最終更新日 2023.8.28

柿の保存方法|長持ちのコツ|ヘタを乾燥させない

柿の保存方法|長持ちのコツ|ヘタを乾燥させない

甘くてみずみずしい秋の味覚「柿」。そのまま食べるのはもちろん、スムージーにしたりスイーツのトッピングに使ったりと、活躍の場が広い果物ですよね。ですが、古くなってくると実が柔らかくなりすぎてしまったり、味がぼやけて、おいしさが半減してしまいます。柿を上手に保存する方法をマスターして、鮮度を長持ちさせましょう!ぜひ、参考にしてみてくださいね!

柿の選び方と栄養素について知りたい方はこちら

鮮度長持ちの秘訣はヘタの乾燥対策!

柿を保存するときは、十分に熟しているかどうかで保存場所が変わります。まだ熟していない硬い柿は常温で、熟して食べごろになった柿は冷蔵保存するのがおすすめですよ。

また、保存の際のポイントは「ヘタの乾燥を防ぐ」こと。そうすることで、鮮度を保つことができますよ。

■常温で保存

①柿のヘタを下にしてポリ袋に入れる

②ポリ袋の口を閉じて、20℃前後の風通しのいい場所で保存する

【ポイント】

・熟していない固い柿は、常温で保存することで熟成が進みます。柿はヘタの部分から呼吸をしていますが、呼吸量が大きいほど乾燥しやすく、傷みが早くなります。ヘタを下にして保存することで呼吸量をセーブすることができるので、新鮮さが長持ちします。

・ポリ袋に入れることで、実の水分が蒸発するのを防ぎます。

・直射日光が当たらず、風通しの良いところで保存しましょう。柿が腐敗するおそれがあるため、夏場の常温保存は避けてくださいね。

■冷蔵庫の野菜室で保存

①キッチンペーパーをヘタの大きさに合わせて切り、水で濡らす

②①をヘタに被せて、1つずつラップで包む

③ヘタを下にしてポリ袋に入れ、口を閉じて冷蔵庫の野菜室で保存する

【ポイント】

・ヘタが乾いていると、柿はどんどん柔らかくなってしまいます。水で濡らしたキッチンペーパーを被せると、ヘタが乾燥しないので鮮度を保つことができますよ。さらに、ラップでぴったりと密封して、水分をキープしましょう。

・柿は、温度の低いところで保存することで、熟成を遅らせることができます。ほどよく柔らかくなって食べごろになった柿は、できるだけ早めに冷蔵庫の野菜室に入れてくださいね。

正しい保存方法で柿のおいしさをキープしよう!

いかがでしたか?今回は、柿の保存方法をご紹介しました。程よく熟した食べごろの柿は格別な味わいですよね。保存するときにひと手間かけるだけで、鮮度がグンと長持ちしますよ!

クラシルでは、柿の選び方やレシピもご紹介しています。そちらもぜひ参考にしてみてくださいね!

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