夏に旬を迎える「きゅうり」。ポリポリとした食感やみずみずしさが魅力の野菜ですが、じつは冷凍保存ができることはご存知ですか?今回はきゅうりの冷凍方法と、おすすめの調理法やレシピをご紹介します。冷凍方法を覚えておけば、お得な大袋できゅうりを買っても安心!ぜひ最後までご覧くださいね。
実は“きゅうり”も冷凍できる!知っておきたい便利な保存方法を検証してみた
きゅうりの冷凍は「スライス」がおすすめ!
きゅうりを冷凍するのは、なかなか思いつかない方も多いのでは?じつは冷凍するととっても便利なんです。冷凍したきゅうりは食感が変わるため、サラダや野菜スティックなど食感を楽しむ料理にはあまり向いていません。
しかし、スライスにしてから冷凍すると、解凍したときに塩もみをしたような状態になるので、酢の物やポテトサラダに加えるといったいろいろな使い方ができるんですよ。
まずは、冷凍方法を見ていきましょう!
冷凍方法
洗って水気を拭き取ったきゅうりを薄くスライスします。
あとは冷凍保存用の袋にスライスしたきゅうりを入れ、冷凍庫に入れたら完了です!
袋に入れるときは、なるべく平らな状態にするのがポイント!塊にならず、また早く凍らせることができるので、品質の低下が抑えられますよ。
解凍方法
冷凍保存したきゅうりは、自然解凍をして使います。解凍したきゅうりは水分が出るので、ぎゅっと水気を絞りましょう!
水気を絞ると、このように塩もみをしたような状態になります。ここまでできたら、あとはお好みの方法で料理に使ってくださいね。
おすすめの調理法
冒頭でもお伝えしたように、冷凍したきゅうりは酢の物や和え物、漬物、ポテトサラダなどに使うのがおすすめです。
実際に酢の物にして食べてみると、ポリポリとした食感もほどよく残っていて、いちど冷凍したとは思えないフレッシュな味わいでした!水っぽさや臭みもなく、とてもおいしく食べられましたよ。
生のきゅうりで酢の物を作るときは、塩をまぶし時間を置いて絞る、塩もみのひと手間が必要ですよね。まとめてスライスして冷凍しておけば、塩もいらず工程を減らせるのもうれしいポイントです!冷凍したきゅうりはなるべく早めに使い切るようにしてくださいね。
おすすめレシピをご紹介!
きゅうりの冷凍方法をご紹介したところで、ここからは覚えておきたいおすすめレシピをご紹介します!今回は、箸休めやおつまみにあるとうれしい酢の物のレシピをピックアップしました。
あると嬉しい!シンプルなきゅうりとワカメの酢の物
シンプルな材料で簡単に作れる、きゅうりとわかめの酢の物のご紹介です。酸味が効いていてさっぱりと食べられるので、これからの暑い時季にもぴったりな一品。こってりとしたおかずとも相性抜群です。冷凍したきゅうりを使えばさらに簡単に作ることができるので、献立のレパートリーに加えてみてくださいね。
材料(2人前)
- きゅうり・・・1本
- 塩・・・小さじ1/4
- わかめ (乾燥)・・・2g
- 水・・・300ml
- (A)砂糖・・・小さじ2
- (A)酢・・・大さじ1
- 塩・・・小さじ1/4
- 白いりごま・・・適量
作り方
1.きゅうりはスライサーで薄切りにして、塩を加えて揉みこみます。10分ほど置き、流水で洗い、水気を絞ります。
2.わかめはパッケージの表記通りに水で戻し、水気を切ります。
3.ボウルに(A)を入れて混ぜます。
4.別のボウルに1、2、3を入れて和えます。
5.塩で味を調え、器に盛り付け、白ごまをかけて完成です。
冷凍保存できゅうり料理をもっと手軽に!
いかがでしたか。今回はきゅうりの冷凍保存方法と、おすすめレシピをご紹介しました。きゅうりを冷凍すると、保存しやすいだけでなく調理の手間も減らすことができます。きゅうりを食べる機会が増えるこれからの時季に、ぜひ冷凍保存を試してみてくださいね。
※20歳未満の飲酒はやめましょう。