使い勝手が良く、私たちの食卓には欠かせない食材「豚肉」。中でも赤身中心で、あっさりした味わいとやわらかい肉質が特徴の「豚もも肉」は、様々な料理に使えて、どんな食材ともよく合う人気の高い部位です。
豚もも肉の保存方法|長持ちのコツ|鮮度を保つ

定番の炒め物や生姜焼きだけでなく、野菜の肉巻きやミルフィーユカツなどにも大活躍してくれるので、アレンジの幅は無限大です。
今回は、そんな豚もも肉を安全に、そしておいしく保存する方法をご紹介します。
保存のポイントは「スピーディーに」&「衛生的に」
豚肉に限らず、肉は空気に触れると酸化が進み、傷みやすくなってしまいます。正しい保存方法を知って、鮮度を保ちましょう。
■冷蔵庫で保存
①ドリップが出ている場合はキッチンペーパーで水気を拭き取る
②なるべく空気に触れないよう、ぴったりとラップで包み、ジッパー付き保存袋に入れて密閉する
③冷蔵庫のチルド室、もしくはパーシャル室で保存する
【ポイント】
・チルド室、パーシャル室といった特定低温室があれば、そこで保存しましょう。冷蔵室よりも温度が低く設定されているため、冷蔵室でそのまま保存するより鮮度を長く保てます。
・購入後は、保冷剤や氷などと一緒に保冷バッグに入れ、寄り道せずにスピーディーに持ち帰り、なるべく早く冷蔵庫に移しましょう。
・必ず加熱調理してお召し上がりください。
■冷凍庫で保存
①ドリップが出ている場合はキッチンペーパーで水気を拭き取る
②なるべく空気に触れないよう、ぴったりとラップで包み、冷凍用ジッパー付き保存袋に入れて密閉する
③冷凍庫に入れて保存する
【ポイント】
・冷凍用ジッパー付き保存袋に入れる際、平らに薄くしておくことで、ムラなくスピーディーに冷凍することができます。
・冷凍庫の温度設定を下げ、金属製のトレイなどにのせることで、より早く冷凍することができます。
・解凍する際は、冷蔵室に移してゆっくり解凍しましょう。
・解凍後は必ず加熱調理してお召し上がりください。
■下味をつけてから冷凍保存
①ドリップが出ている場合は、キッチンペーパーで水気を拭き取る
②冷凍用ジッパー付き保存袋に肉と調味料を入れる
③空気をしっかり抜いてジッパーを閉じ、冷凍庫に入れて保存する
【ポイント】
・下味をつけて冷凍することで、味がよく染みておいしくなるだけでなく、調理の時短にもなります。生姜焼きやみそ漬けなどの味付けがおすすめです。
・解凍後は必ず加熱調理してお召し上がりください。
食卓の味方、豚もも肉でおうちごはんを楽しもう!
今回は、使い勝手がよく便利な「豚もも肉」の保存方法をご紹介しました。
生姜焼きや炒め物などの定番メニューはもちろん、さまざまな調理法で楽しめる豚もも肉は私たちの食卓に欠かせない存在ですね。上手に保存して、おいしく、安全に楽しみましょう。
クラシルでは、豚もも肉の選び方についてもご紹介しています。ぜひ、こちらも参考にしてみてくださいね。