卵を使おうと割ってみたら、血が混じっていたという経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか?そのまま食べても大丈夫なのか、ちょっと不安になりますよね。今回はそんなお悩みを解決!卵に血が混じることがある理由について、深掘りしていきますよ。卵を使った人気の簡単レシピもご紹介するので、ぜひ最後までご覧くださいね。
“卵”を割ったら血が混じっていた!食べても大丈夫?気になる疑問に「そうだったのか」「早く知りたかった!」

なぜ血が混じるの?
ときどき目にすることがある「血の混じった卵」。なぜ血が混じってしまうのか不思議ですよね。
卵に血が混じるのは、親鶏に何らかのストレスが加わったことが原因です。外気の急激な変化や大きな物音など、鶏に一時的なストレスがかかると、卵巣や輸卵管の毛細血管が切れてしまい、そこから流出したごく少量の血液が卵黄膜に付着してしまうんですね。
もちろん農場では鶏にストレスを与えないように気を配っていますが、生理現象なのでどうしても完全には防ぎきれません。鶏は私たちが思っている以上にデリケートなんですね。
食べても大丈夫?
少量の血であれば、食べても問題ありません。血の部分を取り除けば、生食もOKです。もし気になるようであれば、血の部分を取り除いてから加熱して食べるといいですよ。
ちなみに、卵白全体に血液が大量に混入している場合は、食用を控えたほうがよいとされています。
卵を使った人気の簡単レシピをご紹介!
さてここからは、卵を使った人気の簡単おかずレシピをご紹介します。朝ごはんにもおすすめなカニカマたまごや、味の染みた半熟の味玉など、簡単でおいしい人気のレシピばかりです。ぜひチェックしてみてくださいね。
1.簡単 カニカマたまご
包丁いらずでとっても簡単に作れる、カニカマたまごのレシピをご紹介します。旨みたっぷりのカニカマとまろやかな卵が相性抜群で、シンプルな味つけがごはんとよく合いますよ。ササッと短時間でできるので、時間のない朝ごはんにぴったり!黄色の卵に赤いカニカマが映えて、食卓がパッと明るくなりますよ。
材料(2人前)
- 卵 (Mサイズ)・・・4個
- カニカマ・・・6本
- (A)しょうゆ・・・小さじ2
- (A)砂糖・・・小さじ2
- サラダ油・・・大さじ1
- 小ねぎ (小口切り)・・・適量
作り方
1.カニカマは手でほぐします。
2.ボウルに卵、(A)を入れ溶きほぐします。1を入れ混ぜ合わせます。
3.強火で熱したフライパンにサラダ油をひき、2を流し入れます。大きく混ぜながら卵が半熟状になったら火から下ろします。
4.お皿に盛り付け小ねぎをのせて完成です。
2.とっても簡単!卵とトマトの中華風炒め
時間がないけれどあと一品ほしいときには、こちらの卵とトマトの中華風炒めはいかがでしょうか?マヨネーズを加えてふんわり炒めた卵に、甘酸っぱいトマトがよく合う炒め物です。鶏ガラスープの中華風の味つけで、ごはんが進みますよ。彩りもいいので、晩ごはんおかずのレパートリーにぜひ加えてみてくださいね。
材料(2人前)
- トマト・・・2個
- 卵 (Mサイズ)・・・2個
- (A)鶏ガラスープの素・・・小さじ1
- (A)マヨネーズ・・・小さじ1
- 塩・・・ふたつまみ
- 粗挽きこしょう・・・ふたつまみ
- サラダ油・・・大さじ1
- 小ねぎ (小口切り)・・・適量
作り方
1.トマトは半分に切り、ヘタを取り除いて8等分のくし切りにします。
2.ボウルに卵を溶きほぐし、(A)を加えて混ぜ合わせます。
3.中火で熱したフライパンにサラダ油をひき、2を流し入れ、菜箸で大きく混ぜ、半熟状になったら一度取り出します。
4.フライパンの余分な油を拭き取り、中火で熱し、1を入れて炒めます。トマトがしんなりしたら3を戻し入れます。
5.塩、粗挽き黒こしょうを入れて炒め合わせ、全体に味がなじみ、卵に火が通ったら火から下ろします。
6.器に盛り付け、小ねぎを散らして完成です。
3.とろーり半熟ゆで卵で作るしみしみ味玉
とろーり半熟がたまらない、しみしみの味玉レシピをご紹介します。味つけはめんつゆだけでとっても簡単!しっかりと味がしみこみます。沸騰したお湯に卵を入れて6分ゆで、氷水でしっかり冷やすことで、ちょうどいい半熟のゆで卵ができますよ。ごはんにもお酒にもよく合うので、晩ごはんの一品にぜひどうぞ。
材料(2個分)
- 卵 (Mサイズ)・・・2個
- お湯・・・適量
- 氷水・・・適量
- めんつゆ (2倍濃縮)・・・100ml
添え物
- 大葉・・・1枚
作り方
準備.卵を常温に戻しておきます。
1.鍋にお湯を沸騰させ、卵を入れて中火で6分ゆでます。
2.卵を取り出して氷水につけて粗熱を取り、殻をむきます。
3.ポリ袋に入れて、めんつゆを加え、ポリ袋の口を縛り、冷蔵庫で半日寝かせます。大葉を敷いた器に盛り付けて完成です。
卵の簡単おかずは大人気!
いかがでしたか?今回は卵に血が混じる現象についてと、卵を使った人気の簡単おかずレシピをご紹介しました。ご紹介したレシピはどれも本当に簡単なのに、味わいは抜群の人気おかずばかりです。家族みんなが喜ぶこと間違いなしなので、ぜひレパートリーに加えてみてくださいね。
※ご高齢の方や、2才以下の乳幼児、妊娠中の女性、免疫機能が低下している方は卵の生食を避け、仕上がりが半熟状態になる場合はしっかりと加熱してお召し上がりください。
※20歳未満の飲酒はやめましょう。