甘酸っぱくてサクッとした食感がおいしい「りんご」。1年を通して買うことができるので、よく食べるという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、りんごの基本のむき方を写真つきで解説します。品種による味わいの違いや、りんごを使ったおすすめレシピもご紹介しますよ。ぜひ最後までご覧くださいね。
【りんごの皮むき】苦手でも包丁でキレイに仕上がる基本の切り方とは
日本のりんごは何種類ある?品種を4つに分けて紹介!
ところで、日本にはいったい何種類のりんごがあるかご存知ですか?なんと、その数は約2,000種類!驚くことに世界には15,000種ものりんごがあるんですよ。
日本ではりんごは8月上旬から11月中旬にかけて収穫されますが、収穫時期によって大きく4つの種類に分けられます。それぞれ味わいや食感が異なるので、ぜひチェックして好みの品種を見つけてみてくださいね。
■極早生種(ごくわせしゅ)
8月下旬までに収穫される品種です。酸味の強い黄色系りんごが多く、代表的な品種は「夏緑」や「ブラムリー」など。流通量が少なく貴重な品種が多いです。
■早生種(わせしゅ)
8月下旬から9月中旬までに収穫される品種です。甘味の強い「つがる」や、"黄色いりんごの王様”というイメージから名がついた「きおう」などがあります。早生種はかためでジューシーな果肉が特徴です。
■中生種
9月下旬から10月中旬までに収穫される品種です。果皮が鮮やかで料理用として人気の「紅玉」や、”ふじ”と”つがる”を交配した「シナノスイート」、”ふじ”の早熟系統である「早生ふじ」など、広く知られている品種が多いです。甘味と酸味のバランスがよく、幅広い方に好まれる味わいです。
■晩生種
10月下旬以降に収穫される品種です。国産りんごの代表格ともいえる「ふじ」や、”青りんごの女王”とも呼ばれる「王林」はここに分類されます。晩生種は香りや甘味の強いものが多く、人気が高いのもうなずけますよね。また、貯蔵性が高く通年買うことができる品種が多いのも特徴です。
知っておきたい!りんごの基本のむき方
さて、ここからはりんごの基本のむき方「くし形切り」を解説します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
1.皮つきのままりんごを8等分に切ります。
2.両側からV字に包丁を入れ、芯の部分を取り除きます。
りんごは芯に近い部分においしさが詰まっているので、取りすぎないようにするのがポイント!
3.皮をむいたらできあがりです。
おすすめレシピをご紹介!
ここからは、りんごを使ったおやつレシピをご紹介!今回は、混ぜて焼くだけで簡単に作れる、りんごとクリームチーズのパウンドケーキをピックアップしました。りんごのおいしいこの季節に、ぜひ作ってみてくださいね。
HMで簡単 りんごとクリームチーズのパウンドケーキ
りんごがたっぷり入った、簡単パウンドケーキのご紹介です。バターの風味豊かなしっとり生地に、甘酸っぱいりんごやコクのあるクリームチーズがベストマッチ!りんごのシャキシャキとした食感もいいアクセントになっています。ホットケーキミックスを使って手軽に作れるのもうれしいですね。ティータイムのお供にぜひいかがでしょうか?
材料(1本分(16.5cm×7cm×5.5cm))
- りんご (正味量150g)・・・・・・3/4個
- 卵・・・2個
- 砂糖・・・大さじ2.5
- 無塩溶かしバター・・・40g
- ホットケーキミックス・・・100g
- クリームチーズ (4個)・・・60g
- りんご (トッピング用)・・・1/4個
- グラニュー糖 (トッピング用)・・・小さじ1
作り方
準備.パウンドケーキ型にクッキングシートを敷いておきます。 オーブンを180℃に予熱しておきます。
1.りんごの皮と芯を取り除き、1.5cm程の角切りにします。クリームチーズを1cmの角切りにします。
2.トッピング用のりんごを薄切りにします。
3.ボウルに卵、砂糖を入れて、溶かし無塩バターを少しずつ加えながら混ぜ合わせ、ホットケーキミックス、1を加えてさっくりと混ぜ合わせます。
4.型に流し入れて2をのせ、グラニュー糖をかけ、180℃のオーブンで30〜40分、竹串を刺した時に生地がつかなくなるまで焼きます。
5.粗熱が取れたらお好みのサイズに切り分けて完成です。
基本のむき方をマスターしよう!
いかがでしたか?今回はりんごの基本のむき方や、おすすめのおやつレシピなどをご紹介しました。ぜひこの記事を参考に基本のむき方をマスターして、旬のりんごをおいしく味わってくださいね。