冷凍食品を冷凍庫に入れて保管していたら、袋がパンパンに膨らんでいたという経験はありませんか?このまま開けて食べても大丈夫なのか、品質に問題はないのか…など、少し気になりますよね。そこで今回は、冷凍食品の袋が膨らむ原因を大解剖!冷凍食品を使ったアレンジレシピもご紹介しますよ。ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
冷凍食品の袋がパンパンに膨らんでいる!これって食べても大丈夫?「知れてよかった...!」

冷凍食品の袋がパンパンに膨らむ原因は?
保管していた冷凍食品の袋がパンパンに膨らんでしまう原因には、「昇華現象」が関係しています。
昇華とは、固体が液体を経ず、そのまま気体になること(気体がそのまま固体になることも指します)。
そして冷凍食品の袋内で起こる「昇華現象」とは、袋の内側やなかの食材などに付いていた小さな氷の粒が、温度変化によって「昇華」し、気体になることです。氷が気体になることで体積が大きくなり、その影響で袋がパンパンに膨らんでしまうのだとか。
このような現象は、商品購入後の持ち歩き時間や冷凍庫の扉の開閉回数、庫内の保存場所などによる温度変化の影響によって起こることがあるんだそう。
氷が気体に変化して体積が増えただけなので、中身を確認して、においや見た目に異常がない場合は、食べても問題はありません。
一方で、解凍した状態で長時間保管していたときに袋が膨らんでいた場合は、中身が傷んでいる可能性があります。開封したときのにおいや状態を見て、腐敗臭がするなどの異常があった場合は、くれぐれも食べないように注意してくださいね。
使いたいときに必要な分だけ使えて、とっても便利な冷凍食品。ぜひうまく活用しながら、毎日の食事作りを楽しんでくださいね!
冷凍食品のアレンジレシピをご紹介!
冷凍食品は長期保存できるのが魅力ですが、つい使いそびれてずっと冷凍庫に眠ったまま…なんてこともありますよね。ここからは、そんな冷凍食品を使って作れるアレンジレシピをご紹介します。冷凍餃子とキムチの炊き込みごはんや、冷凍うどんで作るお好み焼き、リースパイクッキーなど、冷凍食品を活用したアイデアレシピを集めました。ぜひチェックしてみてくださいね。
冷凍餃子とキムチの炊き込みご飯
冷凍餃子とキムチの旨みを活かした、炊き込みごはんをご紹介します。ピリ辛なキムチと冷凍餃子を入れた炊き込みごはんは、しっかりとした味わいでお箸がどんどん進むおいしさ!さっぱり風味のポン酢を加えることで、全体の味のバランスが整いますよ。作り方もとってもシンプルなので、忙しい日の夕飯にもおすすめです。余った冷凍餃子があれば、ぜひ試してみてくださいね。
材料(4人前)
- 米・・・2合
- 冷凍餃子・・・6個
- キムチ・・・100g
- 水・・・適量
- ポン酢・・・大さじ1
- 小ねぎ (小口切り)・・・適量
作り方
準備.お米は洗って30分以上浸水させ、水気をよく切っておきます。
1.炊飯釜に米、ポン酢、水を2合の目盛りまで入れて軽く混ぜ、冷凍餃子、キムチをのせて炊飯します。
2.炊飯が終わったら全体を混ぜます。お茶碗に盛り付け、小ねぎを散らして出来上がりです。
うどんで作るお好み焼き
市販の粉いらず!冷凍うどんで作るお手軽お好み焼きはいかがでしょうか?うどんを使うことで、お好み焼きにもちもちとした食感がプラスされます。フライ返しで全体を押さえるようにして焼くと、崩れずきれいに仕上がりますよ。とっても簡単に作れてお酒のおつまみにもぴったりなので、ぜひ作ってみてくださいね。
材料(1人前)
- うどん (冷凍)・・・1玉
- 卵・・・1個
- キャベツ・・・30g
- ピザ用チーズ・・・20g
- サラダ油・・・小さじ1
トッピング
- お好み焼きソース・・・大さじ2
- マヨネーズ・・・大さじ1
- 青のり・・・適量
- かつお節・・・適量
作り方
準備.うどんはパッケージの表記通りに加熱し、解凍しておきます。
1.キャベツは5mm幅に切ります。
2.大きめのボウルに卵を入れて溶きほぐします。
3.うどん、1、ピザ用チーズを加えてよく混ぜます。
4.中火に熱したフライパンにサラダ油をひき、3を入れ、フライ返しで押さえつけながら焼きます。
5.固まってきたら強火にして焼き目をつけ、裏返します。両面に焼き目がつき、火が通ったら火から下します。
6.お皿に盛り付け、トッピングをかけて完成です。
冷凍パイシートで簡単 リースパイクッキー
冷凍パイシートで作る、リースパイクッキーに挑戦してみませんか?細く切ったパイシートを三つ編みにして、端と端を重ね合わせれば、かわいいリースクッキーの完成!サクサクとしたパイ生地の食感と甘いチョコレートのハーモニーが味わえる、おやつにもぴったりな一品です。食感のよいピスタチオやアラザンをのせて、自分なりの飾りつけもお楽しみくださいね。
材料(6個分)
- 冷凍パイシート (10×17cm)・・・1枚
- ストロベリーチョコレート・・・50g
- ミルクチョコレート・・・50g
- お湯 (湯煎用・50℃)・・・適量
- ダイスピスタチオ (ロースト)・・・適量
- アラザン・・・適量
作り方
準備.オーブンは200℃に予熱しておきます。
1.冷凍パイシートは縦に5mm幅に切り、パッケージの表記に従い解凍します。
2.1のうちの3本の端をくっつけ、三つ編みで編みます。端と端をくっつけて丸いリースの形にします。同様に合計6個作ります。
3.クッキングシートを敷いた天板の上にのせ、200℃のオーブンで15分こんがりと焼き色がつくまで焼きます。
4.ストロベリーチョコレート、ミルクチョコレートをそれぞれ湯煎で溶かします。
5.3を4のストロベリーチョコレートとミルクチョコレートに3個ずつ付け、ピスタチオ、アラザンで飾ります。チョコレートが固まったら完成です。
冷凍食品をアレンジしてみよう!
いかがでしたか?今回は冷凍食品がパンパンに膨らむ原因と、冷凍食品を使ったアレンジレシピをご紹介しました。長期間保存ができる冷凍食品は、使い方次第でメニューの幅がぐっと広がりますよ。ぜひご紹介したアレンジレシピに挑戦してみてくださいね。
※20歳未満の飲酒はやめましょう。