和食だけじゃない！さばをシンプルに味わうおすすめレシピ5選

あまり知られていませんが、さばには種類があります。旨味が強く秋から冬が旬の「真さば」と、淡白な味わいで春から夏が旬の「ゴマさば」の2種類です。真さばは関さばや松輪さばなどのブランドさばとしても有名で、特に脂が乗る秋にはまさに青魚の王様というべき格別のおいしさになります。逆にゴマさばは一年を通してあまり味が変わらず、値段もリーズナブルです。

さばはとても鮮度が落ちやすい魚です。鮮度が落ちると臭みが出るので、必ず新鮮なものを選びましょう。ご家庭で魚を調理するのは手間がかかると避ける方が多いですが、切り身や塩さばを使えば簡単においしいさば料理を楽しむことができますよ。魚用のグリルがなくても、オーブントースターでお手軽に焼くこともできるんです！それではさっそく、レシピをチェックしてみましょう！

まず最初に、さばの塩焼きに香ばしいほうじ茶合わせた、風味豊かなお茶漬けのレシピをご紹介します。さばはオーブントースターにアルミホイルを敷けば、簡単に焼くことができますよ！脂の乗ったさばに大葉の香りが爽やかで、お食事の締めや夜食にぴったりです。さばはごはんによく合うので、お茶漬けだけではなくおにぎりの具や混ぜご飯にしてもおいしいですよ！

続いてはフライパン1つで作ることができる、香ばしいさばの蒲焼のレシピをご紹介します。さばはおろし生姜と酒で下味を付ける一手間で、特有の臭みが和らぎます。すりゴマ入りのこってりしたタレがジュワッとさばに絡み、ごはんがどんどんすすむおいしさですよ。刻みのりを敷いたごはんに乗せれば蒲焼丼に、七味マヨネーズを添えればおつまみにもなりますよ。

ゆず胡椒がフワッと香る、ジューシーなさばの竜田揚げはいかがですか？清涼感のある香りのゆず胡椒たれに漬け込むことで、少し鮮度が落ちてしまったさばでも美味しく作ることができますよ。キリッと冷やしたビールと一緒に頬張れば、思わず笑顔になる一品です。冷めてもおいしいので、お弁当に入れても喜ばれますよ。

さばは和食だけではなく、洋食にしてもおいしいですよ！さばのムニエルに爽やかな香りのレモンバターソースがよく合う、おしゃれな一品です。ムニエルと聞くと難しそうなイメージがありますが、作り方はとてもシンプルで簡単です。隠し味にしょうゆが入るので、ごはんにもパンにもよく合いますよ。たっぷりの野菜と一緒にバゲットに挟んで、さばサンドにするのもいいですね。

香ばしく焼いた塩さばが、にんにくとオリーブオイルによく合う絶品パスタです。意外な組み合わせですが、爽やかな大葉の香りと塩さばの旨味がパスタによく絡み、止まらないおいしさですよ。塩さばはトマトともよく合うので、ソースをトマトソースに変えてオリーブを加えたりと、お好みでアレンジするのも楽しいですね。

いかがでしたか？塩焼きや味噌煮が定番のさばですが、一工夫でいろいろな料理が楽しめますね。さばは新鮮なものを選べば臭みはほとんどなく、良質な脂の旨味を存分に味わうことができます。お家で魚を調理することに抵抗がある方は、より手軽な塩さばからチャレンジしてみてくださいね。クラシルには他にもさばを使った料理のレシピ動画が充実しているので、ぜひ参考にしてくださいね。