最終更新日 2023.3.30

レタスのシャキシャキ感を復活させる裏ワザを検証!水洗いのみと比べてみた【管理栄養士監修】

レタスのシャキシャキ感を復活させる裏ワザを検証!水洗いのみと比べてみた【管理栄養士監修】

生で食べられて使い勝手のいい野菜の代表格「レタス」。よく買う方も多いと思いますが、冷蔵庫で保存しているとしおれてしまうことがありますよね。そこで今回は、クラシルの管理栄養士(樺沢風音さん)がおすすめする「レタスのシャキシャキ感を復活させる方法」をご紹介します。実際に試して、どのくらいの効果があるのか検証してみました。レタスを使った絶品サラダレシピも必見ですよ。ぜひ最後までご覧くださいね。

さっそく検証スタート!

今回検証するのは、「50度のお湯にレタスを浸す」方法です!

50度のお湯は給湯器で設定するのが簡単ですが、もし設定できないという場合は、冷水と沸騰したお湯を同量で合わせると約50度のお湯が作れますよ。

食べやすいサイズにちぎったレタスを用意し、50度のお湯に30秒から1分ほど浸します。

<左:水洗いのみ 右:50度のお湯に浸したもの>

水洗いしただけのレタスと、50度のお湯に浸したレタスを20gずつお皿に盛ってみました。

こうして見比べてみるとその違いは歴然!50度のお湯に浸したレタスは葉に立体感が生まれて、お皿に盛るとしっかりと高さがあります。

<水洗いのみ>

<50度のお湯に浸したもの>

1枚1枚の葉を見比べてみるとより違いがわかりやすいですね。実際に食べ比べてみると、お湯に浸したレタスはシャキッとみずみずしく、おいしく食べられました!

今回はレタスのほかに、しおれやすい「水菜」と、数種類のレタスが交ざった「カット野菜」でも同じ方法を検証してみました。

<水菜 左:水洗いのみ 右:50度のお湯に浸したもの>

<カット野菜 左:水洗いのみ 右:50度のお湯に浸したもの>

検証の結果、水菜やカット野菜はレタスほど見た目に大きな違いはありませんでしたが、食べたときの食感はやはりお湯に浸したものの方がシャキッとしていました!

どうして50度でシャキシャキになるの?

レタスを50度のお湯に浸すことで細胞にある「気孔」という穴が開き、そこから水分を取りこめるようになります。さらに、細胞の間にある「ペクチン」と「カルシウムイオン」という物質が50度くらいの温度で結合し、しっかりとしたペクチンの層ができることで歯ごたえもアップするんですよ。

しおれたレタスが生き返る!

実際に試してみると、思っていた以上にレタスのシャキシャキ感を復活させることができました。簡単なひと手間で野菜のおいしさがぐんとアップするので、覚えておいて損はない方法です!まだ試したことがない方は、ぜひこの機会にやってみてくださいね。

おすすめレシピをご紹介!

シャキシャキのレタスを使って、やみつき必至の絶品サラダを作ってみませんか?今回は、おかずにもおつまみにもおすすめな「定番チョレギサラダ」をピックアップしました。ぜひレシピをチェックしてみてくださいね。

食欲そそる!定番チョレギサラダ

※画像タップでレシピ動画ページに移動します。
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今夜の夕食のおかずに、絶品チョレギサラダを作ってみませんか?ごま油にしょうゆや白いりごま、すりおろしニンニクなどを合わせた手作りドレッシングの香りが食欲をそそり、やみつきになるおいしさです。レタス、きゅうり、水菜の3種類の野菜を使うことで、いろいろな食感が楽しめ、満足感のある一品になりますよ。ぜひお試しくださいね。

材料(2人前)

  • レタス・・・200g
  • きゅうり・・・1/2本
  • 水菜・・・30g
  • (A)ごま油・・・大さじ2
  • (A)しょうゆ・・・大さじ1
  • (A)白いりごま・・・大さじ1
  • (A)すりおろしニンニク・・・小さじ1
  • (A)塩・・・少々
  • きざみ海苔・・・10g

作り方

1.レタスは一口大にちぎります。
2.きゅうりはヘタを切り落とし、細切りにします。
3.水菜は根元を切り落とし、3cm幅に切ります。
4.ボウルに(A)を合わせ、1と2と3を和えます。
5.器に盛り付け、きざみ海苔をかけて完成です。

シャキシャキ野菜をおいしく食べよう!

いかがでしたか?今回は管理栄養士がおすすめする、しおれたレタスをシャキシャキにする方法と、おすすめレシピをご紹介しました。しおれてしまったレタスでも、まるで買ったばかりのようなおいしさが味わえる、覚えておくと役に立つ裏技です。ぜひおすすめレシピとあわせて参考にしてみてくださいね。

※20歳未満の飲酒はやめましょう。

監修:クラシル 管理栄養士 樺沢風音

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