚肉のうま煮を作ってみませんか。片栗粉をまぶした豚肉と白菜、にんじんを炒め、しょうゆベースの旨味たっぷりの調味料で味つけをしてとろみをつけたら完成!オイスターソースのコクと砂糖の甘味がマッチしてたまらないおいしさですよ。さっと炒めて手軽に作れるので、ぜひ試してみてくださいね。

材料(2人前)

  • 豚バラ肉 (薄切り)・・・200g
  • 塩こしょう・・・ひとつまみ
  • 片栗粉・・・大さじ2
  • 白菜・・・200g
  • にんじん・・・50g
  • 水・・・100ml
  • (A)しょうゆ・・・小さじ2
  • (A)オイスターソース・・・小さじ2
  • (A)砂糖・・・小さじ2
  • (A)鶏ガラスープの素・・・小さじ1/2
  • 水溶き片栗粉・・・大さじ1
  • ごま油・・・大さじ1/2

作り方

準備.にんじんは皮をむいておきます。
1.白菜はざく切りにします。にんじんは短冊切りにします。
2.豚バラ肉は3cm幅に切ります。
3.ボウルに2と塩こしょうを入れて揉み込み、味がなじんだら片栗粉を入れ、全体にまぶします。
4.中火で熱したフライパンにごま油をひき、3を入れて炒めます。
5.豚バラ肉に火が通ったら、1を入れて中火のまま炒めます。
6.油が回ったら、水、(A)を入れ、蓋をして弱火で5分程煮ます。
7.白菜が柔らかくなったら、水溶き片栗粉を回し入れ、弱火でとろみが出るまで加熱します。
8.火から下ろし、器に盛り付けて完成です。

内側から使っておいしさ長持ち!

いかがでしたか。今回は、管理栄養士監修の白菜を最後までおいしく食べられる方法と、簡単に作れる白菜レシピをご紹介しました。冬の食卓に並ぶことの多い白菜ですが、新鮮なまま使い切るのはなかなか難しいこともありますよね。今回ご紹介した方法で食べ進めれば、最後までおいしくいただくことができますよ。今日から早速使える方法ですので、ぜひ試してみてくださいね!

監修:クラシル 管理栄養士 樺沢風音

※こちらの記事は2023.2.16に初公開した内容を再投稿したものです。

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