1年を通して手に入りやすく、身近な食材である「サバ」。旨みが強く食べ応えがあるうえ、とても栄養価が高いので、積極的に食卓に取り入れたい食材です。しかし、サバは非常に傷みやすく、すぐに味が落ちてしまう食材。せっかく新鮮なサバを手に入れてもご家庭では鮮度を保つのが難しい、という悩みもありますよね。
サバの保存方法 |長持ちのコツ|下処理がポイント

そこで今回は、サバの鮮度をできるだけ落とさないために覚えておきたいポイントをご紹介します。ご家庭でおいしくサバを食べるために、ぜひ参考にしてくださいね。
サバの鮮度を保つには下処理が肝心!
サバに限らず魚類は内臓や頭の部分から傷むので、丸ごと1尾のサバを手に入れたら必ず下処理が必要です。また、スーパーなどで切り身の状態で売られているものも、下処理をしてから冷蔵庫に入れるようにしましょう。
◼切り身のサバは水分をよくとって冷蔵庫へ
①キッチンペーパーなどで表面の水分を拭きとる
②ラップで包み、冷蔵庫で保存する
サバなどの魚類は水分がついていると傷みやすくなるので、買ってきたらまずキッチンペーパーなどで表面の水分をしっかりととりましょう。あらかじめ頭や内臓をとって2枚におろした状態で売られているサバも、表面には水分がついていることが多いです。また、切り身のサバは一度冷凍されてから店頭に並ぶことが多いので、解凍の過程で表面に水分がつきます。
◼丸ごと1尾のサバは頭と内臓をとってよく洗う
①頭を切り落とし、内臓をとってよく洗う
②キッチンペーパーで水気を拭きとる
③用途に合わせてカットし、ラップで包み、冷蔵庫で保存する
血合いの部分は残っていると生臭さの原因になるので、しっかりと洗い流すようにしましょう。
◼すぐに調理しない場合は冷凍しましょう
①丸ごとのサバの場合は下処理をし、用途に合わせてカットする
②切り身に塩をふりかけ、出てきた水分をキッチンペーパーで拭きとる
③空気が入らないようにラップで包んで冷凍用保存袋に入れる
④冷凍保存する
サバは冷蔵庫に入れていても、時間が経つごとにどんどん味が落ちていってしまいます。すぐに調理しない場合は、早めに冷凍庫に入れましょう。
正しく下処理して、すぐに保存!がおいしさのキモ
いかがでしたか?冷蔵庫や冷凍庫に入れる前に下処理をすることで、ご家庭でもサバの鮮度が落ちるのを抑えることができます。ぜひ正しい保存方法を覚えておいて、おいしいサバ料理をお楽しみくださいね。
また、クラシルでは、おいしいサバの選び方もご紹介しています。こちらも合わせて参考にしてみてくださいね。