最終更新日 2022.3.9

クロテッドクリームの特徴を解説!手軽な代用レシピもご紹介

伝統的なアフタヌーンティーの主役といえば、サクッと香ばしい「スコーン」。そのままでもおいしいですが、本場イギリスでは「クロテッドクリーム」という濃厚なクリームをたっぷりと塗っていただきます。しかし、日本のスーパーでは取り扱いが少なく、あまり食べたことがない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、クロテッドクリームの特徴や使い方について解説します。バターとの違いやスコーン以外の活用方法、生クリームを使った代用レシピも合わせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

クロテッドクリームとは?

クロテッドクリームとは、バターと生クリームの中間のようなクリームのこと。「クロテッド(Clotted) 」とは「凝固した」という意味で、脂肪分の高い牛乳を煮詰めて一晩寝かせ、表面で凝固した乳脂肪分を集めて作られます。発祥はイギリスで、南西部にあるデボン州、コーンウォール州で古くから使われています。特にデボン州では2000年以上も前から作られている、とても歴史あるクリームなんだとか。

よくバターや生クリームと混同されますが、これら3つの大きな違いは脂肪分の高さです。バターの乳脂肪分は約80%、生クリームは約40%であるのに対し、クロテッドクリームはその中間である60%前後。バターよりあっさりとしていながらも生クリームより濃厚な味わいで、もったりとしたクリーム状をしています。見た目ほどミルクの風味は強くないので、乳製品が苦手な方でも親しみやすい味わいといえるでしょう。

どんなものと一緒に食べる?

クロテッドクリームは、ジャムと一緒にスコーンに塗っていただくのが一般的な食べ方です。クロテッドクリームとスコーン、紅茶のセットを「クリームティー」と呼び、それに加えてケーキやサンドイッチなども一緒に楽しむものが「アフタヌーンティー」です。スコーンは素朴な味わいの焼き菓子ですが、クロテッドクリームをたっぷりと塗ることでそのおいしさが引き立ち、リッチで濃厚な味わいをお楽しみいただけます。もちろん、香り高い紅茶とも相性抜群ですよ。

また、イギリスではクロテッドクリームの塗り方にも強いこだわりがあります。デボン州ではスコーンにクロテッドクリームを塗ってからジャムをのせる一方、コーンウォール州ではジャムを塗ってからクロテッドクリームをのせるのが一般的なんだとか。どちらも「自分たちのスタイルの方がおいしい!」と言って譲らないそうですが、ジャムの上にクロテッドクリームをのせる方が、クリーミーな風味をより強く感じることができますよ。

料理での活用法をご紹介!

クロテッドクリームは冷凍保存できないので、一度開封したらできる限り早く使い切ることが大切です。スコーンに塗って食べきれないときは、他の料理に活用してそのおいしさを存分に楽しんでみましょう!いくつか活用方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

◼︎バターの代わりに

クロテッドクリームを手軽に楽しむなら、バターの代わりにパンやパンケーキに塗るのがおすすめです。バターより脂肪分が少ないので、クリーミーでありながらもあっさりとした味わいをお楽しみいただけますよ。

◼︎クラッカーにのせて

生ハムやトマトと一緒にクラッカーにのせると、ワインによく合うオードブルになります。また、ドライフルーツやナッツと一緒にクラッカーにのせて、はちみつをかけてもおいしいですよ。

◼︎料理の隠し味に

カレーなどの煮込み料理やパスタのソース、オムレツなどに隠し味として加えると、グンとコクが増してまろやかな味わいに仕上がります。

◼︎和スイーツに

クロテッドクリームは和菓子とも相性抜群!ゆで小豆やあんトーストなどにトッピングすると、手軽に和スイーツ風にアレンジすることができます。

※ご紹介している活用方法に、はちみつを使用しているものがあります。1歳未満(乳幼児)のお子様はお召し上がりにならないようご注意ください。はちみつは、砂糖でも代用できます。それぞれ種類によって甘さが異なりますのでお好みで調整してください。

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