新食感！ライスペーパークロワッサンって何？失敗しない作り方もご紹介

今SNSなどでも話題になっている「ライスペーパークロワッサン」を知っていますか？生春巻きなどで使われるライスペーパーを重ねて、オーブンで焼き上げる新感覚のクロワッサンです。グルテンフリーということもあり、海外でも話題になっているんですよ。今回はそんなライスペーパークロワッサンの作り方や特徴について解説します。

ライスペーパークロワッサンとは、その名の通り「ライスペーパーを使って作るクロワッサン」のことです。作り方は後ほど詳しく説明しますが、溶かしバターや砂糖で作る卵液に浸したライスペーパーを数枚重ね、クロワッサンの形にしてオーブンで焼き上げて作ります。

小麦粉は使わずライスペーパーを使うため、グルテンフリーということもあって海外で話題となり、日本でも注目されるようになりました。

グルテンフリーであることは流行った理由のひとつですが、ライスペーパークロワッサンにはほかにも話題になる要素がありました。

通常、クロワッサンは生地をこねて折りたたむを繰り返して作りますが、ライスペーパークロワッサンはライスペーパーと卵液の材料さえあれば作れます。時間と手間をかけずに作れるというのが1つ目の魅力です。

ライスペーパーで作るクロワッサンは、通常のクロワッサンと同じように外側はパリッと仕上がりますが、中がお餅のようにモッチモチの食感になるのです。クロワッサンとお餅の間のような、ほかのスイーツやパンにはない食感を楽しめます。

近年は、日本をはじめ、海外でももちもちとした食感のスイーツやグルメが流行っているので、そういった理由もありライスペーパークロワッサンも注目されたのかもしれませんね。

それでは早速、ライスペーパークロワッサンの作り方を確認してみましょう！ライスペーパーに卵液をたっぷりと染み込ませるのがおいしく仕上げるコツです。そうすることで、焼いたときにしっかりと膨らみます。

🥣材料🥣
・ライスペーパー

［ライスペーパーを浸す卵液の材料］
・【A】卵
・【A】砂糖
・【A】牛乳（豆乳も可）
・【A】溶かしバター
・【A】ベーキングパウダー
・【A】バニラオイル　または　バニラエッセンス

ボウルやバットに【A】の材料をすべて入れ、泡だて器で混ぜ合わせます。牛乳は豆乳に代えてもおいしく作れますよ！

①で作った卵液にライスペーパーを1枚ずつ、やわらかくなるまで浸しましょう。

☝️クラシルシェフのコツとポイント☝️
※卵液はライスペーパーの大きさに合うような深めのお皿や浅めのボウルを使うと便利ですよ。

やわらかくなるまで浸したライスペーパーを重ねます。5〜6枚ほど重ねたらハサミで三等分にカットしましょう。左右は半月型、真ん中は扇形になるイメージです。画像では3枚重ねていますが、5枚以上だとより食感がよくなり、食べごたえも出ますよ！

☝️クラシルシェフのコツとポイント☝️
包丁でも切れますが、キッチンバサミを使うのが切りやすくておすすめです。

③の工程で3等分にしたうち、半月型の生地を縦にして扇型（真ん中）の生地に重ねます。

残りの半月型の生地も重ねます。このとき、真ん中の生地の手前側に置き、横向きになるように重ねてくださいね。

生地を重ねたらクロワッサンの形にしていきます。手前から奥に向かって生地をくるくると巻いていくと、クロワッサンのような見た目になりますよ。

⭐️クラシルシェフのアレンジポイント⭐️
生地を巻いてクロワッサン風の形にしたら、上からグラニュー糖などをふりかけるのもおすすめです！グラニュー糖をかけてから焼くと、香ばしい味わいに仕上がります。

生地をクロワッサンの形に成形したら、オーブンを170度に予熱し、30分ほど焼けば出来上がりです！

⭐️クラシルシェフのアレンジポイント⭐️
中にチョコを入れて巻いたり、シナモンを仕上げに振りかけてもおいしいので、お好みの具材を入れて試してみてくださいね！

さてここからは、ライスペーパークロワッサンのおすすめレシピをご紹介します。チョコレートを使ったアレンジなど、さまざまな食べ方があるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

今回は、巷で話題のライスペーパークロワッサンについてご紹介しました。近年、ライスペーパーを使ったスイーツが流行っていますが、ついにクロワッサンまで生まれました。ライスペーパークロワッサンはアレンジもしやすいので、お好みの具材を巻き込んで作ってみてはいかがでしょうか。また今後どんなライスペーパー活用フードが出てくるのか楽しみですね。