脂がのっていておいしく、魚の中でも人気のある「ぶり」。日本の食卓に欠かせない食材ですが、ぶりの漁獲量が一番多い都道府県はどこだと思いますか?正解発表のあとは、夜ごはんのおかずにぴったりな、ぶりのおすすめレシピをご紹介します。ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
ぶりの漁獲量が日本でいちばん多い都道府県はどこ?3位は島根県、2位は長崎県、気になる1位は…

ランキングの発表!
さっそく発表です!このランキングは、農林水産省の調査を参考に作成しました。年間のぶり類漁獲量を比べています。どの都道府県が1位か、ぜひ予想してみてくださいね。
結果はこちら!
第5位・・・千葉県 6,369 t
第4位・・・岩手県 8,424 t
第3位・・・島根県 10,713 t
第2位・・・長崎県 12,397 t
気になる第1位は...。
第1位・・・北海道 15,344 t
1位は北海道でした!ランキングを見ると北海道から長崎県まで地域に偏りが見られないように、ぶりは日本近海で幅広く漁獲ができる魚なんです。
天然のぶりは冬の12月〜2月が旬で、この時期は「寒ブリ」と呼ばれています。脂がたっぷりのっていてとろけるようなおいしさが特徴です。また、ぶりは成長によって呼び名が変わる出世魚で、地域によっても呼び名か異なりますが、関東では「イナダ(ハマチ)→ワラサ→ブリ」の順に名前が変わります。
[出典]農林水産省「令和2年海面漁業生産統計調査」 (http://www.machimura.maff.go.jp/machi/ranking/result_item.php)
おすすめレシピをご紹介!
さて、ここからはランキングにちなんで、ブリを使った夜ご飯のメイン料理にぴったりなレシピをご紹介します。定番のブリの照り焼きや、ブリの竜田揚げなど、おすすめレシピをピックアップしました。早速チェックしてみてくださいね。
1.絶品 ぶりの照り焼き
甘辛い味つけでごはんが進む和食の定番、ブリの照り焼きをご紹介します。やわらかなブリに甘めのタレがよく絡み、ごはんのおかずにぴったりな一品です。タレはしっかり煮詰めて照りを出すことで、見た目にも食欲をそそります。ブリは塩こしょうをして5分ほど置いたあと、キッチンペーパーで水気を拭き取ると臭みがやわらぎますよ。ぜひお試しくださいね。
材料(2人前)
- ブリ・・・2切れ
- 塩こしょう・・・小さじ1/4
- 薄力粉・・・小さじ1
- 料理酒・・・小さじ2
-----タレ-----
- しょうゆ・・・大さじ2
- 料理酒・・・大さじ2
- みりん・・・大さじ2
- きび砂糖・・・大さじ1
- ごま油・・・大さじ1
- 小ねぎ (小口切り)・・・適量
作り方
1.ブリの両面に塩こしょうをふり、5分程置きます。キッチンペーパーで水気を拭き取り、薄力粉をまぶします。
2.中火で熱したフライパンにごま油をひき、1を入れて焼きます。中に火が通り、表面に焼き色がつくまで両面を2分ずつ焼いたら料理酒を入れて煮絡め、一度取り出します。
3.同じフライパンにタレの材料を入れて中火で煮立たせ、2を戻し入れ、全体に味がなじんだら火から下ろします。
4.お皿に盛り付け、小ねぎをのせて完成です。