最終更新日 2023.12.6

シャトーブリアンってどんなお肉?特徴やおいしく食べるコツを解説!

シャトーブリアンってどんなお肉?特徴やおいしく食べるコツを解説!

「幻の部位」と呼ばれるほど、希少価値の高い牛肉「シャトーブリアン」。驚くほど繊細な口当たりと濃厚な旨み、上品な風味など、たくさんの魅力にあふれた最高級のお肉なんです!今回は、そんなシャトーブリアンの特徴のほか、名前の由来、ステーキなどおすすめの調理法もご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。

  • 目次
  • シャトーブリアンとは
  • シャトーブリアンとほかのお肉の違い
  • シャトーブリアンのおいしい食べ方
  • 特別な日はシャトーブリアンで決まり!

シャトーブリアンとは

「シャトーブリアン」とは「ヒレ」と呼ばれる牛の肋骨の内側に位置する部位の、中央付近にあるお肉のことです。実はヒレ肉は、一頭の牛から約3%しか取れない高級部位。ヒレ肉のほんの一部であるシャトーブリアンは、さらに希少性の高い最高級部位で「幻の部位」や「究極の赤身」と呼ばれることもあるんですよ。

そんなシャトーブリアンの特徴は、なんといってもそのやわらかさ。脂肪分が少ない赤身部分でありながら肉質のきめが非常に細かいので、驚くほど繊細な口当たりとあっさりとしていながらも濃厚で上品な旨みを楽しむことができます。

ちなみに「シャトーブリアン」という名前の由来については諸説ありますが、ある説によるとそのはじまりは19世紀ごろ。フランスの革命家の大好物だったことから、その名を取って「シャトーブリアン」と呼ばれるようになったと言われています。

シャトーブリアンとほかのお肉の違い

そもそも、ひとくくりで「牛肉」といってもその種類はさまざま!ジューシーで濃厚な味わいが特徴の「ロース」、煮込みやしゃぶしゃぶ、焼肉、牛丼など幅広いお料理に使うことができる「バラ」など、部位によってその味わいや食感、調理法調理法はガラッと異なります。

先ほどもご説明した通り、今回のメインテーマであるシャトーブリアンは、一頭の牛から約3パーセントしか取れない高級部位「ヒレ」の中央部に位置しています。ヒレは牛の肋骨の内側にあるお肉で、しっとりやわらかい「テート」、霜降りが入りやすい「ミニョン」、しっかりとした赤身の「トゥルヌド」、そしてヒレ肉の中でも最高級のおいしさを誇る「シャトーブリアン」の4つに分けることができます。

シャトーブリアンは筋肉がほとんどつかない部位のため、肉質はきわめてやわらか。脂肪分が少ないのも特徴で、ロースやサーロイン、バラ肉など脂を適度に含む部位よりもくどくなく、ジューシーなのにさっぱりといただけるのも魅力的です。このあとシャトーブリアンにぴったりな調理法をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

シャトーブリアンのおいしい食べ方

ここからは、ヒレ肉の中でも最もやわらかく、旨みがたっぷり詰まったシャトーブリアンをおいしく食べる方法をご紹介します。

シャトーブリアンは肉質自体はやわらかいものの脂肪分が少ないため、必要以上に火を通しすぎると固くなってしまうことも。加熱時間が長くなりがちな炒め物や煮込み料理は避け、短時間で効率よく火を通せ、お肉本来のポテンシャルを存分に味わえるステーキでいただくのがおすすめです。

焼き方自体は一般的なステーキと変わりませんが、シャトーブリアンは分厚いためお肉自体が冷たいまま焼くと焼きムラができたり、中まで火が通らないことがあります。 お肉は焼く30分ほど前に冷蔵庫から出し、常温に戻しておきましょう。焼く直前に塩こしょうで下味をつけると肉の旨みが逃げず、ジューシーな味わいに仕上がります。

加熱しすぎないように注意して、カリッと香ばしく焼き上げればできあがりです。ほかのお肉とはひと味違う、シャトーブリアンならではのおいしさをお楽しみくださいね。

ステーキのおいしい焼き方を知りたい方はこちらもチェック!

特別な日はシャトーブリアンで決まり!

いかがでしたか?今回は、シャトーブリアンの特徴やおいしく食べるコツをご紹介しました。一頭の牛からほんのわずかしか取れない最高級部位シャトーブリアン。お値段は張りますが、その分おいしさは格別です!誕生日やクリスマス、おもてなしに自分へのご褒美など、特別な日やお祝いにぜひ味わってみてくださいね。

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