トンカツに添えられている、千切りキャベツ。ふんわりとした食感がおいしくて、思わずお代わりしたくなります。お店のように細くてふんわりとした千切りは、慣れていないと難しいですよね。スーパーやコンビニで販売されている、千切りキャベツのパックを利用している方も多いのではないでしょうか。
「ポイントを押さえてお店の仕上がり!?」キャベツを千切りに切る方法とアレンジレシピ

パックを買い忘れたときや、丸ごとキャベツを買ったときに自分でも上手に千切りができたらうれしいですよね。今回はキャベツの千切りを分かりやすく解説します。千切りキャベツを使った簡単でおいしいレシピもご紹介するので、ぜひ最後までご覧くださいね。
コツをつかんで千切り上手!
千切りは1~2mmの細さに切ることをいいます。難しく考えなくても大丈夫!小さなコツをおさえればフワフワの千切りキャベツができますよ。さっそく見ていきましょう。
キャベツは剥がしてバラバラに
キャベツを千切りするとき、大きなかたまりのまま切っていませんか?高さがあると切りにくいので、まずははがして3枚くらいずつ切るのがおすすめです。
丸めてギュッ!
3枚重ねたキャベツを手前から巻いて安定させます。包丁の長さに合わせて切りやすい幅に丸めると、切り残してつながってしまう失敗が防げますよ。キャベツを抑える手でギュッと高さを抑えつつ、指の関節を包丁の腹に添えて、少しずつずらしていきます。
はじめはゆっくり
千切りは速いスピードで切るイメージがありますよね。一定のリズムで切ると細さが安定しやすいですが、はじめはゆっくりで大丈夫。慣れれば、だんだん速く切れるようになりますよ。
材料(3枚分)
- キャベツ・・・3枚
作り方
1.キャベツは重ねて手前から巻きます。
2.端から1~3mm幅に切ります。
ふわふわ千切りキャベツを味わう!
1.千切りキャベツが入った塩つくね
千切りキャベツを入れる、いつもとはひと味違うつくねはいかがでしょうか。つくねは長ねぎや玉ねぎを入れるのが定番ですよね。キャベツを入れてもおいしいんです。千切りにすることで、ふわふわ食感のつくねが味わえます。黒こしょうを効かせたタレがアクセント。お酒のおつまみにも、ごはんのおかずにもなるつくねになりますよ。ぜひお試しくださいね。
材料(2人前)
- 鶏ひき肉・・・200g
- キャベツ (千切り)・・・100g
- (A)片栗粉・・・大さじ1
- (A)すりおろし生姜・・・小さじ2
- (A)マヨネーズ・・・小さじ2
- (A)塩・・・小さじ1/2
- (A)すりおろしニンニク・・・小さじ1/2
-----タレ-----
- ごま油・・・大さじ1
- 鶏ガラスープの素・・・小さじ1
- 黒こしょう・・・小さじ1/3
- 大葉・・・2枚
作り方
1.ボウルに鶏ひき肉、キャベツ、(A)を入れてよく捏ねます。6等分にして、丸く成形します。
2.中火で熱したフライパンに1を並べ、こんがりと焼き色がつくまで5分程焼きます。
3.裏返し、中火で5分程焼いたらタレの材料を加えます。
4.全体にタレが絡み、中まで火が通ったら火から下ろします。
5.大葉を敷いた器に盛り付けて完成です。
2.のりとおかかの千切りキャベツサラダ
とっても簡単!シンプルなキャベツサラダをご紹介します。味つけはごま油と塩だけ、5分で完成する万能メニューです。ふわふわの千切りキャベツなら食べやすく、パクパク食べられるのがうれしいポイント。のり、かつお節、ごま油と香ばしく風味のよい食材の組み合わせはクセになるおいしさです。常備食材でさっと作れるので、覚えておくと便利なおかずです。
材料(2人前)
- キャベツ (千切り)・・・100g
- のり (19×7cm)・・・1枚
- かつお節・・・3g
- ごま油・・・小さじ2
- 塩・・・小さじ1/4
作り方
1.のりは細かくちぎります。
2.ボウルにキャベツ、1、かつお節、ごま油、塩を入れ混ぜ合わせます。
3.全体に味がなじんだら器に盛り付けてできあがりです。
基本をおさえてふわふわ千切りキャベツに!
いかがでしたか?キャベツの千切りは細く切ることで空気を含んで、ふわっふわの食感になります。ぜひマスターしていただき、ふんわりとした口当たりのよい千切りキャベツを使ったレシピも楽しんでくださいね。
※20歳未満の飲酒はやめましょう。