小粒でかわいらしく、色鮮やかな「ブルーベリー」。その甘酸っぱい小さな果実に、私たちの美容と健康をサポートしてくれる栄養素がぎゅっと詰まっています。せっかくなら、鮮度を保ちながらおいしく食べ切りたいですよね。そこで今回は、ブルーベリーを冷蔵・冷凍で長持ちさせる正しい保存方法をご紹介します。
ブルーベリーの保存方法|長持ちのコツ|乾燥を防ぐ
- 目次
- 【冷蔵】ブルーベリーを長持ちさせる保存方法
- ①傷んだ実を取り除く
- ②水洗いをしない
- ③ポリ袋に入れ、口を軽くしばって保存する
- 【冷凍】長期保存したいときは冷凍保存がおすすめ!
- 色々な食べ方でブルーベリーを楽しもう!
【冷蔵】ブルーベリーを長持ちさせる保存方法
ブルーベリーは収穫後、時間とともに風味が落ちてしまうため、購入後はなるべく早めに食べるのが理想です。しかし、すぐに食べきれない場合でも、冷蔵保存でおいしさをしっかりキープできます。
①傷んだ実を取り除く
皮が破れていたり、果汁が漏れている実があれば取り除きます。傷んだ実から出た汁が他の実に付着すると、カビの原因になることがあります。保存する前に傷んだ実が無いかしっかり確認しましょう。
②水洗いをしない
水洗いすると皮が傷みやすくなり、表面の白い「ブルーム(果実の保護膜)」も取れてしまいます。食べる直前に洗いましょう。
③ポリ袋に入れ、口を軽くしばって保存する
温度変化が少なく湿度を保ちやすい冷蔵庫の野菜室が最適。ただし、冷蔵保存でもブルーベリーは日が経つと風味が落ちてくるため、できるだけ早めに食べ切るようにしましょう。
🌟クラシルシェフからのコメント🌟
ブルーベリーを冷蔵保存する際は、乾燥を防ぐために購入時のパックからポリ袋へ移し替えるのがポイントです。袋の口はきつく縛らず、軽く閉じて通気性を確保することで、蒸れによる傷みを防げます。
【冷凍】長期保存したいときは冷凍保存がおすすめ!
ブルーベリーが大量に手に入ったときは、冷凍保存が便利です。スムージーやジャムづくりにも活用できますよ。
🌟クラシルシェフからのコメント🌟
冷凍前、調理する環境は必ず清潔な場所で行ってください。食材によって冷凍前と食感や風味は異なる場合がございますのでご注意ください。
①傷んだ実を取り除く
冷蔵保存と同様、傷みのある実はカビや劣化の原因になるため取り除きます。
②水洗いして水気をふき取る
冷凍前にしっかりキッチンペーパーなどで水気を取ることがポイントです。水分が残っていると霜がつきやすくなります。
③冷凍用保存袋に入れる
なるべく重ならないよう平らに並べて入れ、袋の空気を抜いてしっかり密閉します。
④冷凍庫で保存
冷凍したブルーベリーは皮にシワが寄り、実もぶよぶよになってしまうためトッピングなどには向きません。スムージー・ヨーグルト・お菓子作りなど加熱または半解凍で使うのがおすすめです。
色々な食べ方でブルーベリーを楽しもう!
今回は、ブルーベリーの保存方法をご紹介しました。生のブルーベリーが手に入りやすくなる時期は、国産が出回る6~8月の短い期間です。店頭で見かけたらぜひ手に取って、正しい保存方法でフレッシュなおいしさを味わってみてください。もし沢山手に入ったら、冷凍保存をしておいしさを保ち、ジュースやジャムなどに活用してみてくださいね。自分で作れば、甘さを加減できるのでお好みの味にすることができますよ。
またクラシルでは、ブルーベリーの選び方と栄養についてもご紹介しています。こちらもぜひ参考にしてみてくださいね。

