2021.2.5

牛リブロースの選び方と栄養素|買い物で役立つ基本の「き」

牛肉の最上級部位といえば「牛リブロース」。特に和牛のリブロースで作るステーキやすき焼きは、とろけるような旨味でたまらないおいしさですよね。

しかし、「せっかく牛リブロースを購入したのに、食べてみたらイマイチだった・・。」という経験はありませんか?そこで今回は、新鮮でおいしい牛リブロースの選び方や、含まれる栄養素についてご紹介します。ぜひ参考にして、毎日の買い物に役立ててみてくださいね。

「牛リブロース」と「サーロイン」の違いは?

牛リブロースは、サーロインと並ぶ牛肉の2大高級部位と呼ばれており、牛1頭から20kg程度しか取れない希少部位です。よくサーロインと混同されますが、肩から腰にかけてのあばら肉を総じて「ロース」と呼び、肩に近い方から「肩ロース」、「リブロース」、「サーロイン」の3つに分けられます。まずは、それぞれの違いについてご紹介します。

■肩ロース
ロースの中で最も肩に近い部位です。やや固くてスジがありますが、適度な霜降りで旨味が強いです。焼肉や炒め物、肉じゃがなどに幅広く活用することができます。

■リブロース
肩ロースとサーロインの間の部位です。ロースの中で最も厚みがあって霜降りになりやすく、濃厚でとろけるような味わいが楽しめます。「リブ(rib)」は「あばら」、「ロース(roast)」は「焼く」という意味で、その名の通り焼いて食べるには最適な部位です。断面中央辺りの長円形部分を「リブアイ(リブ芯)」と呼び、ここはロースの中でも最上品とされます。ステーキやローストビーフ、すき焼きなどがおすすめです。

■サーロイン
リブロースの後方の部位です。ジューシーでやわらかく、脂の甘みと肉の旨味がしっかりと感じられます。「サー(sir)」は「ナイト爵」、「ロイン(loin)」は「腰肉」という意味で、そのおいしさに感激した英国王から貴族の称号を与えられたと言われています。ステーキにはもちろん、薄切りにしてしゃぶしゃぶにするのもおすすめです。

主要な栄養素はこちら

和牛リブロース(脂身付き)100gに含まれる主な栄養素は以下の通りです。

・エネルギー 573kcal
・脂質 56.5g
・たんぱく質 9.7g
・炭水化物 0.1g
・ビタミンB12 1.1μg
・ナイアシン 2.4mg
・鉄 1.2mg
・亜鉛 2.6mg
・カリウム 150mg

※参考:文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」

貧血を予防する「ヘム鉄」に注目

牛リブロースには、たんぱく質やヘム鉄、亜鉛、ビタミンB12など、身体を健康に保つために欠かせない栄養素がバランスよく含まれています。

■ヘム鉄
鉄には、肉や魚に含まれるヘム鉄と、野菜などに含まれる非ヘム鉄があります。牛リブロースにはヘム鉄が含まれており、ビタミンCを一緒に摂ることでさらに吸収率が高まります。また、鉄はヘモグロビンを構成し、貧血を予防する効果が期待できます。逆に欠乏すると、貧血の他にも無力感や食欲不振などを引き起こします。

■たんぱく質
たんぱく質は筋肉や臓器、皮膚、髪などのコラーゲンの合成をはじめとして、生命の維持に欠かせない働きをします。たんぱく質が不足すると、体力や免疫力が低下する可能性があります。

■亜鉛
亜鉛はたんぱく質や骨など新しい細胞を生産する組織に関わっており、特に味覚を感じる味蕾細胞の生成には欠かせない栄養素です。

■ビタミンB12
牛リブロースには、ビタミンB12が多く含まれています。葉酸と共に赤血球を生産したり、たんぱく質や脂質の代謝を助ける働きをします。

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