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「その焦げ、食べて大丈夫?」知って役に立つ!料理の焦げを防ぐためのポイント3つとは?

「その焦げ、食べて大丈夫?」知って役に立つ!料理の焦げを防ぐためのポイント3つとは?

こんがりと焼き色のついた料理って、食欲をそそりますよね。でも、「焦げた料理はあまり食べない方がいい」という話を聞いたこと、ありませんか?今回はその噂の真相について、詳しく解説していきます。後半では、程よい焼き色が食欲をそそるおすすめレシピもご紹介するので、ぜひ最後までご覧くださいね。

大量摂取には注意が必要!

炭水化物を多く含む穀類や野菜は、焦がしてしまうと「アクリルアミド」という化学成分が生成されます。この「アクリルアミド」が発がん性のリスクを持っているため、焦げた部分は大量摂取しない方がいい、とされているんですね。

また、炭水化物以外でも「焦げ」には注意が必要!肉や魚などのたんぱく質が焦げた部分にも、発がん物質を含む化学物質が微量に含まれています。そのため、微量ではありますが気になる場合は焦げた部分を取り除いて食べるのがよさそうです。

一方で、焦げを気にし過ぎて加熱不足の状態で食べるのもNG。食品によっては、十分に加熱しないと食中毒を引き起こし、かえって危険な可能性もあります。加熱が必要な食品は、しっかり火を通してから召し上がってくださいね。

何よりも大切なのは、バランスよく食べること。バランスのいい食生活を送っていれば、特定の食品を大量に食べることにはならないので、アクリルアミドの多量摂取になることもないと考えられます。

アクリルアミドの摂取量を減らすには?

それでもできることなら、食品から摂るアクリルアミドの量は減らしたいですよね。ここからはアクリルアミドの摂取量を減らすためにできる、ちょっとした工夫をご紹介します。

■調理法は「煮る」「蒸す」「ゆでる」で!

アクリルアミドは120℃以上で加熱する炒め物や揚げ物に含まれます。煮る、蒸す、ゆでるといった調理法では、ほとんど生成されないことがわかっています。そのため、調理法に少し気を配るだけで、アクリルアミドを摂取する機会を減らせる、というわけ。

■保存法や下ごしらえにもポイントが

炒め物や揚げ物をする際にも、ちょっとした工夫でアクリルアミドを増やさず調理することが可能です。例えばじゃがいもを常温で保存したり、芋類や野菜類を切ったあとは水でさらしてから使ったりすると、アクリルアミドに変わる成分が増えないとされているんですよ。

■焦がさない工夫を!

調理中は火力を強くし過ぎないように気をつけ、炒めるときは食材をかき混ぜながら調理します。こうすると、焦がさないように調理でき、結果としてアクリルアミドが発生しにくいんです。

アクリルアミドを摂り過ぎないように、ちょっとした調理の工夫を取り入れながら、バランスのよい食生活を送りたいですね。

焼き色が食欲をそそるレシピをご紹介!

さてここからは、程よい焼き色が食欲をそそるおすすめレシピをご紹介します。チーズが高菜漬とよく合う高菜チーズ焼きおにぎりや、バター香る鶏もも肉ときのこのソテーなど、家族が喜ぶ絶品レシピばかりです。ぜひチェックしてみてくださいね。

1.高菜チーズ焼きおにぎり

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パリッと香ばしい、高菜チーズ焼きおにぎりのレシピをご紹介します。シャキシャキとした高菜漬の塩味ととろけたチーズのコクが相性抜群で、飽きの来ない味わいですよ。朝ごはんやちょっと小腹が空いたときにおすすめです。チーズがとろけているとおいしさ倍増なので、ぜひ温かいうちに召し上がってくださいね!

材料(4個分)

  • ごはん・・・360g
  • 高菜漬・・・30g
  • スライスチーズ (とろけるタイプ)・・・2枚
  • しょうゆ・・・小さじ1
  • ごま油・・・小さじ1

作り方

1.高菜漬は粗みじん切りにします。
2.スライスチーズは1cm角に切ります。
3.ボウルにごはんと1、しょうゆを入れて混ぜ合わせます。
4.ラップに1/4量の3を広げ、中央に1/4量の2をのせて包み、三角形に形を整えます。同じように合計4つ作ります。
5.中火で熱したフライパンにごま油をひき、4のラップを外してのせます。両面にこんがり焼き色が付くまで焼いたら火から下ろします。
6.お皿に盛り付けて完成です。

2.じゃがいもチーズチヂミ

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大人も子どもも好きな味!晩ごはんのあと一品に、じゃがいもチーズチヂミはいかがでしょうか?カリッとしたチーズとじゃがいものほくほくとした食感のコントラストが楽しめる一品です。ニラとごま油の香りが食欲をそそり、お酒のおつまみにもぴったりですよ。ぜひレパートリーに加えてみてくださいね!

材料(2人前)

  • じゃがいも (100g)・・・1個
  • ニラ・・・50g

生地

  • 薄力粉・・・30g
  • 卵 (Mサイズ)・・・2個
  • 鶏ガラスープの素・・・小さじ1
  • ピザ用チーズ・・・60g
  • ごま油・・・大さじ2

タレ

  • ポン酢・・・大さじ2
  • ラー油・・・小さじ1/2
  • 白いりごま・・・小さじ2
  • 小ねぎ (小口切り)・・・適量

作り方

準備.じゃがいもは皮をむき、芽を取り除いておきます。
1.ニラは3cm幅に切ります。
2.じゃがいもは一口大に切ります。耐熱ボウルに入れてラップをかけ、やわらかくなるまで600Wの電子レンジで4分ほど加熱し、熱いうちにフォークの背でつぶします。
3.生地の材料を入れてホイッパーで混ぜ、1を加えてさらに混ぜ合わせます。
4.中火で熱したフライパンに半量のごま油をひき、3を入れてピザ用チーズをのせます。
5.焼き色がつくまで中火で3分程焼き、裏返して焼き色がつくまでさらに3分程焼きます。鍋肌から残りのごま油を回し入れ、ピザ用チーズがカリッとしたら火から下ろします。
6.別ボウルにタレの材料を入れて混ぜます。
7.5、6をお皿に盛り付け、小ねぎを散らして完成です。

※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。 様子を確認しながら加熱時間を調整してください。必要に応じて食材に完全に火が通るまで加熱してください。

3.バター香る 鶏もも肉ときのこのソテー

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シンプルな味つけに素材の旨みがギュッとつまった、バター香る鶏もも肉ときのこのソテーのレシピです。旨みたっぷりのジューシーな鶏もも肉ときのこに、バターのコクと香りが合わさって、ひと口食べ始めたらお箸が止まらなくなりますよ。今回はまいたけとしいたけを使いましたが、お好みのきのこで作ってみてくださいね。

材料(2人前)

  • 鶏もも肉・・・200g
  • 塩 (下味用)・・・ふたつまみ
  • 黒こしょう (下味用)・・・ふたつまみ
  • まいたけ・・・100g
  • しいたけ (計100g)・・・5個
  • (A)有塩バター・・・20g
  • (A)料理酒・・・大さじ2
  • (A)しょうゆ・・・小さじ2
  • サラダ油・・・大さじ1

トッピング

  • パセリ (乾燥)・・・適量

作り方

1.しいたけは軸を切り落とし、5mm幅に切ります。
2.まいたけは石づきを切り落とし、手でほぐします。
3.バットに鶏もも肉を入れて、塩、黒こしょうをふります。
4.中火で熱したフライパンにサラダ油をひき、3の皮面を下にして焼きます。焼き色がついたら裏返し、さらに5分程焼きます。
5.1、2、(A)を入れ、蓋をして中火で5分程蒸し焼きにします。鶏もも肉に火が通ったら火から下ろします。
6.鶏もも肉を2cm幅に切り、器に盛り付け、パセリをかけて完成です。

程よい焼き色は食欲をそそる!

いかがでしたか?今回は、料理の「焦げ部分」にまつわる豆知識と、程よい焼き色がおいしそうなおすすめレシピをご紹介しました。「焦げすぎ」はNGですが、程よい焼き色は食欲をそそるもの。ぜひご紹介したレシピをお試しくださいね。

※20歳未満の飲酒はやめましょう。

※こちらの記事はに初公開した内容を再投稿したものです。

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