最終更新日 2023.3.30

ゆで卵は「水」から茹でる?それとも「お湯」から?失敗しにくいのはどっち?【ゆで時間の早見表もご紹介】

ゆで卵は「水」から茹でる?それとも「お湯」から?失敗しにくいのはどっち?【ゆで時間の早見表もご紹介】

トッピングや煮卵、サラダなどさまざまな場面で活躍する「ゆで卵」。卵をゆでるときは水からなのか、お湯からなのか、悩んだことはありませんか?意外と作るのが難しいゆで卵。今回は、ゆで卵を上手に作るポイントを紹介します。ゆで卵を使ったおすすめレシピもご紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。

ゆで卵は水から?お湯から?正解はあるの?

固ゆでのゆで卵なら、水からでもお湯からでも仕上がりにあまり違いはありません。しかし、半熟や黄身をやわらかめに仕上げたいなど、ゆで加減を正確にしたい場合には沸騰したお湯からゆでるのがおすすめです。
半熟ややわらかめに仕上げるときは、ゆで時間や水の温度が肝心です。冷たい水からゆでると、火加減や鍋の大きさ、水の量によって沸騰までの時間が変わってしまいます。そのため時間を計っていても仕上がりにバラつきが出てしまうので、お湯からゆでる方がいつでも同じ仕上がりになりやすいんです。

ただし、水からゆでた方がいい点もあります。なんといっても、水からゆでる方が断然楽ですよね。ここからは水からゆでるメリットやゆで方の目安をご紹介しましょう!

水からゆでるとこんなメリットも!

水からゆでるとどんなメリットがあるのでしょうか。

水からゆでると、卵と水の温度差が少ないのでひび割れが防げます。そのため冷蔵庫から取り出した卵をすぐに使いたいときなども、水からゆでた方が殻が割れにくいんです。お湯に卵を入れる場合、鍋底に当たるのも割れる原因になりますよね。鍋に卵を入れてから水を注ぎ火にかけると、失敗しにくいですよ。

また、黄身の色は水からゆでた方がきれいに仕上がります。水からゆっくり加熱することにより均等に火が通るため、黄身の色が均一になるんです。半分にカットしたときにきれいなゆで卵を作りたいときなどは、水からゆでるのがおすすめです。

黄身がとろとろの煮卵など半熟たまごを作りたいときはお湯から、急いでいるときや、きれいな黄身にしたいときは水からなど、使い分けるとよさそうですね。

水からゆでても好みの固さにする目安をご紹介!

「水からでも好みの固さにゆでたい!」そんな方には必見の、水からゆでる場合の目安をご紹介します。鍋の大きさや水の量などで時間は多少変わりますが、参考にしてみてくださいね。

準備から沸騰まで
鍋に常温に戻した卵を入れ、かぶる程度の水を注ぎ、中火に熱します。加熱中は黄身が中心に寄るように、時々菜箸で優しくかき回します。

とろとろ半熟卵
沸騰したら弱火にして更に5分、加熱時間の合計が8~10分程度で、黄身がとろとろの状態の半熟卵になります。

黄身がゆるく固まったゆで卵
沸騰したら弱火にして更に7分、加熱時間の合計が10~12分程度で、黄身が流れ出ない程度のゆるく固まったゆで卵になります。

白身も黄身も固いゆで卵
沸騰したら弱火にして更に10分、加熱時間の合計が13~15分程度で、白身も黄身もしっかりと固まったゆで卵になります。

仕上げ
ゆで上がったらザルにあげ、すぐに氷水で冷やします。卵が冷えたら殻にヒビを入れ、優しく殻を剥きます。

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理想のゆで卵を作ってみよう!

ゆで卵は、シンプルなだけに意外と難しいものですよね。水からゆでる場合もお湯からゆでる場合も、ポイントを覚えておけば理想のゆで卵を作ることができますよ。調理しやすい方法で試してみてくださいね。

ゆで卵を使ったおすすめレシピをご紹介!

ここからは、ゆで卵を使ったおすすめレシピをご紹介します。今回は「アボカドとブロッコリーのゴロゴロたまごサラダ」をピックアップ!ゆで卵はお好みの固さで用意して、ぜひ作ってみてくださいね。

アボカドとブロッコリーのゴロゴロたまごサラダ

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おもてなしにもおすすめの、アボカドとブロッコリーのゴロゴロたまごサラダのご紹介です。まろやかなマヨネーズにレモン汁で酸味を効かせた特製ドレッシングが、なめらかな食感のアボカドにマッチ!ゆで卵やブロッコリーなどの大ぶりな具材を加えた、食べ応えもばっちりな一品ですよ。簡単に作れるので、ぜひお試しくださいね。

材料(2人前)

  • ゆで卵・・・3個
  • アボカド・・・1個
  • ブロッコリー・・・120g
  • (A)マヨネーズ・・・大さじ2
  • (A)EVオリーブオイル・・・大さじ1
  • (A)レモン汁・・・小さじ1
  • (A)すりおろしニンニク・・・小さじ1/2
  • (A)塩・・・小さじ1/4
  • (A)黒こしょう・・・ふたつまみ

作り方

1.ブロッコリーは茎を切り落とし、小房に分けます。耐熱ボウルに入れて濡らしたキッチンペーパーをのせ、ラップをかけ、600Wの電子レンジでやわらかくなるまで2分加熱します。
2.アボカドは半分に切り、種を取り除いて皮をむき、2cm角に切ります。
3.ゆで卵は半分に切ります。
4.ボウルに(A)を入れてよく混ぜ合わせ、1、2、3を加え、全体に味がなじむように混ぜ合わせます。
5.器に盛り付けてできあがりです。

好みの固さでゆで卵を作ってみよう!

いかがでしたか?今回はゆで卵の作り方のポイントと、ゆで卵を使ったおすすめレシピをご紹介しました。好みの固さのゆで卵が、いつも簡単に作れたらうれしいですよね。ご紹介したゆで時間を覚えておくと何かと便利ですよ。ゆで卵を作るときはこの方法を思い出してみてくださいね。

※ご高齢の方や、2才以下の乳幼児、妊娠中の女性、免疫機能が低下している方は卵の生食を避け、仕上がりが半熟状態になる場合はしっかりと加熱してお召し上がりください。

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