ネバネバとした食感と特有のほろ苦さが魅力の「モロヘイヤ」。粘り気があるので食欲がないときでものどを通りやすく、栄養もあり、嬉しいことずくめの野菜です。しかし、買ったはいいけれど使い切る前にしなびてしまった…という経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか?
モロヘイヤの保存方法|長持ちのコツ|乾燥を避ける

そこで今回は、モロヘイヤの正しい保存方法をご紹介します。ぜひ、参考にしてみてくださいね!
- 目次
- 最大の敵は乾燥!水分の蒸発を防ぐ
- 冷蔵庫の野菜室で保存
- 生のまま冷凍庫で保存
- 下ゆでしてから冷凍庫で保存
- 正しい保存方法でモロヘイヤの鮮度をキープしよう
最大の敵は乾燥!水分の蒸発を防ぐ
モロヘイヤは乾燥を嫌う野菜です。 そのまま保存しようとすると、葉から水分が蒸発してどんどんしなびていってしまいます。正しい方法で保存をし、長持ちさせましょう。
冷蔵庫の野菜室で保存
①濡らしたキッチンペーパーでモロヘイヤの茎を包む
②新聞紙でモロヘイヤ全体を覆う
③ポリ袋に入れて密閉し、冷蔵庫の野菜室で立てて保存する
【ポイント】
茎を濡らしたキッチンペーパーで包むことで、水分が失われるのを防ぎます。キッチンペーパーが乾いてきたら新しいものに交換しましょう。ただし、モロヘイヤの葉に水分がついてしまうと濡れた部分から傷んでしまう可能性があるので、キッチンペーパーは茎のみに巻いてくださいね。
生のまま冷凍庫で保存
①モロヘイヤを洗ってキッチンペーパーで水気を拭き取る
②茎と葉に分ける
③それぞれ冷凍用保存袋に入れて、冷凍庫で保存する
【ポイント】
モロヘイヤに水気が残っていると、冷凍したときに霜がついてしまいます。おいしさを損なう原因となるので、あらかじめしっかりと水気を拭き取っておくことが大切です。調理に使うときは凍ったまま鍋やフライパンに入れてOK!かならず加熱してからお召し上がりください。
下ゆでしてから冷凍庫で保存
①モロヘイヤの茎と葉を分ける
②鍋に湯を沸かして塩少々を入れ、葉と茎をそれぞれゆでる
③ゆでたモロヘイヤを冷水にとり、粗熱が取れたらキッチンペーパーで水気を拭き取る
④冷凍用保存袋に入れて密封し、冷凍庫で保存する
【ポイント】
ゆでるときに塩を加えることで、葉が鮮やかな緑色に仕上がります。加熱しすぎると食感が失われておいしさが半減してしまうので、葉は10秒~20秒、茎は1分前後ゆでたら取り出すようにしましょう。鮮度を保つには、凍るまでの時間を短縮することが重要です。冷凍庫の急速冷凍モードを活用したり、金属製バットの上で冷凍するとよりおいしさをキープできますよ!冷凍したモロヘイヤは、かならず加熱調理してお召し上がりくださいね。
正しい保存方法でモロヘイヤの鮮度をキープしよう
いかがでしたか?今回は、モロヘイヤの保存方法をご紹介しました。冷蔵庫の隅でいつの間にかしなびてしまいがちなモロヘイヤも、ひと手間かけるだけでおいしさを長持ちさせることができますよ。
クラシルでは、モロヘイヤの選び方もご紹介しています。そちらもぜひ参考にしてみてくださいね!

