最終更新日 2024.4.25

「りんごの変色を防ぐ裏ワザ」5つの方法で比較してみた結果!1番きれいな色をキープできたのは?

「りんごの変色を防ぐ裏ワザ」5つの方法で比較してみた結果!1番きれいな色をキープできたのは?

今が旬の「りんご」。おうちで食べる方も多いかと思いますが、切ったそばから変色してしまうのが気になるところですよね。そこで今回は、りんごの変色を防ぐ方法5つを検証します!塩水、砂糖水、はちみつ水、レモン水、炭酸水のうち、りんごの変色をいちばん防いでくれるのは、いったいどれでしょうか?ぜひチェックしてみてくださいね。

りんごが変色するのはなぜ?

切ったりんごをそのまま置いておくと、茶色く変色してしまいますよね。その理由は、りんごの果肉に含まれるポリフェノールにあります。

切ったり、皮をむいて果肉の断面が空気に触れると、ポリフェノールが酸化して褐変します。りんごのほか、バナナやナスなどが変色するのも同じ理由なんですよ。

検証スタート!

りんごが変色してしまう理由がわかったところで、ここからは検証をしていきますよ!今回検証するのは、以下の5つの水に浸す方法です。

  • 塩水(水100ml、塩1g)
  • 砂糖水(水100ml、砂糖5g)
  • はちみつ水(水100ml、はちみつ20g)
  • レモン水(水100ml、レモン果汁5g)
  • 炭酸水

定番の塩水から、ちょっと意外なはちみつ水や炭酸水などがありますが、どのような結果になるのか気になりますね。

上記の分量で水を作り、皮をむいて8等分に切ったりんごを浸します。塩水は長く浸すと塩味がついてしまうので1分、他の水は5分浸したあと、しばらく置いて観察します。また、今回は「サンふじ」を使用しました。

塩水は1分、そのほかは5分間浸したら取り出し、そのまま1時間ほど置きます。

気になる結果はこちら!

いちばん左のりんごは切ったあと何もせずに置いておいたものです。違いが分かりやすい芯に近い部分の変色具合を見くらべてみると、はちみつ水と塩水に浸したふたつが、とてもきれいな状態を保てていました。

ひとつずつ見くらべてみましょう!

■左:そのまま 右:塩水

■左:そのまま 右:砂糖水

■左:そのまま 右:はちみつ水

■左:そのまま 右:レモン水

■左:そのまま 右:炭酸水

はちみつ水と塩水がもっとも効果がありましたが、よく見てみると、はちみつ水に浸したものはまったく変色が見られないのに対し、塩水に浸したものはうっすらと変色しているように見えます。

また、砂糖水やレモン水、炭酸水に浸したりんごは全体的に変色していました。しかし、そのまま置いておいたものとくらべれば変色の度合いは控えめ。いずれの方法でも、そのまま置いておくよりは効果があると言えそうです。

味わいの変化はどれもほとんどありませんでしたが、砂糖水とはちみつ水に浸したものは少しだけ甘味が強くなっていました。甘味の少ないりんごを食べるときに、いい方法かもしれませんね。

いちばん変色を抑えられる方法は…?

5つの方法をくらべた結果、今回の検証では「はちみつ水」に浸したものがいちばん変色が抑えられました。ただ、塩水との差はごくわずか。どちらもおすすめの方法といえそうです。試しやすい方法で、ぜひみなさんもやってみてくださいね。

※はちみつ水にりんごを浸す場合、1歳未満(乳児)のお子様はお召し上がりにならないようご注意ください。

※りんごの品種や浸す時間、放置時間によって結果は異なる場合があります。

りんごを使ったおすすめスイーツをご紹介!

りんごはそのまま食べるのもいいですが、お菓子にするとまた違った味わいが楽しめます!ここからは、おすすめの絶品アップルパイのレシピをご紹介しますよ。ティータイムのお供やお子様のおやつに、ぜひ作ってみてくださいね。

クリームチーズ入りアップルパイ

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まるでお店の味!クリームチーズ入りアップルパイのご紹介です。サクサクのパイに、シナモンの香りが効いたりんごのフィリング、まろやかなクリームチーズを組み合わせた一品。甘くてジューシーなりんごにクリームチーズのほのかな酸味がよく合い、ひと口食べれば虜になるおいしさですよ。冷凍のパイシートで手軽に作れるのもうれしいポイントです。

材料(4個)

  • パイシート (10×17cm)・・・2枚

フィリング

  • りんご・・・1個
  • グラニュー糖・・・50g
  • シナモンパウダー・・・小さじ1/2
  • クリームチーズ・・・60g
  • グラニュー糖・・・15g
  • 溶かし無塩バター・・・20g
  • レモン汁・・・小さじ1
  • 卵黄 (塗る用)・・・1個

作り方

準備.冷凍パイシートはパッケージの表記通りに解凍しておきます。 オーブンは200℃に予熱しておきます。
1.りんごは皮をむいて芯と種を取り除き、8等分のくし切りにし、さらに薄切りにします。
2.鍋に1とグラニュー糖を入れて中火で熱します。りんごがしんなりしたらシナモンパウダーを入れて混ぜ合わせ、火から下ろします。
3.ボウルにクリームチーズとグラニュー糖を入れて混ぜ合わせます。グラニュー糖がなじんだら溶かし無塩バターとレモン汁を加えてさらに混ぜ合わせます。
4.1枚の冷凍パイシートを麺棒で2倍程の大きさに伸ばし、フォークで数ヶ所に穴をあけ、ボウルの大きさに合わせて2つくり抜きます。残りのパイシートをまとめて、ボウルと同じ大きさの正方形を2つ作ります。
5.もう1枚のパイシートを同じように麺棒で伸ばし、縦に6等分に切ります。
6.4の縁に卵黄を刷毛で塗り、5をのせます。卵黄を塗り、クッキングシートを敷いた天板にのせ、200℃のオーブンで10分焼きます。
7.表面に焼き色が付いたら3、1の順にのせ、180℃のオーブンで10分焼いて完成です。

これで変色知らず!旬のりんごをおいしく味わおう

いかがでしたか?今回はりんごの変色を防ぐ方法と、おすすめのスイーツレシピをご紹介しました。ご紹介した方法を覚えておけば、時間がたっても切りたてのきれいな色がしっかりキープできますよ。レシピとあわせて、ぜひ参考にしてみてくださいね。

※こちらの記事は2023.2.8に初公開した内容を再投稿したものです。

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