食パンにお好みの具材をはさんで焼くだけとお手軽でおいしい「ホットサンド」。最近はいろいろなホットサンドメーカーが販売されていますが、ホットサンドは専用器具がないと作れないのでしょうか…?今回は、今すぐにでもおうちで試せる、専用器具を使わないホットサンドの作り方をご紹介します!ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
簡単おいしい「ホットサンド」!専用の道具なしで作れる2つの方法とは?

専用の器具がなくても上手にできる?検証スタート!
ホットサンドは具材を挟んだパンの端っこがぴったり閉じているのが特徴ですよね。これを専用器具を使わずに同じようにする方法はあるのでしょうか…?
今回は、オーブントースターとフライパンを使った2つの方法を試してみたいと思います。
どちらも下準備として、パンの中央にお好みの具材をのせておきます。このとき、具材がパンの端の方まであるとうまく閉じないので、外側の余白をしっかり残しておくことがポイントですよ。
オーブントースターで焼く方法
➀具材を挟んだパンをラップで包む
➁パンの外側の4辺を閉じる
このとき用意するものが包丁です。包丁を横に寝かせて、切れない方をパンのふちに押し当ててパンどうしをくっつけるようにします。
➂オーブントースターで焼く
ラップを外して、オーブントースターでこんがり焼き色がつくまで焼いたら完成です。
この方法は、時間や手間をかけずに手軽に作ることができます!また洗い物が少ないのもうれしいですね。
しかし、食パンの耳は厚みがあり固いので、包丁で押しつぶすのには力が必要なうえに、写真のように端をしっかりふさぐことができませんでした。特にお子様や包丁の扱いに慣れていない方は、十分注意してけがをしないようにしてくださいね。
パンの白い部分の方がしっとりしていてくっつきやすいので、食パンの耳を切り落としたり、サンドイッチ用のパンを使うとよりきれいに仕上がるかもしれません。
※お使いのトースター機種によって焼き加減が異なりますので、様子を見ながらご調整ください。今回は1000W220℃で焼いています。トースターは庫内が狭く、食材と熱源の距離が近いため、加熱中の食材の油が落ちたり、油はねなどが原因で発煙、発火の恐れがあります。加熱中は目を離さないでください。
※アルミホイルが熱源に直接触れると溶けてしまう恐れがあります。熱源に触れないようご注意ください。
フライパンで焼く方法
➀熱したフライパンにバターを溶かし、具を挟んだサンドイッチを入れる
➁ときどきフライ返しでパンをおさえながら焼く
オーブントースターで焼く方法では、焼く前にパンの外側を閉じていますが、こちらの方法ではフライパンで焼きながら、フライ返しを押し付けるようにして閉じていきます。
➂焼き色がついたら一度取り出して、再びバターを溶かす
④先ほどと反対の面を同じように焼く
押し付けながら焼くことで、ホットサンドメーカーを使って焼いたような焼き色がつきました!また、バターを使って焼くことでコクもプラスされて、トースターで焼く方法よりワンランクおいしく仕上がりました。
ぜひ試したい!ホットサンドの簡単な作り方
検証の結果、見た目やおいしさの点から、フライパンとフライ返しを使って焼いた方が、ホットサンドメーカーで焼いたものに近いホットサンドができました!特別な道具がなくても、おいしいホットサンドが作れますので、ぜひ気軽に試してみてくださいね。
おすすめのホットサンドレシピをご紹介!
ここからは、具材のバリエーションが豊富なホットサンドレシピを3つご紹介します。今回は、定番の組み合わせにアボカドを加えてよりおいしくなるハムとチーズのホットサンドや、サラダとしても人気な明太ポテトのホットサンドなどをピックアップ!レシピ内では、ご紹介した焼き方で作っているものもありますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
1.トースターのみアボカドとハムチーズのホットサンド
オーブントースターで手軽に作れる、アボカドとハムチーズのホットサンドをご紹介します。人気のハムとチーズの組み合わせにアボカドが加わって、よりまろやかな味わいがお楽しみいただけます。具材がカラフルで、かわいらしい見た目のホットサンドですよ。時間がないときの朝食やランチにぴったりの一品です。ぜひ試してみてくださいね。
材料(1人前)
- 食パン (サンドイッチ用)・・・4枚
- ロースハム・・・4枚
- アボカド・・・1/2個
- スライスチェダーチーズ・・・2枚
- フリルレタス (飾り用)・・・2枚
作り方
準備.アボカドは皮を剥き種を取り除いておきます。
1.アボカドは5mm幅に切ります。
2.1枚の食パンにロースハム、1、スライスチェダーチーズをのせ、もう1枚の食パンでサンドします。同様にもうひとつ作ります。
3.包丁の背で食パンの縁を押し当てて止めます。
4.アルミホイルを敷いた天板にのせ、トースターで3分ほど焼き色がつくまで焼いたら、取り出して器に盛り付け、フリルレタスを添えて完成です。
※お使いのトースター機種によって焼き加減が異なりますので、様子を見ながらご調整ください。今回は1000W200℃で焼いています。トースターは庫内が狭く、食材と熱源の距離が近いため、加熱中の食材の油が落ちたり、油はねなどが原因で発煙、発火の恐れがあります。加熱中は目を離さないでください。
※アルミホイルが熱源に直接触れると溶けてしまう恐れがあります。熱源に触れないようご注意ください。
2.明太ポテトのホットサンド
意外な組み合わせのホットサンドを作ってみましょう。明太子を和えたポテトサラダはそのままでも十分おいしいですが、パンにはさんで焼き上げると食べ応えがアップして魅力的な一品になりますよ。一緒に挟んだチーズがとろけて具材によく絡み絶品です!グリーンリーフのみずみずしさがアクセントになって、食感も楽しいホットサンドです。
材料(2人前)
- 食パン (8枚切)・・・4枚
明太ポテト
- 明太子・・・50g
- じゃがいも (1個)・・・140g
- マヨネーズ・・・大さじ1.5
- 有塩バター・・・5g
- 黒こしょう・・・少々
- グリーンリーフ・・・2枚
- ピザ用チーズ・・・30g
- 無塩バター・・・15g
作り方
準備.じゃがいもは、芽を取り、皮を剥いておきます。
1.グリーンリーフは手でちぎり、じゃがいもは一口大に切り、明太子は薄皮から身を取り出します。
2.耐熱ボウルに1のじゃがいもを入れ、ふんわりとラップをし600Wのレンジで5分加熱し、フォークで潰します。
3.マヨネーズを加え軽く混ぜ、有塩バターを入れて更に混ぜ合わせます。1の明太子と黒こしょうを加え全体に馴染ませます。
4.食パンに、1のグリーンリーフ、3、ピザ用チーズを乗せ、食パンではさみ、手で上から軽く押さえます。
5.中火に熱したフライパンに、無塩バターを溶かし、4を両面きつね色になるまで焼きます。お皿に盛り付けて完成です。
3.エビとたまごのホットサンド
特別な道具いらずの簡単レシピ、エビとたまごのホットサンドはいかがですか。エビのプリプリ感と卵のふわふわ食感は相性抜群ですよ。パンにはバターだけでなくマヨネーズも塗っているので奥深いコクが出て、具材と合わさるとやみつきのおいしさに!ハムとチーズもはさんでいるので、一品で大満足のホットサンドですよ。ぜひ作ってみてくださいね。
材料(1人前)
- 食パン (6枚切)・・・2枚
具材
- エビ (ボイル)・・・50g
- 卵 (Mサイズ)・・・1個
- 塩こしょう・・・ふたつまみ
- リーフレタス・・・1枚
- ハム・・・1枚
- スライスチーズ・・・1枚
- 有塩バター・・・10g
- マヨネーズ・・・大さじ1
- パセリ (生)・・・適量
作り方
1.耐熱ボウルに卵を割り入れ、菜箸でよく溶きほぐします。エビ、塩こしょうを加え混ぜます。
2.耐熱ボウルにラップを敷き、1を流し入れます。ふんわりとラップをかけ、600Wの電子レンジで1分加熱し、一度取り出し混ぜます。再びふんわりとラップをかけ更に30秒程卵に火が通るまで加熱します。
3.アルミホイルを敷いた天板に食パンをのせ、オーブントースターで3分程焼き色がつくまで焼きます。
4.1枚の片面に有塩バターを塗ります。残りの3の片面にマヨネーズを塗ります。
5.リーフレタス、ハム、スライスチーズ、2をのせ、残りの4で挟みます。
6.半分に切り、器に盛り付けパセリを添えたら完成です。
※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。 様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。
※お使いのトースター機種によって焼き加減が異なりますので、様子を見ながらご調整ください。今回は1000W200℃で焼いています。トースターは庫内が狭く、食材と熱源の距離が近いため、加熱中の食材の油が落ちたり、油はねなどが原因で発煙、発火の恐れがあります。加熱中は目を離さないでください。
※アルミホイルが熱源に直接触れると溶けてしまう恐れがあります。熱源に触れないようご注意ください。
おいしいホットサンドでおなかを満たそう!
いかがでしたか。今回は、オーブントースターやフライパンでホットサンドを作る方法と、あわせておすすめレシピをご紹介しました。ホットサンドはカリっと焼き上げたパンが味わえて具材のレパートリーも豊富なので、作るのも食べるのも楽しいですよ。ぜひおうちで作ってみてくださいね。