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りんごの保存方法|長持ちのコツ|常温・冷蔵・冷凍を使い分け

りんごの保存方法|長持ちのコツ|常温・冷蔵・冷凍を使い分け

季節を問わず一年中手に入る「りんご」ですが、実は温度変化や乾燥に弱いので、季節や状況に応じて保存方法を変えましょう。今回は環境の温度に適した乾燥させない保存方法を、常温・冷蔵・冷凍別でご紹介します。これらのポイントをおさえて保存することで、おいしさを長持ちさせることができますよ。すぐに実践できる簡単な方法なので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

  • 目次
  • 【常温】りんごの保存方法
  • 1個ずつ新聞紙かキッチンペーパーで包み、常温保存する
  • 【冷蔵】りんごの保存方法
  • 【冷凍】りんごの保存方法
  • 正しい保存でおいしさ長持ち!

【常温】りんごの保存方法

りんごはスーパーなどでは常温で販売されていますが、それは一定の温度で管理されているためです。自宅では、温度の違いによって保存の仕方を変えることで鮮度を保てますよ。りんごは寒さに強いですが温度変化と乾燥に弱いので、高温や直射日光を避け、温度の低い場所で保存し、乾燥からりんごを守ることが大切です。まずは常温保存の方法をご紹介します。

1個ずつ新聞紙かキッチンペーパーで包み、常温保存する

冬の寒い季節は常温で保存できますが、夏場や冬でも暖房が効いている部屋での保存は避け、風通しのいい冷暗所で保存することが大切です。部屋に仕切りがなく温度調節が難しい場合には、日光が当たらないベランダに置いておくのもおすすめですよ。りんごは水分を失うことで、おいしさも失ってしまいます。乾燥しないように気をつけることがポイントです。

🌟クラシルシェフからのコメント🌟
段ボールに入ったりんごは、箱に入ったままの状態で保存しがちですが、りんごもお互いのエチレンガスで熟成が促進されます。同じように1個ずつ新聞紙かキッチンペーパーで包んで段ボールに保存しましょう。

【冷蔵】りんごの保存方法

りんごに適した保存温度は0~5℃と言われています。暑い季節はもちろん、冬でも適した場所がない場合は、冷蔵庫の野菜室で保存するのがおすすめです。

①1個ずつ新聞紙かキッチンペーパーで包む

りんごの保存には湿度も大切なんです。最適な湿度は85~90%。手間はかかりますが、新聞紙で1個ずつりんごを包んでからポリ袋に入れると、新聞紙が湿度調節を行ってくれるので、よりおいしさをキープできますよ!

②1個ずつポリ袋に入れて野菜室で保存する

🌟クラシルシェフからのコメント🌟
ポリ袋に入れることで、りんごから放出される「エチレンガス(熟成を促進する)」によって他の果物や野菜が傷むのを防ぐことができます。

【冷凍】りんごの保存方法

実は冷凍保存も可能です。丸ごと1個冷凍することはできませんが、薄くスライスしてから冷凍庫で保存して、半解凍で食べるとシャーベットのような味わいが楽しめますよ。スムージーやアップルパイなど、お菓子作りに活用するのもおすすめです。

①りんごを薄く切る

りんごの皮は、用途や好みに合わせてむいてくださいね。

②塩水かレモン汁が入った水に浸ける

りんごの変色を防ぐための大切なポイントです。塩水は水400mlに塩1g程度、レモン汁は数滴で十分です。

③水気をよく拭き取る

水気が残っていると、冷凍庫で霜がつきやすくなり、風味が落ちる原因になります。キッチンペーパーなどで、水滴がなくなるまで丁寧に拭き取りましょう。

④冷凍用保存袋に重ならないように入れる

⑤空気を抜いて密封してから冷凍庫に入れる

🌟クラシルシェフからのコメント🌟
冷凍するとシャリシャリとした食感は失われるので、そのまま食べるより、ジャムやコンポート、スムージーなど、加熱したりミキサーにかけたりする料理に向いています。

正しい保存でおいしさ長持ち!

年間通して手に入りやすいりんごですが、やはり旬の時期に食べるのが一番ですよね。乾燥を避け、低い温度で保存することが、おいしさをキープするポイントです。あとは季節や状況に応じて常温か冷蔵庫を使い分けて保存しましょう。

クラシルではりんごの選び方についてもご紹介しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。

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