2021.4.27

ネクタリンの選び方と栄養素|買い物で役立つ基本の「き」

桃の一種である「ネクタリン」。あまり聞き覚えのない果物かもしれません。見た目はスモモに似ていて、皮が赤く、しっかりした黄色い果肉が特徴です。桃に比べて酸味が強く、完熟すれば甘酸っぱく濃厚な味わいを楽しむことができます。

また、ネクタリンの黄色い果肉には、βカロテンなど桃とは異なる栄養素が含まれているんです。

今回は、ネクタリンに含まれる栄養素や、おいしいネクタリンの選び方についてご紹介します。ぜひお買い物の際の参考にしてみてくださいね。

ネクタリンってどんな果物?

ネクタリンは桃の変種で、6~7世紀に中央アジアのトルキスタン地方原産とされています。日本に導入されたのは明治時代です。

一般的な桃は、表面に産毛が生えているので「毛桃」と呼ぶのに対し、ネクタリンはこの産毛がなくつるんとしているので別名「油桃」とも呼ばれます。

ネクタリンの主要産地は長野県で、国内の生産量のおよそ6割を占めています。その他、福島県、青森県、山梨県などで生産されており、栽培面積はあまり多くはなく、桃の2割ほどです。

ネクタリンの旬は桃と同じく7~9月の夏場で、最盛期は8月です。

参考:農林水産省統計(平成29年産特産果樹生産動態等調査)

代表的な品種はこちら

■秀峰(しゅうほう)

国内の主要品種のひとつ。長野県で誕生した晩生種で、9月中旬ごろまで出回ります。250g前後と比較的大玉で、果肉は濃い黄色。甘味と酸味のバランスが良く、果汁が多くジューシーです。

■ファンタジア

アメリカで育成され1969年に発表された品種で、日本にはその翌年に導入されました。250gとサイズは大きめで、果肉はち密でややかため。日持ちの良さが特徴です。甘味と適度な酸味があり、果汁も多く濃厚な味わいです。

■サマークリスタル

長野県で生まれた品種で、収穫時期は7月。果肉は一般的な黄色ではなく桃のような白色で、甘味が強く酸味が少なめです。熟すと桃に近い味わいですが、香りは桃ほど強くは感じられません。

主要な栄養素はこちら

ネクタリン100gに含まれる主な栄養素は以下の通りです。

・ エネルギー 43kcal

・ 炭水化物 10.7g

・ 食物繊維 1.7g

・ カリウム 210mg

・ ビタミンA(βカロテン当量) 240μg

・ ビタミンE(αトコフェロール)1.4mg

・ ビタミンC 10mg

※参考:文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(七訂)

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